趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

JALで楽しい旅に出かけましょう。

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水平歩道山行報告PART 1(タカネバラ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-07-26 06:54:08 | 登山&マラソン

 お早うございます。私にとって真夏の最大イヴェントとなる筈だった今回の黒部方面での山行は熱中症の為に敢え無く頓挫してしまいました。原因は荷物の重さでした。山行中に合う人達の荷物の重量を聴くとテント泊でも15kgほどだと言います。「余計なものを持たない」、「軽い素材を選ぶ」が鉄則の様です。私の場合は山中で一週間は暮らせそうな荷物(32kg)でした。元気な時は軽く思えるのですが疲れてくると背負うのにも苦労します。W 

 7月22日19:30に家を発ち、22:30新宿バスタ発の富山行夜行バスで新黒部駅に移動しました。富山地方鉄道とトロッコ電車を利用して欅平に到着したのが23日08:49、09:00頃に登山開始、目的地到着は??:??時と言いたいところですが、問題が発生し途中でビバーク(Bivouac)する羽目になりました。今投稿では阿曽原温泉小屋までの往路を紹介いたします。総行程11.6km+アルファ、標高差は最初に350m登り、あとは文字通りの水平歩道歩きでした。

水平歩道

 欅平から欅谷上部の鉄塔まで350mを一気に登れば蜆谷、仕合谷、折尾谷、阿曽原谷上部間は水平歩道です。阿曽原谷に上部から阿曽原温泉までは100mを一気に下ります。

新宿駅前

20:14 新宿駅前道路、山手線は下を通っています。右が池袋方面、左が渋谷方面になります。左の建物が「バスタ
新宿」です。 

バスタ新宿

20:21 バスタ新宿到着、発車10分前にバスが到着します。

高速バス内

22:28 バスは定刻通り22:30に出発しました。ザックはデッキの下に搭載しました。因みにサブの運転手はデッキ下のスペースに潜り込んで仮眠します。右中央にトイレも有ります。

新黒部駅前

05:18 04:43黒部ICにて下車、一般道を徒歩で新黒部駅に移動します。

黒部峡谷鉄道

06:31 富山地方鉄道で宇奈月温泉駅に到着、黒部峡谷鉄道に乗り換えます。

トロッコ電車

07:31 軌間762mmの特殊狭軌上のトロッコ電車で登山口の欅平に向かいます。

宇奈月ダム

07:38 宇奈月ダムを上流から望んでいます。赤い橋を左に1.5kmほど進むと「とちの湯」が有ります。

新柳河原発電所

07:39 湖上に浮かぶ砦の様な建物は関西電力「新柳河原発電所」です。何故こんなところに?と疑問に思うかもしれませんが上流に有る「出し平ダム」から落とす水力で発電しています。大きなダムだと落差が大きいので自力発電可能ですが、落差が小さいダムは下流に建設した発電所に水を送る役目の様です。

猿橋

07:43 右のラインはダム建設で沢を渡れなくなった「お猿さん」の為に作ったワイヤーの「猿橋」です。人は渡れません。左の橋状のものは黒雛温泉から宇奈月温泉への送湯パイプです。

黒雛温泉

宇奈月温泉から上流には黒雛温泉、美山温泉、鐘釣温泉、名剣温泉があり、トロッコ電車で手軽に行く事が出来ます。

これ何?

08:05 殆ど線路と並行して作られた不思議な壁には穴が開いています。

冬期歩道

08:07 先の写真、壁の内部は道路になっています。「冬期歩道」と言い、冬期は鉄道が運休するのでこのトンネル内を歩いて各地の発電所などに作業員が移動します。この辺りの岩山は関西電力が掘った作業用トンネルと送水トンネルが入り乱れており、トンネルだらけです。一本の川にこれだけの発電所を作った会社も珍しい。大したもんです。W

欅平駅

08:49 標高600mの欅平駅のホームです。何故か降りてから改札口までかなりの距離をバックします。作業用に作った鉄道にお金がなるのですから、先達者には先見の明が有ったと言うべきです。

ビジターセンター

09:03 駅前に有るビジターセンター横から登山開始です。登山計画の提出場所は有りません。登山道ではなく関西電力の社内道と言った認識間も知れません。標識なども関電関連のものばかりで登山標識(道標)などは有りません。

急登

09:25 いきなり250mの急登です。32kgのザックの重さと夜行バスでの寝不足が祟り、展望台まで1時間を要してしまいました。この辺りから熱中症ぎみでした。

阿曽原温泉分岐

10:00 1時間後に250mを登り切り、奥のくぼ地に座り込んで行動食を食べましたが、水もおにぎりも美味しさを感じません。やはり、熱中症です。展望台はガイドに引率された観光客でいっぱいだったのでパスします。んん・・登山道って書いてある。W

