趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

JALで楽しい旅に出かけましょう。

JAL日本航空 先得 JAL 日本航空

夜行バスチケットをゲット(フェイジョア) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-06-25 00:01:00 | 乗り物

 お早うございます。梅雨らしく鬱陶しい日が続く南関東ですが、水不足の声もなく、丹沢山の緑に感謝です。さて、7月後半に計画している山行に利用する交通便について検討していましたが、先日予約が完了、払い込みも無事に済んでホッとしています。池袋-黒部間の交通費ですが新幹線:12,200円、夜行バス:7,400円なので夜行バスを選択しました。予約は1ヶ月前から受付けを開始、夏山の始まりで混雑が予想されましたが、簡単に予約が取れたので拍子抜けの感があります。やはり混雑のピークは8月に入ってからと思われます。

 夜行バスの選択には別の意味が有りました。新幹線を使用した場合、東京駅始発が06:19、新黒部着が09:10で地方鉄道に乗り継いで登山開始が12:00を過ぎてしまいます。夜行バスの場合09:00には登山道に入れます。3泊4日のテント泊なので早めにテント場にたどり着きたいと考えています。

「緊急ニュース」:イギリス国民が国民投票でEUからの離脱を選択しました。また、敗北した残留派のキャメロン首相はその責任を取るかたちで辞任を表明しています。国民に否定されたのですから辞任は当然だと思います。これからのEUがどうなるか、とりわけ次の3点について心配されます。

1 イギリスとEU間の貿易で関税がかけられる。

2 イギリスに追随する国が現われる心配
3  国際金融市場に与える影響

※日本の心配はイギリスに進出した企業がイギリスから撤退し、EUへの再進出の流れが起きる事、そして円高により輸出が伸び悩む事です。株安も誘発し、 日本経済が右肩下がりになる事は避け難いかもしれません。さて、降って湧いた災難に妙案は有るのでしょうか。

高速バス予約

「発車オーライネット」で見つけた池袋から黒部駅までの高速バス予約画面です。「バスタ新宿高速BT」は初利用になります。金曜夜行バスは若干割高に設定されます。短い休暇でロング山行をする人には便利な設定だと思います。ただし、04:43と言う早朝の到着なので乗り継ぎの宇奈月温泉の始発、07:32までの待ち時間をどう過ごすかが問題です。W

払込票

 予約はインターネットと電話による方法が有りますが、ネット予約はクレジットカードになります。カードを持たない筆者はコンビニなどで支払いが出来る「電話」を選びました。予約係から得た予約番号と電話番号をコンビニの端末に入力し、「高速バスチケット発券サービス払込票」をゲットします。それを窓口に提出して払い込み完了です。29日前でしたが余裕で予約出来ました。

乗車券

 コンビニでの支払いが済むと同時にコンビニ・レジで「バス乗車券」が発行されてすべて完了となります。

乗車券

 「ブラシノキ」の様な雰囲気もあるフトモモ(蒲桃)科の亜熱帯性常緑果樹「フェイジョア」です。原産地は南アメリカで「パイナップルグアバ」とも呼ばれているようです。緑色の実は固く収穫してから1週間ほどおき、柔らかくなってから食べるとの事です。ジャコウ(麝香)のような香り有と言われています。珍しい花なので新しい花かと思いましたが昭和初期にアメリカから持ち込まれたようです。


腐った東京都連、自民に黄信号(アガパンサス) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-06-20 00:01:00 | 政治

 お早うございます。「時期都知事は小池百合子氏」と決め付けた全投稿ですが、新たな火種が持ち上がりました。自民東京都連が枡添氏辞職に関し、氏と交わしたとされる4つの条件が許せません。『①告発状が出ている政治資金規正法違反容疑の捜査を検察にさせない②百条委員会は開かない③20日の集中審議を開かない④辞職してほとぼりが冷めたころ、政界復帰を含めた何らかのポストを用意する。』これが週刊誌の勇み足である事を祈ります。もし、事実なら自民党東京都連は終わりです。オリンピックを控えてこんな腐った奴ら(政治屋)に都を牛耳られては困ります。自民党から帰化人などを排すか、新しい政党が現われないとだめかもしれません。自民党は再び腐りかけてきた可能性が有り、黄色信号です。
 舛添前東京都知事

