ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.9.7 エンハーツ32クール目 さらに減量28回目投与後7日目のこと 復調遅れるも、サプライズ

2022-09-07 21:57:52 | 日記

 昨夜もブログアップ後は、焦がしチーズケーキのアイスクリームを半分お腹に入れる。本当に食べられない時には好物のアイスクリームは貴重なカロリー源になる。大分吐き気が収まってきた感じだ。

 水曜日。投与後1週間だ。月初めからずーっと体調不良。お天気も悪く、気圧の所為か頭も痛く、情けないほど気分が冴えない。
 今日も突然の雨に注意の予報。夫が出勤だというのに目覚ましが鳴ってもしっかり消して、ベッドでグズグズ。なんとかリビングまで辿り着くも、すぐによたよたとソファに頽れてしまう。

 夫を送り出し、時間をかけて朝食。今朝もカステラがパン替わり。食後は豊水を2かけ、シャインマスカットを2粒、バナナを1かけと久しぶりに青いアロエヨーグルト。紅茶はロゼロワイヤル。香りはよく分かる。
 青汁とバナナスムージ以外はほぼ普段の朝食に戻っている。もう全く気持ち悪くないといえば嘘になるが、食欲が大分元に戻ってきたのを感じる。食後の遅発性制吐剤カイトリル、臭くて大粒で飲みにくい(今回は割と平気)疲労止めエルカルチンもあと残り2日になった。

 洗濯も昨日終えてあるので、とりあえず急いですべき家事もない。日中一人でずっとリビングにいるのだけれど、全くモノが動いていない。ソファの上に置いたクッションの位置が若干ずれているくらいだ。
 とにかく怠くてたまらない。何もやる気が出ない。何もしたくない。起きたばかり、ただ食事をしただけだというのに、気づけばまた死体のようにソファの上に横になって、いつの間にかウトウトしている。
 なんだか前回より復活が遅い気がする。夕食の支度をのろのろと。野菜の皮を剥いて切るだけでヘトヘトだ。

 ネット記事に目を通したり、メールチェックをしたり、溜まった日記を書いたりとPCの前に座るも根気が続かず、すぐに嫌になってしまう。
 昼食も何か摂らなければ、と思いながらノロノロしているうちにピンポンが鳴る。生協のお届けだ。外は雨。びしょ濡れで汗だくの配達員さんには申し訳ないけれど、挨拶だけ顔を出して「体調が悪いので、あとで自分で入れます。」と対面での受け渡しをパスさせて頂く。
 このところ、毎回配達員さんの顔が違う。人の手配が難しいのだろうか。時間もその人その人で違うのでなかなか落ち着かないし、名前も分からない。

 全てを所定の場所に収めた後、お昼はレンチンパスタとアイス白桃ティー。食後は珈琲ゼリー。
 夕飯の下ごしらえが済んだので、迷いながら8日ぶりのヨガスタジオに向かった。本調子ではないので、岩盤浴でマイペースのゴロゴロウトウトが良いのだが、それだと夫が帰ってくるのと同じ帰宅時間になるので、慌ただしい。
 いつもの復調の感じなら、その前のF先生のビューティーヨガのクラスがちょうどよいリハビリになるのだけれど、今日の体調だとそれもちょっと厳しいかな、と迷ったのだ。

 治療後は、吐き気で水分も固形分もとにかく普段の半分も摂れなくなる。すると、身体はいつ入ってくるかわからない水分や栄養分を溜め込む態勢に入る。だから、よほどの酷い下痢等がなければ、ろくに食べなくても飲まなくても思いのほか体重は落ちない。
 けれど、毎朝体組成計に乗ってみると、中味はしっかり変化しているのが分かる。普段はカラダ年齢が46歳と出るが、それが47歳から49歳となる。BMIは殆ど変わらず、体脂肪率が上がり、筋肉量や推定骨量が減り、内臓脂肪は変わらずもしくは増え、基礎代謝が減り、結果として体内年齢(身体)が老いるのである。
 1週間から10日かけて老いた身体を、治療までの3週間近くかけて元に戻す。その繰り返しである。

 F先生のビューティーヨガのクラスは、今日も盛況で、30名近くの出席者だった。幸い私の定位置辺りは両隣が空いていてスペースが十分だった。スタジオの場所によってはかなりきつそうだったのでラッキー。
 呼吸観察からスタート、座りポーズと四つん這いからのバランスポーズやお尻解しの寝ポーズが済んだらシャヴァーサナ。なんとかリタイアせずに済んだ。それでもいつもよりも全然汗が出なかった。代謝がかなり下がっている。

 終わったらぐったりして、シャワーでもノロノロ時間を食ってほぼ最後になってしまった。往復4,000歩弱、なんとか歩けた。

 帰宅したら夫から家電が鳴っている。仕事が長引いて予定したライナーに乗れないらしく、キャンセルしたいとのことだったけれど、次に振り替えが出来そうなのでそうすることにした。電車の遅延などもあり混乱していたようだった。

 おかげで普段より夫の帰りが遅く、夕食までゆっくり休むことが叶った。
 母にMeet電話で、イマイチ体調の戻りが悪いと言ったら、その顔はいかにも、との反応。明後日の墓参ではもう少し元気になっている筈なのだけれど、天気が悪かったり体調の戻りが悪いようなら延期することにした。

 夫の帰宅とともに夕食を提供。「今回(の治療)も頑張ったね」とサプライズの花束をお土産に買ってきてくれた。秋色の都忘れやリンドウ、クルクマ、薔薇にカーネーション。白、ピンク、ラベンダーカラーといった私の好きな色をベースに黄色のビタミンカラーが刺し色で効いた可愛らしい花束。
 先月は毎月2回のお届けの生花がお休みで、月末に胡蝶蘭の鉢植えが1回だけだったので、家の中が寂しかったから、とのこと。有難いことである。

 早速、玄関に飾っていた胡蝶蘭にちょっと後ろに下がってもらい、いそいそと一番良い位置の花瓶に活けた。綺麗である。どうも有難う。
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