水平歩道

11:24 岩棚の水平歩道らしくなってきました。ザックの最上部を点検し、引っかからないように気を付けます。

水場

11:34 欅谷(たぶん)の小さな水場に癒されますが、水はたっぷり担いでいるのでスルーします。

鉄塔脇

11:44 登山道らしくない鉄塔の右隅を通過します。

少トンネル

12:00 15mほどの短いトンネルを潜ります。

徐々に険しく

12:35 右壁のガイドラインに掴まり、足元に気を付けて進みます。ここは天井が高いです。

高い庇(ひさし)

13:08 いくつかの沢を超えると庇状の天空の道になります。ラインから手が離せません。

2番目のトンネル

13:11 二つ目の短いトンネルを潜ります。ここは細く危険な岩尾根に掘られています。

板状の岩

13:19 痩せた岩尾根を切り通しにした場所

仕合谷トンネル

13:32 岩壁で危険な仕合谷の下に250mほどの
トンネルを掘って谷を超えます。トンネル内は真っ暗でヘッドランプが必須です。場所により天井が低く腰を低くすることを要求されます。トンネル内右半分は地下水が流れています。半ばを過ぎると登りになったり左右に曲がっています。

トンネル出口付近

13:40 出口付近は登りになっていて地下水は少なくなります。

緊張

13:54 大太鼓といわれる最大の難所で恐怖感も増します。

大太鼓展望台

13:55 ここを曲がると大太鼓展望台です。道は狭いところで40cmしかありません。対岸の岩壁は奥鐘山西岸壁で日本でもトップクラスの岩壁です。

大太鼓展望台

13:58 最大の危険箇所で最高の撮影ポイントの様ですが、先を急ぐ事ばかりを考え、ゆっくり展望を楽しむ余裕は無かったです。W

ヤマアジサイ

危険個所を過ぎるとヤマアジサイを見つけてホッとします。

折尾谷

15:07 オリオ谷の両サイドにトンネルの入り口が見えます。天井が低く、泥水の中を歩きます。完全防水の登山靴が必要です。

大滝
15:22
オリオ谷を越えて10分ほど進むと大きな滝が見えてきます。見応えのある滝です。

ここの水は飲料になりそうです。

頭と首筋を徹底して冷やしました。

対岸には数名の人が認められ、こちらに向かっている様です。

追い越されても良いからゆっくり進むことにしました。






引き返し

16:49 この辺りで7.5時間を経過しました。あと1時間ほどで阿曽原温泉小屋ですが、先ほどから後ろの折尾谷方向から「ピューピュー・・・ピューピュー」と号笛によるアラーム、サイレンの様な音が聞こえ始めました。

 
 ここで年齢のせいか余計な事を考えてしまいました。先ほどの人が追い越して来ないのは何故か、先の笛は遭難信号か? それともこちらが迷ってしまったのか? 確認の為1.5時間かけてオリオ谷に戻りました。結果は異状なし。ところが日も暮れ、疲れたので、ビバークを決意をする羽目になりました。

ビバーク

18:15 疲れも頂点に達したので登山道上にテントを張り、ビバークする事にしました。夕食はフルグラ+チアシード自然から元気さんお勧め)とコーヒーで済ませました。相変わらず食欲は有りません。砂防ダムで選択をしたのち20:00寝袋に潜り込みましたが、満足な睡眠はとれませんでした。翌朝04:30頃阿曽原温泉から下って来た登山者に起こされました。W

ヤブコギ

07:02 05:30ごろにオリオ谷を出発、昨日の場所(はしご場)を超えるとやぶこぎ状態でした。

見えた

08:48 身体がきつくて休みながら最上部から100mほど下ると阿曽原温泉小屋とテント場が見えてきました。

テント場

08:55 テント場に到着、小屋まで登りテント場使用料金1200円を支払います。右はトイレです。

仙人ダムへの分岐

 阿曽原温泉小屋前に立てられた「仙人ダム分岐」です。雲切新道を超えてきた登山者の情報と体調を考え、この先の山行を断念しました。今日一日養生します。

テント設営

06:30 テント設営完了、早速露天風呂へ・・・

露天風呂

09:41 阿曽原温泉です。客は私一人なのでゆったりした気分で利用できました。奥のブルーシートのトンネルが源泉で女性の更衣室も兼ねています。男女の時間帯は状況により山小屋主人が決定します。

そうめん

11:36 入浴後、しばらく木陰で昼寝をし、山小屋に頼んでおいた「冷やしそうめん」を頂きました。750円だったと思います。胃が荒れていたので美味しかった。

独り占め

15:59 午後の昼寝のあと本日2回目の入浴、露天風呂は独り占めです。全周緑の山肌と黒部川の音に癒されます。

食材

16:47 夕食は棒ラーメン(二人分)と豚ロース生姜焼きです。安物のチーズ入りソーセージは美味しくなかった。

夕食

17:02 シジミスープを入れた棒ラーメンと豚ロース生姜焼き、流石に生姜焼きはプロの味でした。温泉と昼寝で体調も60%ほどに回復、明日は下山できそうです。予定下行程のうち2/3を残しての撤退になり残念至極です。来年チャンスが有ればリベンジしたいと思います。秋に行く余裕は有りません。トホホホ


