趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

JALで楽しい旅に出かけましょう。

JAL日本航空 先得 JAL 日本航空

中東の空 (シャコバサボテン) CMT APVL、NO JGG

2015-11-28 00:01:00 | 乗り物

 お早うございます。11月24日トルコ、シリア国境でロシア戦闘爆撃機(su-24)がトルコ空軍機(F-16)により撃墜されました。同国境付近が各民族勢力がしのぎを削る場である事を改めて知らせてくれる事件であったと思います。地図中のピンクの四角で示したイドリフ付近(紫色で示したエリア)は反体制勢力のトルクメン(トルコ系)が支配する土地です。この勢力をラタキア付近に駐留するロシア空軍機が攻撃した事実が有るのでトルコ空軍はロシア機の越境を狙っていたと思われます。撃墜後パラシュートで降下中のパイロットを銃撃したのも反体制派(トルクメン)だと思われます。爆撃を受けているグループとしては当然の対応かもしれません。(正規軍なら捕虜にすべきです。)また、オレンジ色で示したクルド人勢力はトルコ、シリア、イラクにまたがっていて独立を目指している様です。そこにIS(イスラム国)が無理やり食い込んで来て難しくしています。正規軍なら空爆で叩いて地上軍が掃討作戦をし平定しますが、ISなどは住民を盾にして戦うので、地上軍の投入はイラクの二の舞になるので躊躇すると思われます。東京大空襲の様な無差別攻撃も出来ず、ISを一網打尽にすることは困難を極めそうです。

 それにしてもアサド政権を支援するロシアにも困ったものです。有志連合と称し空爆を続ける米、仏、露国の今後の行動はどこに向かうのでしょう。アサド一派をロシアに亡命させ、民主的選挙による政権樹立がベストなのですが。

シリア、トルコ国境勢力図

 トルコとシリアの国境には複数の勢力が群雄割拠、民族的な対立もあるようですが武力で恐怖心を煽り、まんまと一大勢力にのし上がってしまったISはシリアとイラクにまたがる広大な土地を手中に収めてしまいました。そんな折、イドリブ北方のトルコ国境でロシア機が撃墜されました。今度はロシアが対空ミサイルでトルコ機を狙っているかもしれません。

SU-24

 シリア上空でIS部隊の攻撃に参加している戦闘機を紹介致します。撃墜されたロシア空軍戦闘爆撃機 tu-24 です。バーチカルスタビライザーが2枚の米海軍艦載機F-14に似ています。

F-16

 トルコ空軍のマルチロールファイター多用途戦闘機多任務戦闘機) F-16 単発ですが軽量なので運動性能は抜群です。

米空軍F-15E

 トルコ領内の空軍基地からISに対する爆撃に参加している米空軍のF-15戦闘機です。ほかにF-16も参加しています。

ラファールM

 パリでのテロ事件以降、急きょシリア沖に派遣された空母シャルル・ド・ゴールから発艦しようとするマルチローラー(多用途機)ラファールM

フランス空母

 フランス海軍の原子力航空母艦、シャルル・ド・ゴール(基準排水量:36,600㌧、全長:261.5m、全幅:64.36m)です。ラファールM12機、シュペルエタンダール20機、E2C 3機他を搭載するフランス海軍のエースです。

 上記の各国戦闘機は対IS「有志連合」 としてまちまちに空爆を実行していますが、ISが町場に移動し、住民を盾にする作戦に移行する事は間違いのない所です。そういう状況でどのようにして平和なシリアを取り戻し、民主的選挙を実行するのかが今後の課題です。平定のセオリーとしては地上軍を投入してISをせん滅しない限り本当の平和はやってきません。誰が虎の穴に入るのかが問題です。

 シャコバサボテン

  暑さ寒さが交互にやってきて不思議な秋でしたが漸く晩秋らしくなってきました。玄関に色を添えてくれるサボテン科の常緑多肉性草本「シャコバサボテン」です。英名ではクリスマスカクタス、店によってはデンマークカクタスのブランドで売られているかもしれません。原産地はブラジルです。西陽の沈む早さに併せたように、あっという間に全開です。花の重さに耐えかねて垂れています。クリスマスまでは持ちません。