 ネットで見つけた小さな写真を拡大しましたので見にくいですが6つの舛添評が記してあります。創価学会公認と有りますが、東京都知事立候補に際し、公明党が担ぎ、自民党が推薦していました。この事実を一般の方に周知されていなかった事が悔やまれます。在日関係者には生活保護費の不正が多いようです。日本の役所の甘さも問題です。良いよ、いいよの大判振る舞いもいい加減にするべきです。その陰では本当に困っている(生活保護受給を恥とする)日本人が死に追い込まれたりしています。

アガパンサス

 街路樹の下で頑張るムラサキクンシラン科の常緑多年草「アガパンサス」です。反耐寒性で冬は枯れますが春には目を出して6月ごろに開花します。漏斗(ろうと:如雨露と同じ)状の花を半円球状に咲かせ見応えが有ります。難を言うなら花柄はもう少し短くして欲しい。W 3、4年に一度植え替えをすると元気が保てるそうです。原産地は南アフリカです。


都知事候補は誰に(キンシバイ) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-06-18 00:01:00 | 独り言

 お早うございます。昨日の舛添氏は予定された記者会見にも出席せず、説明責任はうやむやにしてしまうようです。メディアは早速次の都知事候補予想を開始、ぶらさがり記者が当人に食い下がりますが口は堅く相手にされない状況です。この際筆者の好みで候補者を選んでみようと思います。先ず、石原氏ですがこの方は自民党東京都連会長で舛添氏を担いだ責任があり、資格は無いと考えます。それに実行力が有りません。本人は総理大臣候補の積りでいるかもしれませんが線が細く、それも無し。小池百合子氏は実行力も有り、女性の時代なので有力候補だと思います。民進党の蓮舫氏、意欲有りと見ています。帰化人なので外国人参政権にも賛成すると見られ、金銭感覚など問題が多すぎます。長妻氏も外国人参政権賛成派でイマイチ人気無し。鈴木大地氏は本人が望まず。橋下氏は政界から引退すると言い切った手前、出馬できないと思います。東国原氏は模様眺めで自民党が候補者を擁立しない場合に出馬を考えていると思われます。片山氏も同様にどこかの党が担いでくれたら、と言う程度だと思います。一歩進めて筆者の時期都知事予想は小池百合子氏がが二重丸(最有力)だと思います。

東京都知事立候補予想

上の写真はNHKが選んだ立候補予想です。日本人の政治離れは深刻、人材不足を感じます。

キンシバイ

ヒペリカム・ヒドコート

ヒペリカム・ヒドコート、6月17日に撮影しましたが、他の花は公園整備業者によって刈り込まれて全滅でした。(涙)

ビヨウヤナギ

 そろそろ花期は終わりそうなオトギリソウ三兄妹、オトギリソウ科の常緑低木「キンシバイ」(金糸梅:一枚目)です。台湾、中国原産で花の径は4cmと小さく全開しないのが特徴です。2番目の写真はキンシバイの園芸品種でヒペリカム・ヒドコートです。キンシバイより僅かに大きい花を付けます。3番目の写真は雄蕊(オシベ)が茶筅のように湾曲するビヨウヤナギです。左上枠内の花はヒペリカム・カリシナムと言い、ビヨウヤナギにそっくりですが、雄蕊が湾曲せず直線的なところが異なります。オトギリソウの仲間は他にも沢山ありますが、よく見かける3種を掲載いたしました。


舛添知事漸く観念(タイサンボク) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-06-16 00:01:00 | 政治

 お早うございます。近年希にみる悪代官とも言える枡添要一東京都知事が都議会における与党にも見限られ、四面楚歌となった状況で漸く白旗を揚げました。週刊文春の功績です。W