タカネバラ
 
 早朝の黒部IC付近に咲いていたバラ科の落葉低木「タカネバラ」です。 日本固有の品種(Rosa nipponensis)で尾瀬から中部地方及び四国の一部の高山、亜高山帯に生育し6月~7月ごろにピンクの5弁花を咲かせます。雄蕊が開いたばかりで、一番きれいな状況だと思います。


M442メンテナンス(モナルダ) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-07-22 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。いよいよ今夜、黒部方面に向け出発いたします。準備は万全と言う訳には行きませんでしたが、最低限の装備は整えました。いつもながら食事と衣類の重量調整には迷います。お金をかければ軽量の衣類が購入できますが、年金生活者にはそれも不可能です。食事は登山専用食は購入せず、重くなりますがオニギリ、ラーメンなどを準備しました。今回は厳しい山なので軽量化が必須ですがテント、雨着などが古くて重たいので昨年同様苦しみそうです。W 

 この半年余りColemanストーブの調子が思わしくなく毎回ハラハラ・ドキドキの山飯でしたが不調の原因が判明いたしました。バーナーの前段にあるジェネレーターの目詰まりが原因だと思われていたものが、予想もしなかったタンク内の錆びである事が判りました。山行を直前に控えて「さび落とし、錆止め液」調達の暇がないのでひたすら燃料をフィルターにかけて(5回以上)洗い出しました。結果は錆もなくなり暫くは持ちそうなので、帰宅後にしっかりしたメンテを行う予定です。今のところ一日3回ほどテストしていますが、問題は有りません。

Coleman M442

 テスト燃焼中の「Cllemanストーブ Model 442」です。不調が続きましたが、今回の修理で復活しました。Colemanはこのタイプをフェザーストーブと言っています。古いタイプはピーク1(Model 400A)と言っていました。

ゲネレータ

 点火しない(ガスが出ない)原因はジェネレータの目詰まりと考えていましたが、それ以前の燃料タンク内の錆びによるものでした。クリーナーは点火レバーに接続し、ジェネレータからノズル間にワイヤーを通す事により目詰まりを防ぐ機能ですが、錆が酷く機能していませんでした。正常な時はノズルから放出されたガスがバーナーに振り分けられ、ガスレンジ同様全周に火が出ます。クリーナーは点火レバーを動かす事によりワイヤーがジェネレータ内を往復してクリーニングします。

燃料ろ過作業

 燃料ろ過(フィルタ)作業に使用した”じょうご”とボトルです。給油口から燃料を入れ3分ほど振ってフィルタを歳てボトルに回収後に給油口からタンクに戻す作業を5回以上繰り返しました。本来はタンク内”さび落とし、錆止め液”があるのでそれを使用すれば長持ちします。今後は年に一度は錆止めを行おうと考えています。

サビ

 ノズル目詰まりの原因となったタンク内の錆です。これでは直ぐにジェネレータ内に”目詰まり”が発生する訳です。燃料タンクをゆすって何度も燃料をフィルタする事により、錆を除去しました。

バーナー部

 点火前に赤い点火レバーをストッパーまで戻し、加圧ポンプでタンク内を加圧してから点火レバーを開き、ライターで火を付けます。

加圧機構
 因みにColemanストーブの理屈について記しておきます。ポンプで空気をタンク内上部に充填する事により押し下げられた燃料が燃料バルブに押し上げられ、ジェネレータそしてバーナーへと送られます。

 山中で無事に点火できるか、怖い一面を抱えた今回の山行、どうなる事やら、非常食は携行するつもりです。W 帰宅は26日夕刻、27日は予備日です。それでは行って来ます。

モナルダ

 近所の庭で見かけたシソ科の多年草「モナルダ」です。別名を「タイマツバナ」とも言われ、花は松明を炊いた様に見えるからだそうです。また、強い香りを発しハーブとしても人気が有り「ヤグルマハッカ」や「ベルガモット」と言う名前でも流通しています。花色は赤が主になりますが、紫色、桃色、白なども有ります。原産は北アメリカです。


日向山登山報告 REV.1(エビガライチゴ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-07-18 01:41:50 | 登山&マラソン