丹沢北尾根縦走報告 Part 2 (ドウダンツツジ) CMT DISAPVL、NO JGG

2015-11-23 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。山茶花梅雨が続き、気持ちも曇りがちです。テロ、航空機事故、宝石略奪事件と思わしくない事が続きました。温暖化問題も含め、世界の指導者はいったい何をしているのでしょう。何も決められない事を良い事に中国、ロシアなどが好き勝手をしている事もテロを助長している原因かもしれません。

 ヨーロッパで大きな問題となっている”移民問題”に解決方法は見つかるのでしょうか。移民受け入れに寛容だったフランスですが流石にテロ発生以後は制限する動きが出てきたようです。難民問題に限れば「シリアの内戦」を収拾する事が先決だと思います。そういう意味では選挙を最終目的に設定”し米ロが合意出来た事の意味は大きいと思います。しかし、ロシアにはウクライナ、クリミヤ問題を忘れさせようとの意図も見られるのでその事とは別にして考えて欲しいものです。アサド一家の処遇問題も今後の課題として残ります。

 丹沢北尾根縦走二日目は06:20みやま山荘を出発、13:20に温泉に浸かるまで所要時間7時間、総行程14.4km、標高差1300m、下りとは言え後半の一般道歩きは苦しかった。

蛭ヶ岳北尾根マップ

 丹沢山から蛭ヶ岳ルートはピンク、丹沢最高峰の蛭ヶ岳からいやしの湯への下山ルートはブルーで表示しました。各ポイントの標高は写真の説明に記しておきます。

みやま山荘の朝食

05:27 主食は”しめじ”などの「混ぜご飯」でした。料理は小屋番の方が一人で担当し「混ぜご飯の素」などを使用したものと思われ、質素ですが美味しかったです。

二日目出発

06:23 蛭ヶ岳に向かってみやま山荘西側の登山道を下ります。天候はまずまず、急登は少なく良い縦走になりそうです。

ノイバラ

06:40 クマザサの中に混生するバラ科の落葉低木ノイバラの実です。寒風で枝を伸ばせず平地のものより枝が短めです。

クマザサの尾根道

06:41 不動の峰への緩やかなクマザサの尾根道です。

木道

07:03 平坦な雑木混生の草原には木道が設置されています。間もなく不動の峰休憩所です。

不動の峰休憩所

07:04 不動の峰休憩所(1570m)、冬場の緊急非難所としても重要な施設です。たき火は禁止されていますがストーブによる煮炊きは出来そうです。

水場

07:05 不動の峰休憩所から北側に10分ほど下ると水場が有ります。我々は「みやま山荘」で300円の水を準備しているので水場の小瀬派にはなりませんでした。

不動の峰

07:25 不動の峰(1614m)見過ごせば「いつ通過したのか」判らないほどのピークです。縦走路としては「小高い丘」と言った感じです。

不動の峰を超えると

07:25 クマザサの尾根道を快適に歩きます。人の踏み跡でクマザサが無くなり、土がえぐられていくのが良く判ります。

棚沢の頭

07:35 縦走路の小ピーク「棚沢の頭」(1590m)です。付近には古い指導票が設置されていますが「ユウシン」と言う文字が見えます。南側の玄倉沢(くろくらさわ)に下ると「ユウシンロッジ」に下りられます。ユウシンとは「谷深くして、水勢勇まし」という意味より「湧津」を語源にしています。ロッジは1970年に神奈川県が設置した県営宿泊施設ですが、2007年アプローチ途中のトンネルの通行止めなどにより閉鎖されています。※緊急時の避難小屋としては使用可能です。

鬼ヶ岩

07:53 鬼が首の頭(1608m)、蛭ヶ岳手前のコル(鞍部)に下る前の岩場です。岩と岩(鬼の角)の間から蛭ヶ岳が望めます。

危険個所

07:54 鬼が首から岩場を下りますが、縦走路唯一の危険個所です。地盤はざれて滑り易く、浮石も多いので慎重さが求められます

富士山

08:10 蛭ヶ岳に向かって最後の登りに取り付いた時、富士山が顔を出してくれました。山頂では見られないかもしれないのでこの一枚を担保しました。W

山小屋

08:20 蛭ヶ岳山荘が見えてきました。丹沢山域にはここ以上に高い場所は有りません。

記念撮影

08:27 丹沢最高峰、蛭ヶ岳(1672.7m)登頂です。山荘前の社にお参りした時に開けた財布が開いています。W 晴れていればバックに富士山が見える筈なのですが、この日は雲に隠れていました。

