ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.9.21 母の病院付き添いとランチの後もてんやわんや

2022-09-21 21:47:04 | 日記

 昨日は草臥れて、夫も私も早々に瞼が重くなり、日付が変わる前に眠りについた。今日はお天気があまり良くないとはわかっていたけれど、予約して洗濯機を廻しておく。
 スマホアラーム通りに起きてリビングに行くと、夫は早く寝たせいか5時過ぎに目が覚めてしまったとのことで、洗濯物を殆ど干し終えてくれていてびっくり。外は曇天。とてもカラッとは乾きそうにない。それにしてもいきなり涼しいのを通り越して寒いくらいだ。

 夫を送り出す。忘れ物はない?と確認して玄関のドアを閉めるも、2回戻ってくる。1回目は明後日の実家訪問の件で(それは今ではなくてよいのだけれど・・・)、2回目は電動自転車の電池を忘れたと(駐輪場に行って初めて気づいたらしい。)都合3回鍵の開け閉めをしたことになる。嗚呼。忘れ物大王さま。
 そして、テーブルを片付けているとなぜかタブレットの隣にスマホが置いてある。”スマホ、お財布、回数券”は忘れてはダメなもの3つの筈だが、どうしてだろう。もう間に合わない。
 朝ドラを2回視たところで、私も出かける。長袖のワンピースに薄手のジャケットを羽織ったけれど、それでもスース―する寒さだ。

 今日は母の3か月ぶりの泌尿器科の診察の付き添いだ。相変わらずお腹が緩くて、心配だ。途中駅でお手洗いに寄りながら、私鉄とJRとバスを乗り継ぎ、病院前の停留所に到着した。気温は17度しかない。先月は同じ温度計が37度を差していたのに。
 今日はバスがとてもスムーズで予定したよりも10分ほど早く到着した。正面入り口ではない別の入り口から入ると、プレハブに発熱外来があり、咳が聞こえてくる。入口には完全防備をした看護師さんが複数控えている。コロナ第7波はまだ進行中という感じだ。

 検温と消毒をして、エスカレーターで2階へ。母の姿を探すもちょうど死角にいて、すぐわからなかった。ようやく見つけて、隣の席に座る。「今日はまだ呼ばれていないの?」と訊くと、頷く。良かった。間に合った。
 前回は、もし呼ばれても私が到着するまで一人で診察室に入らないで、とお願いしていたのにぱっぱと一人で入ってしまっていたのだった。

 それほど混んでいないように見えたが、それからは長かった。中待合に入れたのは30分後、診察に呼んで頂けたのはその30分後。1時間待ったことになる。
 母は私が到着する前に採血と採尿があったので、先生にお目にかかるまでに2時間かかった計算になる。まあ、私も毎回そのくらい待つのだけれど。

 S先生にご挨拶して母の隣の丸椅子に座ると、早速今朝の採血と採尿の結果シートを下さる。若干赤血球が低めだったけれど、それ以外は問題なし、尿検査も全く問題なし、とのこと。今月末で左腎がん手術からちょうど3年になるので、次回3か月後の診察までに造影CTを撮りたいと仰る。
 先生が提示された3か月後の候補日はちょうど私の治療日とバッティングしたので、1週間前倒しにして頂き、その1週間前にCTの予約が入った。処方箋を書いて頂くうえで、痛みや不眠等不調について訊かれ、なんだか要領の得ない感じで母が答えていたので、少しフォローして診察室を後にした。

 その後、CT撮影に関する問診票や同意書を代理で書いて提出し、会計窓口へ。母がお手洗いに行くというので、私は先に会計と支払いを進める。ちょうど支払いのタイミングで母が戻ってくる。
 病院を出て、薬局経由で帰宅しようと歩き始めると、自分が行こうとする方が近道だと言って、私が入ってきた入口方面から出ようとする。「発熱外来があり、咳をしている人もいるから、遠回りでも正面から行った方が良いのでは」と言ってもどんどん行ってしまう。うーん。
 正面入り口を出たベンチには、酷い咳をしてタオルにくるまって辛そうにしている若い女性がいた。コロナ感染なのだろうか。看護師さんが声をかけていた。