 お早うございます。世界(地球)はイデオロギーに加えて宗教と政治がメチャクチャになってきました。ヒトの奥底に有るものは何なのか、判らなくなってきました。最近は「人類皆同じ、世界が一つになって地球を守っていきましょう。」などと言う考え方はどこかに飛んで行ってしまったようです。どこの国も「自分さえ良ければ、他の国などどうなっても良い。その為には武器使用も厭わない。」に変化してきたように思われます。やはりニクソンが中国を解放しようとして中国に最恵国待遇を与え、中国を世界の工場とした事が結果的に米国の力を弱め、世界の警察官を返上する羽目に陥ったのだと思います。中国の台頭とヨーロッパなどの移民政策の失敗が一層人種問題を難しくしています。ヨーロッパはEUで纏まっていけるのか、アジアは絶対に引きそうにない中国の強権に屈するのか、世界政治から目が離せない状況が続きます。そんな折、フランス及びトルコでのイスラム絡みの悲しい出来事には「人の愚かさ」を感じざるを得ません。犠牲となられた方々のご冥福を祈るばかりです。

 先週7月17日(日)、甲斐駒ヶ岳に近い日向山(1660m)に登ってきました。所要時間3時間45分、標高差540m、行程6.5kmの山旅でした。諏訪湖の南東部、山梨県北杜市にある山です。

日向山マップ
 
 ピンク色が平坦な尾根を登るコースでブルーが滝を見る下山コースです。矢立石駐車場から緑線は尾白の湯への移動ルートです。写真中央やや右寄り、神宮川沿いの白い建造物群は「サントリー天然水南アルプス」で有名な「白洲蒸溜所」です。

富士山

07:49 中央高速大月インター近くに有る「初狩PA」から見た富士山です。手前の建築物はリニア新幹線の高架です。トンネルとトンネルの間なので乗客は外の景色は見られません。

林道のアプローチ

09:28 北杜市白洲地区の林道を登山口に向かっています。林道の入り口をNAVIに騙されて10分ほど到着が遅れました。

雨量観測所

09:48 標高1120mの日向山登山口駐車場に到着、駐車場は15台ほどのスペースですが手前と奥の路肩を含めると40台くらいは駐車できそうです。

日向山登山口

09:57 駐車場の奥右手に有る登山口に足を踏み入れました。下山は左の林道を降りてきます。暫く緩やかな尾根道をゆっくり登ります。

雨量観測所

11:20 頂上に近づいたところに設置された日向山雨量観測所のタワーです。整備員と思しき人の青いジャンパーがボックスに掛けられています。

雨量観測所案内


タワー横に設置された案内板です。標高1650m、あと10mで最高点です。所在地の「白洲町白須」が面白い。

三角点案内

11:24 頂上まで2、3分の所に有る丘(ピーク1660m)に日向山三等三角点(右奥)が設置されています。

三角点

11:25 日向山三等三角点です。周囲を雑木林に囲まれ展望全くなし。国土地理院地図による標高は1659.9mとなっています。

山頂直下

11:28 三角点を過ぎると山頂直下への平坦な道になります。100mほどで雁ヶ原(もう一つの日向山山頂)です。

突然の展望

11:29 突然、展望が開けた砂地に出ますが雁ヶ原です。山頂が雲に隠れた雨乞山が見えます。登山者が立つ向うは砂の急斜面で蟻地獄のようで怖いです。

鞍掛山方面

11:30 日向山から西方の鞍掛山を見ています。下方の切れ戸状の場所が「錦滝分岐」です。

山頂標識

11:32 おっと、景色に見とれ忘れていましたが、日向山山頂(1660m)標識です。三角点と同じ標高と捉えられていますが、三角点は1559.9mなので、こちらが山頂なのかもしれません。三角点の場所は安定した地盤を選んだためと思われます。

八ヶ岳連峰

11:33 カメラを右に振ると、北東方向に八ヶ岳連峰が望めます。三つのピークが見えていますが、左から阿弥陀岳、赤岳、三ツ頭です。

昼食

11:52 砂の上での昼食です。久しぶりの「マルタイ棒ラーメン」です。ストーブが不調でガスストーブを借りての昼飯になりました。ラーメンの中に鶏肉とコンビニ野菜を入れました。大福も有ります。W

下山開始

12:14 ひとまず錦滝に向けて下山開始です。ここで滑落したら這い上がれないと思います。

白砂の谷

雁ヶ原から山頂を望む

12:18 硬い花崗岩のイメージを一変させてくれた写真です。目の前の岩が砂に変化しています。

分岐

12:19 登山道はここだけなので踏み荒らされて砂が無くなってしまいそうですが、痩せずに残っているのが不思議です。流れ落ちた砂が強風で舞戻されていると思われます。

黒戸山

12:31 中央の黒戸山(2254m)は甲斐駒ヶ岳登山道の途中に有り、日本3大急登の一つとされる「黒戸尾根登山道」の由来になっています。因みに日本3大急登とは南アルプス「黒戸尾根」(甲斐駒ヶ岳)、北アルプス「ブナ立て尾根」(烏帽子岳)、上越「西黒尾根」(谷川岳)です。私は未だ未踏です。W