下山

08:33 頂上滞在時間13分、北西側にある指導標に従い、姫次、青根への下山を開始します。右側の樹木の下に小さな社が有ります。

木道

08:35 このコースにも木道が整備されています。この後もジグザグの木道、階段が続きます。

ベンチ

08:48 階段を下ると指導標とベンチが有ります。場所名が書いてないのが残念です。

大室山

08:53 西側には西丹沢の名峰とも言える大室山(1587m)が見えました。

地蔵平

09:37 地蔵の頭とも言う、地蔵平(1376m)を通過、先を急ぎます。

原小屋

09:47 原小屋平(1320m)を通過、かつては山小屋が有ったそうです。

姫次

10:07 袖平山(1432m)への分岐ともなっている「姫次」(1410m)、武田方の小山田八左衛門の娘である折花姫が織田、徳川連合軍に追われ、この地にたどり着き、喉をついて自害した事から「姫突き」と言っていたのが「姫次」に変化したようです。

広場

10:08 姫次に設置されているテーブル、結構広い。

名無しのベンチ

10:11 1433mにある「名無しのベンチ」

八丁坂分岐

10:25 八丁坂の頭(1340m)への分岐です。そのまま下れば青根への下山道と合流します。

西側斜面

10:30 東側尾根を下る事が多い登山道ですが一時的に西側斜面を下ります。と言うより登っています。W

避難小屋道

10:42 黍殻山避難小屋の手前200m付近にある青根分岐(1241m)です。避難小屋は
ここを右に折れます。

昼食

11:00 今日の昼食は「餡子餅」、おにぎり、DHA入りソーセージ、餡パンです。ここでは不覚にもザックを開いた時に音楽用デジタルプレイヤーを落としてしまいました。トホホホ

ベンチ

11:48 青根分岐からの急こう配の下りの途中に設置されたベンチ、登りには助かります。

林道

12:06 小さな沢を横断し、砂防ダム工事現場を過ぎると工事用と思われる事務所が有ります。林道を横切り登山道に復帰します。

林道ゲート

12:33 林業、工事業者などしか入れない林道のゲートが有ります。ここから東野バス停までは2kmの距離が有ります。

小川の流れ

12:30 この道は登っているように感じたのですが、小川の水も登っているように見えました。疲れの為でしょうか。不思議です。W

東野バス停

12:52 東野バス停(398m)に到着、ここから更に2kmほど歩いて「いやしの湯」に向かいます。

いやしの湯

13:20 青根緑の休暇村内にある「いやしの湯」に到着、本日の山行はここで終わりです。総行程14.4km、足指が痛かったです。靴の硬さと重さが影響したようです。

ドウダンツツジ

 裏丹沢の青根地区、東野バス停近くで撮影したツツジ科の落葉低木「ドウダンツツジ」の紅葉です。公園、民家の庭先に植木として育てられています。枝先に灯明を付けたような花を付ける事から「灯台ツツジ」と呼ばれていましたが何時しか「ドウダンツツジ」になりました。挿し木で増やせます。原産地は日本です。


丹沢北尾根縦走報告 Part 1 (落ち葉) CMT APVL、NO JGG

2015-11-16 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。1月に17人の犠牲者を出したばかりのパリで、またもや犠牲者127名を超える同時多発テロが発生してしまいました。犠牲となった方々には深い哀悼の意を表したいと思います。アメリカ、EU諸国などがIS対策に苦慮する中、イラン、ロシアなどがシリアを援助するなど一枚岩でない隙間を狙ったようなISの軍事行動ですが同じイスラム教同士が戦い、一方に加担したフランス、ロシアなどがテロの脅威に晒されている様です。日本の軍事力は飽くまでも「自国の防衛に関してのみ」としたいものです。そうで無い場合は全世界が一致団結して目的を達成すべく行動を起こすべきです。今の国連には到底無理な話ではあります。

