清野明子さん情報 1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って 2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです。 3 清野明子さんの唄を聴いてみたい方は是非NHKへのリクエストをお願い致します。下記のリクエストフォーマットからお願い致します。 |
本日の投稿
お早うございます。
このところガーデニングなどテレビの情報が多く、民謡の紹介を怠っていましたが、今日は民謡の話です。
民謡の大会などを聴きに行きますと必ず唄われる曲があります。宮崎県西臼杵群は高千穂町に伝わる「刈干切唄」です。昔、農家では農耕用に牛や馬を飼っていましたが、冬場の餌として「干し草」と言う物を作りました。早朝に大きな鎌で草を刈って来て庭などに干し、乾かして保存します。その時に唄ったのが「刈干切唄」です。因みにこの乾燥した草は大きなカッターで3cm程に裁断され、米糠(こめぬか)と水に混ぜて食べさせます。それを入れる物が「飼葉桶」(かいばおけ)です。
<!-- 刈干切唄 by 晴海洋子 -->
ここの山の 刈干ャすんだよ
明日はたんぼで エー稲刈ろかよ
最早日暮れじゃ 迫迫(さこさこ)蔭るよ ※迫迫=谷
駒よいぬるぞ エー馬草負えよ ※負え=背負え
秋も済んだよ 田の畔(くろ)道をよ ※田の畔道=あぜ道
あれも嫁じゃろ エー灯(ひ)も五つよ ※嫁入り行列の灯
昔は草刈り専用の山がありましたが、今では馬がトラクターに変わってしまったので野原状態の草山は無くなってしまった様です。原っぱには野うさぎやネズミも生息していたので鷲、鷹類が生息する環境が整っていました。
この時期に大量の花粉を撒き散らす、キク科の多年草「セイタカアワダチソウ」です。大きなものは2mにも達します。原産国は北アメリカです。この時期の花粉症の原因とされています。雑草として毛嫌いされていますが、良く見るとミモザにも似て大変綺麗です。