砂山の鞍部

12:25 砂山を下り、鞍部になっている場所が錦滝分岐(1260m)です。直進すれば鞍掛山、大岩山(2319.6m)に抜けられます。

多少のアップダウン

12:30 多少のアップダウンは有りますが総じて急な下りで反対回りでは相当な急登になります。

鉄バシゴ

12:52 錦滝まで7分の所に岩場が有り、鉄バシゴが架けられています。40段有りました。

クサリ場

12:54 ハシゴに続いてクサリ場も有りますが短いので心配は有りません。

錦滝東屋

12:59 錦滝にある東屋に到着、右下に降りて滝の撮影をします。尚、分岐を右に進むと不動滝を経由し尾白川溪谷を下れます。我々は左に折れて旧林道を駐車場に下ります。

錦滝

 華厳の滝同様に崩れた岩などで滝つぼは埋まっていました。落差は15mほどに見えました。岩の裏側に5、6メートルの流れが有ったように記憶しています。

ミズナ

 滝の付近に生えていたウワバミソウ、別称ミズナと言い水分の多い場所に生えます。葉っぱを削ぎ落し、茎を醤油ベースのソテーにして食べると美味しいです。

花崗岩

13:22 この道は十数年前までは立派な林道でしたが林業の衰退と林道の整備が追い付かず廃道となったようです。この登山道は「危険なので推奨」されていません。理由はこの道路の危険性と今下って来た尾根の急登に有るようです。

白砂の素

 この辺りの岩の殆どが花崗岩でです。別称「御影石」とも言われ磨いて墓石などに使用されますが、風化するとボロボロに崩れ、白い砂になる弱い一面も持っている石です。この石もエッジを指でつまむとボロボロでした。
 
タラノキ

 山菜の王様と称されるタラノキの芽ですが大きくなりすぎて食べられません。左の枝先は採られた後で芽は出ていません。可愛そうです。

ゲート 
13:42 駐車場が近くなるとゲートが有ります。駐車場まであと5分です。混雑時はこの辺りまで駐車が可能です。

無事に下山

13:45 無事に下山、白い看板が有るところが登山道入り口です。日向山は甲斐駒同様、白い砂に覆われた素晴らしい山頂でした。たかが1660mと侮れない雰囲気を持っている山です。

尾白の森名水公園

14:08 日曜日の午後、尾白の森名水公園は沢山の人出でした。この公園を通って温泉に行きます。

尾白の湯

14:09 尾白の森名水公園に隣接する「尾白の湯」に到着、汗を流してきました。北アルプスに挑戦前の”足慣らし”としては良い登山になりました。Tさん、いつもご一緒していただいて有難う。W

エビガライチゴ

 白い花が咲く植物の様ですが、名前が判りません。詳細は後日REV投稿いたします。
REV.1
 名前が判明いたしました。バラ科キイチゴ属の落葉低木「エビガライチゴ」です。名前の由来は見た通り、エビの殻に似ているからです。
(寧ろ毛ガニですが)北海道から九州の山間部に生え、高いものでは2mにもなる植物です。 特徴でもある房状の蕾は赤い線毛に包まれた萼(ガク)が印象的です。花柄、葉柄、茎には刺が有り、動物に食べられないようにしていると思われる。花弁はこれ以上開かず、受粉が終わると額は萎み、実を保護します。写真左上の実は食用になります。7月18日、12:08i


東京都知事候補者選び(パイナップルリリー) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-07-09 00:53:00 | 政治

 お早うございます。東京都知事候補者選びは自民党内部分裂が複雑で訳が分からない状況に陥っています。石原伸晃氏率いる自民党東京都連は石原氏の小池嫌いも有り、元岩手県知事の増田寛也氏を推薦する流れの様ですが、小池百合子氏はそれを物ともせず、崖から飛び降りる積りで立候補するようです。小泉純一郎元総理の選挙では刺客として東京都に乗り込んで当選を果たしました。今回は小泉氏の援護も有り(応援演説などは無し)、気を良くしている様です。増田氏担ぎでは民進党と自民党の相乗りとの情報も有りましたが、民進党代表の岡田氏が独自候補を擁立する決定をしたようなので自民党東京都連の単独推薦になると思われます。

 お笑い系芸人「加藤茶似」の増田氏と「サッチャー似(強面おばさん)」小池氏の自民党分裂選挙になりそうですが、外野から見ているとおバカさん達(都連)の「ご都合主義」が阿保らしく映ります。

候補者として浮上

 二世政治屋で親韓派の増田寛也氏と元テレビキャスターでローンウルフの小池百合子氏です。見た目はおばさんながら眼光鋭い小池氏の方が仕事が出来そうです。増田氏の経歴は岩手県知事、総務大臣などです。小池氏は環境庁長官、防衛大臣、自民党総務会長などを歴任しています。