 12日、13日の両日を使用し丹沢山、蛭ヶ岳に登ってきました。丹沢山塊は丹沢山を中心に東西に縦走する事を「主稜縦走」(ヤビツ、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸)と言い、南北に縦走する場合を「主脈縦走」(大倉尾根、塔の岳、丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、焼山)と言います。今回は北から登り北に下る変則的なルートになります。ここでは「丹沢北尾根縦走」と言う事にします。W
 第一日目は08:36出発、15::36登頂、標高差1217m、所要時間:7時間、行程11.0kmでした。コースは急登は無いものの距離が長く疲れました。紅葉の盛りは過ぎていましたが、落ち葉を踏みしめての山歩きは最高でした。


蛭ヶ岳マップ

スタートは宮ケ瀬三叉路、ピンクのルートを登り、丹沢山で1泊、二日目に蛭ヶ岳に登って同志道にある青根地区に下ります。一般道を歩いて「いやしの湯」で疲れを取る行程です。

宮ケ瀬湖バス停

08:36 (標高350m)宮ケ瀬三叉路バス停で下車し、準備体操の後出発、突き当りの信号を左折し、ヤビツ峠方面に向かいます。

登山道入り口

08:42 県道70号線に架かる橋の手前に登山道入り口が有ります。標識が電柱の陰になって見にくい。

登山開始

08:55 登山道に踏み込みます。ホウの木の落ち葉を踏むとカサカサと音がします。神社らしい階段が有りました。丹沢名物鹿除け柵の残骸、敗れて全く役に立っていません。

御殿森の頭

09:52 (標高653m)左に10mほど登った場所が「御殿森の頭」、ですがスルーします。

尾根道へ

10:29 高畑山(766m)への分岐です。スルーして先を急ぎます。


右にシフト

10:46 ()東側の尾根道が多かったが時には西側に変わります。急な傾斜地などは避けて登山道を整備しているようですが、こんな狭い岩場のトラバースも有りました。

金冷やし

11:04 尾根筋に多少の岩が有りハシゴ、クサリ場が有る場所ですが、金冷やしと呼んでいる様です。

昼食

12:17 登山者に合う事もないので登山道の真ん中で食事を始めました。登山中の食事場所としては落ち葉の上は濡れ、土の上は汚れるので岩の上が最適なのですが、低山だと適当な場所が少ないです。

キノコ

13:08 大きい猿の腰掛を見かけました。人間でも十分な大きさでした。霧が発生し、肌寒くなってきました。

丹沢規則

13:11 丹沢は国が指定し神奈川県が管理する国定公園です。全山域でテント泊などが禁止されています。

本間の頭

13:23 丹沢三峰山の北峰、本間の頭(1345m)に到着、本日初めての登山者(下山中)に遭遇しました。おじさんとおばさん二人の三人パーティでした。

本間の頭

13:24 本間の頭(1345m)、道標です。前出のテーブルが有ります。

無名の頭

13:44 誰が描いたのか、手書きで「無名の頭」と書いてあります。W 確かにここはピークです。本間の頭より高く1350mです。

円山木の頭

14:04 丹沢三峰の真ん中に位置する中峰(丸山木ノ頭)1360mです。

太礼の頭

14:35 丹沢山に一番近いピークである西峰(太礼の頭)1352mです。

直下のベンチ

14:55 山頂と太礼の頭との間に位置するなだらかなピーク(瀬戸沢の頭1375m)、最後の坂に挑戦する前の”ちょっと一息”と言った場所に設置されたベンチです。

直下の木道

15:30 直下の緩やかな登りには木道が設置されています。

堂平分岐

15:32 山頂直下にある「堂平分岐」(1540m)です。左に折れて1時間ほど下ったところにありますが、国交省が管轄するテレメーター雨量観測所が有ります。
丹沢山山頂

15:39 日本百名山、丹沢山山頂(1567.1m)到着です。蛭ヶ岳の方が高いのですが丹沢山塊を代表してここに百名山の標識を設置したようです。生憎の視界不良、眺望は望めません。

みやま山荘

15:41 みやま山荘玄関です。付近に洗面所が有りますが水が冷たくて歯磨きがきつい。

二人部屋

16:16 3日前に予約したせいか、二人部屋でラッキーでした。先着順で2部屋が個室モドキになっています。

夕食

17:50 みやま山荘の夕食です。この山小屋は車が入れる林道からボッカさんの脚で2時間の距離にあるので、他の小屋に比べると恵まれています。左下は生卵ではなく、桃です。右上はわかめの酢の物、メインは牛肉の煮込みです。

