ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.6.10-11 なかなか復調しない

2019-06-11 21:14:33 | 日記

 月曜日。新しい週が始まった。
 朝起きても、全然疲れがとれていない。ワイパックスも昨夜でおしまい。6時間近く続け眠れている筈なのだけれど・・・。
 朝からお天気が悪い。レインコートと長靴でのお出かけを、という天気予報のとおり終日荒天だった。この足の痺れの状態で長靴を履くとますます足裏の感覚が不安、と普通のペタンコ靴を履いて出かけた。帰路は、それはぐっしょりで悲惨だった。

 定例会議やらなにやらであっという間に午前中が過ぎる。PCでメールを打ちながら指先の痛みと痺れが気になる。ようやく手袋を外したが、またお世話になった方が良いだろうか。歩くと足の裏の痺れで本当にバランスが悪い。階段の昇り降りは手すりに捕まらないととても怖い。すっかりおばあさんのようだ。

 土砂降りの中、濡れ鼠で帰宅。玄関で水が滴るコートを攣って、中まで濡れた靴を乾燥機にセットして。気づくと「疲れた」ばかり口から漏れている。
 久しぶりに夕食の支度を済ませて夫の帰りを待った。ようやく食欲が戻った。自分が用意した夕食を摂ったのは1週間ぶりか。ぱくぱくと美味しく食べられることの有り難さを思いつつ、これがずっとは続かないことを受け入れなければならないという、言っても詮無きことをつらつらと思う。

 夕食後はダラダラと眠くなるまで撮り溜めたビデオを沢山観た。
 今回は便秘も下痢もなく、助かった。このまま過ごせますように。
 今月初めてのお花はオレンジのLAリリーが3本、紫のギガンジューム2本、アレカヤシ2本。花言葉はそれぞれ「威厳」、「不屈の心」だ。初夏を感じる爽やかな組み合わせにちょっぴり元気をもらう。

 火曜日。
 昨日の雨に懲りてコートで出かけたが、朝のうちは青空が広がった。
 ワイパックスがないと、夜中と明け方2回もお手洗いに起きる。幸い中途覚醒にならずそのまま寝直すことが出来たけれど、連続してグッスリ眠れないのは加齢のせいだろうか。朝起きて、元気が戻っていない。疲れが取れてスッキリしていないとがっかりする。どうしてこんなに疲れているのだろう。

 一向に引かないどころか、日に日にきつくなる手足の痺れにも気持ちが苛立つ。何があっても次回はハラヴェンを止めよう。夫にも朝から宣言した。夫は「また落ち着いたら始めればいいよ。」と言う。そりゃそうだよね(所詮他人事だよね、という言葉を吐き出しそうになって)、とちょっとやさぐれた気分になる。

 朝、普通便から軟便になった。ああ、このまま止まれと願ったけれど、出勤後は下痢を繰り返した。何度お手洗いを往復することか。昨日、大丈夫かと久しぶりに大好きなアイスクリームのミニサイズを夫と半分頂いたのがまずかったか。それでも大分遠慮したつもりだったのだけれど。
 お昼は同僚とランチで気分転換。ずっとお腹が重苦しくミヤ錠を飲みながら控えめにしておく。夕方からは黒い雲が立ち込めた。気圧のせいか胸痛と息苦しさが出現する。もし元気だったらヨガスタジオに行きたいどころか胃まで痛くなり、脂汗をかきつつ這う這うの体で帰宅した。足の裏は靴の中全てにとても小さな尖った石が敷き詰められているような痛みと違和感がある。手指もPCのキーを叩く度にジンジン痛み、その余韻でしぶとく痺れている。

 そんなわけで、ハラヴェン5クール2回目は1週間経ってもこの低空飛行。明日からは休薬週だから後半には復調してくる筈だけれど、もし明日が治療だったらとても持たない。

 ひと様と比べることは無意味だと充分過ぎるほど分っているけれど、同じ治療を私のようにだらしなくも難儀することなく、淡々と長く続けておられる方もいるのは事実だ。副作用の出方は人それぞれ。凄いなと思うけれど、実際にこうして私の体は悲鳴を上げているのだから、致し方ない。効いている薬をお休みするのは正直忸怩たる思いだ。けれど、ここは頑張りどころではない。名誉ある撤退であることを信じて、次回からは休薬を決断したい。
コメント
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