二人の争い

 良くまとめる事が出来ないのが残念ですが、この二人にはこのほかにも大きな相違点が有ります。小池氏は日本新党、新進党、自由党、保守党、自民党と渡り歩いてきた一匹狼的存在ですが、増田氏は韓国寄りの発言が多いが小池氏は「在日特権を許さない会」で好演するなど、国益を考えた行動をしているように思います。ただし、「移民受け入れ容認、外国人参政権付与」志向はいただけません。
 増田氏の岩手県知事時代は12年間も君臨した割にはいい仕事が出来なかった(能無し)との評価も聞かれます。小沢一郎氏の支援を受けての3期連続当選なので県政の良否は”推して知るべし”です。国政に関与してからは日韓で電力を融通し合う「日韓グリッド接続構想」を提唱、「慰安婦問題」を肯定的に考えるなど俗に言う”反日的言動”が見られます。このような事から前知事の”舛添氏と大差なしと言われています。そもそも民進党が手を差し伸べようとするほどの増田氏に自民党が無理やり引きずりだした格好になりました。週明けに自民党の推薦を得られるのは加藤茶似かサッチャー似か

 政治的には当選しても四面楚歌になる事を覚悟された小池氏は、ダメ都議会に対し挑戦状を叩きつけるように「当選した場合、早急に議会を解散する」と表明しました。当然だと思います。しかし分裂選挙は共倒れも考えられ、それを覚悟しての立候補には気骨と潔さを感じます。
 増田氏については総務大臣を経験されたとは言っても議員としてではなく民間人からの起用で、選挙は県知事選だけの様です。東大法学部卒と言っても、2浪の末の入学、1年留年では一流民間企業などは望めず、仕方なく建設省に入ったようです。親が国会議員だったので何か暗いものも感じます。W  都知事として誰が良いのか、東京都知事選は14日(木)告示、31日(日)選挙の予定です。

 昨日民進党の候補者リストに俳優の石田純一の名前が有りました。SEALDsなどと共に反日(反政府的?)活動をしているので、もしや?と思っていましたが、やはり外国人でした。もうテレビ、新聞、芸能界、国会で活躍する人たちは特定の外国人ばかりで日本じゃないみたいです。彼らはアメリカなどで慰安婦像を設置し、日本を貶めようとしている人達と同じ行動論理で動いていると思われます。

パイナップルリリー


 昨年の秋に近所の塀の下に「どうぞご自由に」と書かれていた球根を3個ほど持ち帰り、3月ごろに露地植えにしましたが漸く花が咲き始めました。ユリ科の半耐寒性多年草「パイナップルリリー」です。房状花の先端がパイナップルに似ているのでなるほどと思わせてくれます。原産国は南アフリカです。花は白のほかに黄色、暗赤色、ピンク色も有るようです。属名の「ユーコリス」として流通知れいるかもしれません。


霧ヶ峰登山報告 Rev.1(ニッコーキスゲ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-07-01 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。参院選挙戦に突入し、NHK番組での政見放送が開始されました。台本通り奇麗ごとばかり言う立候補者の政見など民放で自費放送すべきです。個人の売名行為にNHKが加担すべきではありません。100歩譲って放送するならBSにして欲しいと思います。楽しみにしているNHKの番組をたかが参院選ごときで変更されるのは不満です。W
 そうそう、都知事選自民党候補が変な事になってきました。やはり腐った自民党東京都連だと改めて思いました。「崖から飛び降りるつもりで」手を挙げた小池百合子氏に対し、東京都連はタレントの親を引っ張り出そうとしています。「嫌だ」と固辞する彼を石原伸晃都連会長などが説得工作を続けている様ですが、一本化できなければ固辞するのは当然です。二つに割れて自民党が勝てるとは思えません。小池氏に対する都連のコメントは「お話は聞いていません」と高飛車のコメント です。そういう事では無くて、名前の挙がった人に対しては都連側から一応の伺いを立てるのがスジです。このような人達の集まり(見るからに〇〇顔)が東京都連だと思います。だからいつまで経っても東京から総理大臣が生まれないのです。

 7月1日、ネットで小池百合子氏のデータを見ました。その中には「移民をどんどん受け入れないとダメ」と言っている様です。欧州各国で移民問題で揺れている事をカイロ大学出の小池氏は承知していないのでしょうか。女性でも肝が据わっていると評価していましたが、困った政治家です。

 6月25日に日本百名山に名を連ねる霧ヶ峰を散策してきたので報告します。早朝の5時に家を出発し、8時35分に登山開始、総行程10.5KM、アップダウンは2、300m、所要時間5時間半の山旅でした。