クラシックランタン

20:56 20:30に消灯となり、クラシックランタンに変わりました。山小屋の雰囲気満点です。W

夜景

00:30 夜中に窓の外に見えた海老名方面の夜景ですが、夜景モードでもデジカメではこれが限界です。

落ち葉
 
 花の写真が無いので丹沢で見つけた落ち葉を載せておきます。 今回も写真の質が良くありません。原因は歩きながら撮影するからです。一眼レフを使用したいのですが重くて体力が持ちません。トホホホ


MRJ初飛行、おめでとう! CMT DISAPVL、NO JGG

2015-11-12 00:01:00 | 乗り物

 MRJ初飛行おめでとうございます。
 YS-11の初飛行からおよそ半世紀(43年)を経過して漸く国産初のジェット旅客機の初飛行に漕ぎつけました。関係者と共に喜びたいと思います。初飛行は県営名古屋空港(通称、小牧空港)を09:35に離陸し、太平洋側で1時間27分のテストフライトが行われました。今後20年間で5000機の需要が見込まれる旅客定員が100人前後の小型旅客機の半分を目標にすると言うMRJですがカナダのボンバルディア、ブラジルのエンブラエルなどライバルも多く苦戦も予想されますが燃費が良く、優れた技術力で勝ち抜いて欲しいものです。1機57億円、十分な競争力が有ると思います。

※MRJ:Mitsubishi Regional Jet 


 離陸

感動の初飛行の「Take off」 時の雄姿、垂直尾翼後方のAPUが長いのと垂直尾翼前縁の斜め部材が特徴かも。

テスト中

小牧からテストフライトに向かうMRJをエスコートする空自の練習機T-4

※本日は登山に出かけます。山小屋泊まり(1泊)なので暫くの間PCとはお別れです。行って参ります。


ミャンマー総選挙 (ハナノジギク) CMT DISAPVL、NO JGG

2015-11-09 00:01:00 | 政治
 お早うございます。「ビルマの竪琴」で有名な国ミャンマー(旧国名ビルマ)が4年前の2011年に民政移管されたあと、初めてとなる総選挙を実施しました。1990年には、総選挙でスー・チー氏率いるNLD=国民民主連盟が80%の議席を獲得して圧勝したにも拘わらず、、軍事政権が選挙結果を無視したと言う歴史を持っています。また、ミャンマーは憲法で議席の25%(166/664)が軍人に与えられると言う信じられないシステムの国です。中国の影響力が強く、軍事政権が長く続きましたがアウン・サン・スー・チー氏率いるNLDが、軍事政権の流れをくむ与党USDPに勝利し、政権交代に必要な過半数の議席を獲得出来るのかが焦点です。
 2010年11月に行われた前回の選挙はアウン・サン・スー・チー氏が軟禁状態にあり、選挙をボイコットしたので今回が野党NLD=国民民主連盟にとって初挑戦の総選挙となりました。NLDが過半数を制して政権を取っても憲法(注1)で外国人を身内(子供が英国籍)に持つスーチー氏が大統領になる事は有りません。ただ、彼女は「大統領以上の存在になる」と公言しているので何らかの秘策が有るものと思われます。軍部がクーデターを起こす事だって有り得ます。さてどうなる事やら!

注1:ミャンマー憲法では、大統領選の候補者は、両親、配偶者 、子供子供の配偶者が外国籍を有していてはならないとなっている。これをスー・チーさんがどのようにクリアするのかも注目されます。また、NLDが勝利した時、彼女が日本との関係をどのようにしたいのか、今後のかじ取りに注目しています。


USDPとNLD

与党USDPの代表であるティン・セイン大統領、右はアウン・サン将軍の娘であるアウン・サン・スー・チーNLD党首です。

ハナイソギク

 イソギクと栽培キクとの交雑で生まれたとされるキク科の多年草「ハナイソギク」です。葉の裏は細かい毛で覆われ、周囲が白く見えまするのはイソギクと同じです。また、花弁が通常の菊と比較し、短かく直径も約2.5cmと小さいのが特徴です。この様に白い葉を持つ菊は他にもあります。ノジギク、シマカンギク、イワギク、アワコガネギク、リュウノウギク、キイシオギク、アシズリノジギク、サツマノギクなどです。花の色はそれぞれ異なります。白い縁取りの葉を持つ菊、なかなか味わいのある菊だと思います。紀伊、足摺、薩摩地方などに分布する菊が横浜に多くは育たないと思うので「この菊はハナイソギクと考えていいと思います。