 そして薬局へ到着。先に待っている方がいるので10分か15分待ちます、とのこと。ホテルのラウンジでお昼を予約しているが、その時間に行くには30分後のバスに乗らないと間に合わない。15分待って2人一緒に自宅に戻って改めて出発すると、母の足では間に合わないかも。
 私が薬を受け取って、急ぎ足で実家に薬を置いてから一緒に出れば多分間に合うだろうと踏んで、母には先に家に帰っているように言う。思いのほか寒いので、何か上着も欲しいとも言っていたので。

 分かったと言って母は一足先に帰宅の途へ。10分ほどの待ち時間で薬を受け取ることが出来たので、急いで実家を目指す。予定のバスに乗るまでまだ余裕があったのでほっとして歩き始めた。薬局から実家への道は2通りあるのだけれど、今日はひとまず車が通らない道を選んだ。

 すると遠くに、家で待っている筈の母がこちらに向かってくる姿が見える。既に家からワンブロックほど歩いている。何のために?もし私が別の通りを歩いていたら行き違いになってしまう。私は実家の鍵を持っていていないので、家に着いたところで閉め出しを食うことになる。
 結果、大荷物(漢方薬3か月分はかなりの量だ。)を下げたまま母を探して行ったり来たりして、予定のバスに乗れるどころか、とんでもないことになっていた。

 思わず、「なんで家にいて、といったのに出てきたの?」と声を荒げてしまう。
 「直接別の停留所から乗った方がいいかと思って・・・」と言う。意味不明である。母が持ち帰るには重くて大変だから、私が代わりに受け取って家まで届けようとした薬を、ランチ先まで持ち歩いたら、帰りは結局母が自分で持ち帰らなければならないのに・・・。
 「どうして?」と訊くと、言うに事欠いて今度は「薬局にまた預けて出直せばいいから」とか何とか。いずれにせよ、意味不明である。私はバスの時間も考慮して、私の足で歩いたら〇分かかって間に合う、と計算しているのだから、お願いだから言うことを聴いてほしい、と懇願する羽目になった。

 結局、母は無駄に2ブロック以上歩いて家に戻り、私に文句を言われながら骨折り損のくたびれ儲け。まあこれは自業自得か。急いでお手洗いに行って、薬をテーブルに並べ、エコバッグを畳んで、一息ついて再びバス停を目指す。十分余裕で5分前に到着した。

 バスでは2人とも無事席も確保出来て、予約時間通りにホテルラウンジに到着した。パスタやミックスサンドのランチを摂り、食後は和栗のモンブランやシャインマスカットのショートケーキを追加して2時間ほどお喋り。レモンティーを何杯頂いたことか。先日の北海道旅行や佐原の写真を見せながら説明した。

 母は再びバスで帰宅した。私はJRと私鉄を乗り継いで最寄り駅に到着し、ヨガスタジオへ。今日はF先生のビューティヨガのクラスだ。いつもほぼ満員御礼だが、今日は30人がちょっと欠けるくらいの参加者。
 真ん前と両隣がいなかったので、快適だった。相変わらずバランスポーズはなかなか難しいが、基本座位と四つん這い、仰向けの寝ポーズなのでまったり過ごせるいい時間だ。

 シャワーを浴びてさて、帰ろうとスマホを見てびっくり。なんと明日の夜帰宅予定だと思っていた息子が今晩帰ってくるという。明日は在宅勤務らしい。明日は夫は出勤だし、私も色々予定があるのでお構いは出来ないと伝えてあったのだけれど。夫はスマホを忘れていったので、今晩息子が帰ってくることも知らない。息子とあれこれやり取りすると、新幹線が止まっているとのこと。「予定より1時間遅れて出発したが、帰りはかなり遅くなりそう、夕飯はどうしよう?」というので、「何も用意できないけれど・・・」、とつれない返事。結局、動き出してもかなりの遅延で、食事は帰宅してから、ということになった。

 帰宅すると、生協のお届け物が届いており、取り入れて収納する。洗濯物も取り込んで畳まないといけない。もたもたしているうちに、夫の帰宅時間が迫る。
 ご飯だけ炊いて、また冷凍食品のお助けを借りて、サラダと味噌汁だけ作ってお茶を濁した。

 食後は息子が帰宅するためのベッドメイキングやらなにやら。いやはや、息子のご帰還、大変なことである。
 そうこうしているうちに今月もあと10日を切った。今年も残すところ101日である。

 
コメント
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