 車山の肩にある「車山ロイヤルイン駐車場」をスタート地点とし、車山、蝶々深山、八島ヶ原高層湿原を散策して駐車場に戻る周回コースを選択しました。山域全体が草原です。



車山の肩駐車場に掲示された地図をもとに作成した今回の散策コースです。

登山口駐車場

08:35 標高1802mにある「車山の肩駐車場に到着」覚悟していたとは言え視程150mでの登山は気が滅入ります。

霧中の登山開始

08:45頃、駐車場を出発、車山を目指し緩やかな傾斜の登山道を右から巻くように(左回りに)登ります。大きな樹木は無くコースの殆どが草原になっているので天候に恵まれれば最高の登山になった筈ですが・・・雨着を着込んでの登山です。ハイヒールでは無理かな。



09:15 ところどころに保護されたコバケイソウの株が見られました。



09:22 40分足らずで標高1925mの車山山頂に到着、これで日本百名山「霧ヶ峰」最高峰「車山」を制覇しました。W 標高差123mでは汗もかきませんでした。



 頂上広場には気象庁の「気象レーダー」(丸いレドームで覆われている)が設置されていました。雲の状態を三次元的に捉えて日々の気象情報に役立てていると思われます。



09:30 車山神社の四隅に建てられた御柱、諏訪地方各地にある諏訪大社ゆかりの神社はもちろん、直接関係のない神社でも8月から9月にかけて御柱を曳いたり、建てたりする御柱祭を催す事が、この地域の特色となっている様です。

09:32 車山の北東斜面を白樺湖分岐に向けて下ります。右に見える天に向けられたノズルはスキー場のスノーガン(水と圧縮空気を混合)と思われます。これがたくさん並んでいました。一般的なファンタイプの人工降雪機とは違った雪不足対策機材のようです。



09:36 スノーガンと反対側の急斜面にはリフトが動いていて時折カップルが乗っているのが確認できました。これを利用すればハイヒールでもOKです。



09:45 標高1803mの白樺湖分岐、直進すれば3.0kmほどのところに白樺湖があります。ここは左に折れて蝶々深山(ちょうちょうみやま)に向かいます。



09:50 分岐から10mほど高い場所(1815m)のコルが車山乗越と言われている場所です。暫くは草原を下ります。この辺りで雨は殆ど止んでいます。



09:53 霧ヶ峰湿原を左に見て木道を進み、途中雨着を脱いで蝶々深山の登りに備えます。



10:01 蝶々深山(1836m)到着、標識を撮影して漸進します。裏には物見岩・八島ヶ原湿原と書かれた道標が有りました。霧ヶ峰(きりがみね)は、八ヶ岳中信高原国定公園の一部ですが国定公園とは思えない道標です。 ここから右奥に登った場所に「南の耳」とよばれるピークがあります。



10:41 およそ2時間歩いて1783mの物見岩に到着です。ここからは高原の高い山と低いところの殆どが見渡せるのでその名前が付けられたようです。特に車山、蝶々深山、南の耳、北の耳の稜線が奇麗に見えます。下には八島ヶ原湿原が見えています。尚、北の耳とよばれるピークは右に折れて稜線を500mほど進んだところにあります。



10:46 物見岩を過ぎた場所から望んだ八島ヶ原湿原です。右側中央に”白っぽい広場”が見えますが、その右上に「鎌が池」が有る筈です。



11:23 今は廃屋となっている鎌が池キャンプ場の一軒ですが、「公衆トイレ」は生きているようです。この右奥に鎌が池が有ります。



11:29 鎌が池キャンプ場の中心地です。一時、閉鎖の噂が有りましたが、今春にキャンプを実施したと言う報告が有りましたので復活している様で、現在でもモービルキャンプなどが出来るようです。



 キャンプ場広場に有る「山小屋の灯」と言う歌碑です。昔、遠足などで歌わされた記憶が有ります。こんな歌を歌える筆者はいくつなのでしょう。W 自分の歳も忘れそうです。



11:30 キャンプ場に有る沢渡分岐、
廃屋を横目にビジターセンターに向け直進します。




11:35 キャンプ場を過ぎると湿原の底部に有る「鎌が池」が見えてきます。池とは窪みに水がたまった程度で水深が5m未満と言う説が有ります。W 湖は5~10m以上の水深が有り、中央部に植物が生えない事が条件の様です。また、沼は水深が5m未満で池と湖の間と言えるかも。



 木道横で見られたリンドウにも似たユリ科の多年草で地下茎は甘く、古くは薬草、澱粉の材料としても利用されました。



11:52 湿原周回コースとなる沢渡分岐です。直進し、ビジターセンターのある高台に登ります。この辺りから観光バスで訪れた人達の集団が目につき始めました。また、一眼レフを肩にかけた人達も少なくなかった。



11:55 湿原を見下ろすピークに到着、茂みの向うにヒュッテと駐車場が有ります。



 霧ヶ峰湿原植物群落が「天然記念物」? 七島八島?良く判りません。トホホホ 後ろが「八島ヶ原高層湿原」、右側のピークが「北の耳」です。鎌が池は看板の陰で見えません。