大山三峰山登山報告(リュウノウギク) CMT DISAPVL、NO JGG

2015-11-03 16:57:57 | 登山&マラソン

 韓国の朴槿恵大統領は「日本政府が、被害者が受け入れ、韓国国民が納得できるレベルの解決策をできるだけ早く提示することが重要だ」と言ったようですが「謝罪して”国庫のお金”を支払え」と言う事の様です。日本としては50年前の日韓基本条約で賠償金を支払い(慰安婦への補償も含まれている。)経済協力もしてきました。民間レベルでは「アジア女性基金」を設立し、元慰安婦に一時金(償い金)を支給しています。これでも未だ「謝罪してお金を出せ」では如何に自虐史観を植え付けられた日本人でも「ハイそうですか」とは言えません。因みに、それが言えるとすれば民主党、共産党、朝日新聞、東京新聞、神奈川新聞、沖縄タイムズ&琉球新報などが考えられますが、困った事だと思います

 10月30日に10月2度目の山登りに行ってきました。11月に予定している丹沢山縦走に備えての山歩きです。本厚木まで電車で移動、煤ヶ谷(すすがや)の登山口まではバスを利用しました。煤ヶ谷(146m)から大山三峰山(おおやまみつみねさん)935mの痩せ尾根を走破し不動尻を経由して広沢寺(こうたくじ)温泉に下山する標高差789m、所要時間6時間、総行程11.5kmの山行でした。広沢寺温泉は特筆ものの温泉でした。

大山三峰山マップ

 ピンクのルートを登り、ブルーのルートを下りました。緑点は分岐などの場所です。この辺りは神奈川県唯一の「村」である清川村に属しています。

煤ヶ谷バス停

08:18 煤ヶ谷バス停(標高146m)を出発します。先に見える橋を渡って左に入ります。正面は近頃珍しい地元の小売店、山田屋酒店です。現在位置から後方200mには清川村役場が有り、この辺りは清川村の中心地です。

登山口への道標

08:20 正住寺(しょうじゅうじ)前の登山道道標を確認してコンクリート製の道を登ります。左に見えるのが不動尻を源流とする谷太郎川です。

登山口

08:28 正住寺駐車場下の登山口には屋根の付いた箱にヒル除けスプレーと塩が常備してあります。

鹿除け

08:33 お飾り的に「鹿除けゲート」が設置されています。

一路三峰山へ

08:35 物見峠及び三峰山方面に登りますが今回は物見峠には行かずショートカットします。

三峰山を仰ぐ

09:15 標高380m付近から紅葉の間に見える三峰山を仰ぐ。右の丸いピークが北峰と思われる。

物見峠分岐

09:42 尾根筋に登った場所にテーブルが有りました。物見峠分岐(570m)です。立て札には「(注意)三峰山は地形が急峻で、道は狭く沢沿いや鎖場など多く経験者向きの登山道です。無理をしないで引き返す勇気が必要です。」と書いてあります。さて実際はどうなのか、楽しみです。合成した文字が読みにくくなりましたが、文字色のみ変色させることはできませんでした。

物見峠分岐道標

09:42 テーブルの上部にある物見峠分岐道標(545m)です。物見峠は尾根の裏に回り込みます。我々は左に折れて中腹をショートカットし、物見峠からの合流点に向かいます。

山の神

10:01 尾根に出た場所にテーブルがあり一休み、ここは「山の神」(730m付近)の境内です。W ここからは尾根筋を登ります。

物見峠分岐(合流)

10:16 「山の神」から15分、右の物見峠から登ってくる道と合流(748m)します。

物見峠分岐テーブル

10:16 物見峠分岐(748m)にあるテーブル、ここにも「引き返す勇気」の注意書きが有りました。

土止めの急登

10:27 これまでの尾根道よりは急登になる土止めの階段を登ります。まだ岩場ではなく痩せ尾根でもない。しっかりした尾根道です。

痩せてきた

10:32 登山道を整備し人が歩くことにより、徐々に尾根が痩せて植物にも迷惑を与えてきたようです。

痩せ尾根

10:37 柔らかい尾根筋は人の踏み後で植物が生えないのでどんどん痩せていきます。登山を愛する者として心が痛みます。形あるものがいずれ壊れるように、尾根も風雨により削られ痩せていくようです。

休憩所

10:53 尾根の広場(810m)にテーブルが二つ、これからの急登を暗示するかのようです。休まず登りました。ファイト!

ロープ

14:00 ロープに頼る程の急登、岩肌も見えてきました。落ち葉を踏みしめる感触が気持ちいい。

最初のピーク

11:08 15分ほどの急登の後、いきなり現れた最初のピークには玉石が数個お供え(?)してありました。三峰の一つ北峰(910m)と思われます。

北峰の下り

11:10 北峰の下りは案の定痩せ尾根、ここから七沢山までは痩せ尾根のくさり場が続きます。

尾根の紅葉

11:12 北峰と中峰の鞍部で見た三峰山尾根の紅葉、針葉樹の多い高所ではほっとします。

痩せ尾根の極み

11:15 丹沢には痩せ尾根が多い、ここもいつまで現状が保てるのか心配です。今は雑木に守られています。、

くさり場

11:16 大山三峰山最大の難所梯子とくさり場の連続です。梯子が狭く鎖が低いので強風時は注意が必要です。10か所以上あったと思いますが北岳の「八本歯の尾根」への延々と続く「はしご場」(約40か所)を彷彿とさせてくれます。

狭いピーク(中峰)

11:24 くさり場を登りきると狭いピーク(中峰910m)に到達します。地図には掲載されていませんが北峰と南峰間にあるピークはここだけです。

中峰の下り

11:25 実際には北峰、中峰の区別も判らないままにくさり場を下って次のピークに向かいます。

はしごの銘板

11:28 はしごの柱に張り付けられた管理者の銘板です。「神奈川県自然環境保全センター自然公園課」と書かれています。

大山三峰山頂上

11:30 大山三峰山頂上に到着、残念な事に三等三角点が倒れて用をなしていません。広さは20畳ほどで槍ヶ岳の山頂よりは広いものの狭く感じました。写真左側の東方向が開けています。ここが南峰と言う事に落ち着きそうです。

頂上標識

 大山三峰山山頂標識には934.6mと書いてありますが地図には四捨五入して935mとなっています。三峰山と言う山名は埼玉、群馬、栃木など全国に存在しています。修験道と関係のある山に多いようです。丹沢の三峰山は他と区別する為に「大山三峰山」と表記する事が多い。

食材

 タンパク質、炭水化物、繊維質を中心にバランスを考えて担いできました。餅とカップラーメンがメインですが、下山中はゲップが出る始末でした。今回はお八つ(行動食)のアンパンを忘れました。W

安倍川餅


11:50 昼食完成、安倍川餅と磯部巻きです。ソーセージのディスプレイを忘れました。コップの中身はわかめスープです。時間経過とともに腹が膨れてきました。確かに食べ過ぎかも!

三峰山の下り

12:26 相変わらずのザレた痩せ尾根を下ります。この辺りでも先のピークが三峰山の中心、中峰だと思っていました。

尾根

12:28 鎖が張ってある雑木林の尾根道など初めてです。鎖場は岩山の象徴だと思っていました。W

煤ヶ谷を俯瞰

12:37 煤ヶ谷バス停を俯瞰していますが山肌むき出しの高取山、山砂採取場も見えています。

木の根ピーク

12:38 木の根が「くさり場」になっているのも初めての経験です。ここを登り切ったピークが七沢山(910m)である事は本投稿準備中に知りました。

七沢山

12:41 この辺りが910mの七沢山であったと思われます。ここから一気に大山、唐沢峠分岐を目指して下ります。七沢山は別名「深沢の頭とも呼ばれています。

滑りやすい

 ザレた尾根は滑りやすく危険です。樹木や岩をうまく利用して下ります。浮石を踏むとスッテンコロリンとなります。

大山分岐

12:49 急降下が終わるとテーブルが備わった分岐(822m)が有ります。右の尾根伝いの道は唐沢峠を経由して大山に通じています。左の谷筋に下ると不動尻への下山道です。