10:02 広場にあるテーブルで昼食です。今日は24日まで忙しく働いていたので準備不足、コンビニ食で我慢です。コップも忘れる始末で湯沸かしに使用したコッヘルでインスタントスープを頂きました。コンビニ・シシャモは電子レンジ料理と記載されていたので持ち帰りました。W



 全体的に多く見られた、ツツジ科の落葉低木「レンゲツツジ」です。葉にも花にも有毒成分グラヤノトキシン、ロドジャポニンが含まれており、吸ったり食べたりすると痙攣,呼吸停止を 引き起こす可能性が有ります。その為、昔は花をトイレにおいて殺虫剤にしたようです。知らぬが仏と言いますが、怖ーい!



12:53 広場を出発、湿原周回コースの上の木道を沢渡に向けて出発しました。



 本州中部から北海道に繁殖する高山植物、セリ科の多年草「オオカサモチ」です。一目、花はシシウドかと思いましたが葉っぱはセリ科のものでした。大きい者では丈が2mにも達します。



 アヤメ科の多年草「アヤメ」です。平安朝期には蛇の隠語として「アヤメ」が用いられたと言う怖い話もあります。蕾を付けた茎が蛇の鎌首に見えたようです。



 葉っぱを見ればなるほどと思う、タデ科の多年草「イブキトラノオ」です。薬草としては収斂(しゅうれん)効果が期待されています。収斂とは止血、鎮痛、防腐、消炎などを指すそうです。



 高山植物、フウロソウ科の多年草「グンナイフウロ」(
郡内風露)です。山梨県東部の郡内地方に由来した命名だそうです。



13:15 ヒュッテ御射山(みさやま)手前の分岐(1630m)です。直進し、左上の丘を登りました。ところが・・・・・

ミスコース

 本来のコースはブルーですが「ヒュッテみさやま」を横目に断線で示したように直進すると「車山の肩」への道標は見当たらず、舗装路に出てしまいました。ミスコースに気付きましたが、しばらく舗装路を歩き沢渡のヒュッテシャヴェル入り口で正しいルートに復帰できました。観光コースを侮った大失敗です。



13:36 舗装路(県道194号線)から左に逸れたヒュッテシャヴェルの入り口(1651m)で正しいルートに合流、右の階段を登ります。



13:38 「車山の肩」への長い登りが続きます。

車山の肩直下

13:59 車山の肩直下の登りです。急登と言う程ではありませんが、かなりの登りでした。

車山の肩到着

14:03 「車山の肩」(およそ1820m)に到着、駐車場は目の前です。前方の山が車山ですが左側の頂上にはレドームが見えています。



14:03 車山の肩から西方を望むと中央には八島ヶ原湿原が見えました。その向こうの黒い山体は「鷲ヶ峰」(1898m)です。右の斜面は手前から、蝶々深山、物見岩へと続いています。



14:07 車山の肩駐車場に戻りました。後半は富士山こそ見られませんでしたが、天候に恵まれて気持ちの良い山行が出来ました。山歩きは汗をかいて疲れますが、目的をもって登っているうちに嫌な事から解放され、癒されます。

片倉館

15:15 創業88年と言う古い歴史を持ち「国視程重要文化財」となっている財団法人「片倉館」の正面からの表情です。製糸シルク王と呼ばれた片倉館創設者 片倉兼太郎が建てました。



千人風呂の異名をとる浴槽です。製紙工場の女工さんが横に並んで入り、向う岸から出たと言われています。



 深さが1mもあり、小さい子は入れません。大理石の高さは大人が座る椅子の高さです。底には直径が4、5cmの玉石が敷き詰められ歩くと気持ちが良かったです(
意図的に歩かざるを得ない状況を作っている)。多くの女工さんが座れないようにスペース効率を考えて深くしてあるそうです。なんだか蔑視的でもあるようですが・・・お湯は奇麗で絶賛すべきお風呂でした。


2回には大広間とお土産コーナーなども有ったようですが、帰宅を優先し16:15には家路につきました。今回も大満足の温泉でした。

 いつも最後までお読みくださっている方には本当に有難うございます。先日、gooブログ編集画面にいきなり「人気ブログランキング」と「にほんぶろぐ村」の登録案内が表示され、つい思い出したように再登録してしまいました。自動的に末尾にセットされましたが面倒なので暫くはこのままにします。よろしくお願いいたします。

ニッコーキスゲ

霧ヶ峰の湿原周囲に見られるユリ科の多年草「ニッコーキスゲ」(日光黄萱)です。半月ほど早かったようで、多くは見られませんでした。尾瀬の大群落が思い出されます。原産地は日本のほか朝鮮半島、中国、シベリアなど東アジアに分布しています。尾瀬、戦場ヶ原など日光付近に多いのでこの名が付いたそうです。丈は40~80cmになります。