緩やかな沢下り

13:19 痩せたトラバースぎみの下山道、杉林が多くなってきます。

大山分岐

13:32 不動尻キャンプ場跡上部にある「大山分岐」(506m)です。右に登ると唐沢峠経由で大山に行けます。

不動尻キャンプ場跡

13:33 開けた場所が数年前に閉鎖された不動尻キャンプ場跡(450m)です。簡易トイレが二個並んでいますが、管理されていないので使用できない可能性が有ります。

三の橋

13:35 キャンプ場跡の入り口となる「三の橋」です。橋を渡ると広場になっていますが「二の足林道」の終点です。この川は左に流れていますが登山を開始した煤ヶ谷バス停付近に流れています。
 この付近一帯を「不動尻」と呼んでいますが、「お不動様である”大山寺”からの山道を一般道に降りた場所」を示していると推察されます。

煤ヶ谷への分岐

13:40 三の橋から5分ほど歩いた左側に煤ヶ谷分岐が有ります。道標の撮影を盗り忘れたのでネットで見つけてきました。谷太郎川に沿って道が有ります。

山神隧道A

13:54 最近パワースポットとしても考えられている直線200m、無灯のトンネルです。中心部120mは真っ暗なのでヘッドランプなどが必要です。真っ直ぐなのでどうにか抜けられますが、路面の落下物を踏んづけた場合などびっくりするかもしれません。W

山神隧道B

山神隧道C

14:01 山神隧道出口(南側)には工事用車両などの駐車場(標高370m)が有りますが「山の神沢広場」とも言われています。簡易トイレも有ります。左奥には鐘ヶ嶽(561m)への登山道が有ります。

ゲート

14:05 工事用車両などの専用ゲートが有ります。鍵がかかっているので一般車両の立ち入りは出来ません。ゲートの外には5~6台の駐車スペースは有りますが厳密には青空駐車で違反になります。しかし、日帰り登山などでは青空駐車を余儀なくされる事も多いです。W 5分ほど下るとトイレが有ります。

温泉入り口

14:29 坂を下り、橋(標高142m)を渡ると左側に広沢寺への入り口が有ります。ここから200mほどの所に広沢寺温泉が有ります。

露天風呂

 広沢寺温泉は「露天風呂ONLY」と言う特徴が有ります。強アルカリ温泉で美肌効果も有りそうです。一部ですがバス停のような屋根が有ります。女性用も有りますので安心してアルカリ温泉を楽しめます。日帰り入浴料金は1000円です。

青空

 カメラを水面まで下げて更衣室を撮影しました。この日は金曜日で「貸し切り」でした。天井以外は人の目には触れないのでプライベートは保たれています。スズメには見られたかも。肌はツルツルで良い温泉でした。しかしバスの都合上、20分ほどで退室(浴?)しているので勿体無いと思いました。また来たい。

中庭にて


 露天風呂を出て中庭の池を除くと大きな鯉に交じって変な魚が居ました。高級食材、三大珍味の一つを生み出す「チョウザメ」です。立派な大人に見えるのでキャビアを生んでくれるかもしれません。

 今回の山歩きは低山と言えどもハシゴとくさり場の連続で十分に楽しめました。2、3回登山を経験されている方なら初心者でも「引き返す勇気」と言う程ではないように思います。「大山三峰山」は多くの方に楽しんで欲しい山でした。今回の投稿も写真が多くて大変でしたが、登山情報としての内容は他の山記事に負けていないと思います。読んでくれてありがとう。W

リュウノウギク

 大山三峰山登山中に見つけたキク科の多年草「リュウノウギク」(竜能菊)です。名前の由来はフタバガキ科の竜脳樹(リュウノウジュ)の樹脂から産する香料の香りに似ている事にあると思われます。地下茎により繁殖し、茎は高さ30~80cmで白毛がある。頭花は径3~4cm。舌状花は紅紫色を帯びるものもある。葉の下面には灰白色の密毛がある。日当たりのよい低山にはえる多年草で、日本固有の品種です。福島県から九州南部に分布しています。 標高〇〇〇m付近で撮影しましたが、葉先を千切って臭いを嗅ぐとキク科の香りも残していました。山地だけに丈は25cmほどですが横に小さな芽も見え、来年にも期待できそうです。