 政治資金での家族旅行及び美術品購入、高額な海外出張費、別荘への公用車使用など不適当な公私混同が大きな問題となり、今日の辞職となりました。東京都民はもとより日本国民にとっても喜ばしい事だと思います。東京オリンピックが大変だと言う方もおられますが、しっかりした日本人を選べば大丈夫です。強いて言えば次の都知事には「弁護士」でない人になって頂きたい。どうも弁護士と言うのは言葉を誤魔化して正当化させる癖が有ります。犯罪者を無罪にする事を生業としてきた人を政治家にするのは抵抗が有ります。
 ちょっと逸れます。ハゲ(禿)は都知事の適格要件には関係ないと思われますが「英雄、色を好む」の例えにも有るように、髪の少ない英雄は老いて盛んなようです。髪の毛が少ないの(禿)は男性ホルモンが女性ホルモンに勝っていることの表れで有り、理に叶っています。残念ながら筆者は細々と髪の毛が残っていて英雄にはなれませんでした。W

観念した都知事

 辞職願が都議会本会議において全会一致で了承された直後に知事の挨拶で述べた言葉は「少子高齢化の流れの中で保育施設の充実や地域包括ケアシステムの構築に取り組み・・・」と自画自賛していますが、廃校になった小学校跡地を保育園には充てず、朝鮮学校予定地にし、ピョンチャン(平昌)冬季オリンピックに協力するなど公私混同を含め、出鱈目のオンパレードとしか言いようのない(都民にとっては不幸な)2年4ヶ月だったと思います。選挙費用が掛かりますが辞職は当然であり、都民にとって大変良かったと思います。(我が家は多少なりとも東京都に税金を納めています。)

タイサンボク

 長い間マテバシイと思っていた近所の植木に咲いた花を見つけて驚きました。モクレン科の常緑高木「タイサンボク」(泰山木)です。葉っぱはモクレンと違い常緑でマテバシイやユズリハに似ています。花の径は15cmにもなります。芳香も有り、毎年6月の開花を楽しみにしようと思います。泰山木は中国原産と思いがちですが、北アメリカ中南部が原産地で日本には明治初期に渡来しました。英名は「Evergreen magnolia」です。


枡添問題と参院選(ヒルガオ) CMT DISAPVL、JGG SUSPENDED

2016-06-13 22:56:05 | 政治

 お早うございます。このところマスコミはやたらと枡添降ろしに熱心ですが、ネタ不足なのでしょうか。一見韓国寄りの枡添攻撃のように見えますが、実は自民公明攻撃であり、民進党応援の図式になっているように思います。自民、公明の中にも朝鮮半島出身の議員が存在するので自公政権としてはイマイチ枡添降ろしに消極的にならざるを得ないのでしょう。”今止められたら困る”表向きの理由として挙げているのが「①東京五輪前に任期切れ、②代わりが見つからない、③参院選が控えている」と言う事ですが、この様な政治家の論理に都民は納得しないと思います。自公による枡添擁護で漁夫の利を得るのは民進党だと思います。
 本来の保守党の在り方としては「日本のこころを大切にする党」(中山恭子党首)などが躍進する事が望ましいのですが・・・「戦争は悪」とする
戦後教育により右寄りの政党は嫌われるようになってしまいました。右寄りと言っても「日本人の日本人 による日本人のための政治」を目指しているのであり、先の大戦で思い知らされた日本人が戦争を望む訳が有りません。しっかり歴史に学び、美しい日本を守るために「攻撃されたら護る」に徹すると思います。

中山党首

 笑顔も言葉も優しそうですが「日本国を護る為に」と言う政治理念を感じられる強い方だと思います。

枡添朴

一日も早く都庁を去って欲しいと東京都民は思っている筈です。この男、「KYの極み」と言えます。

 今日の都議会での答弁も「逃げの一手」、何とかして乗り切ろうと「都知事を続けさせて欲しい」との情けない懇願ばかりでした。全ては自民党の決断次第になってきましたが、自民党は都知事のクビと参院選での敗北、どちらを選ぶのでしょう。「自民党でなければ国を護れない」と考えているのであれば、それは”おごり”で「主権在民」を無視した極めて愚かな思考です。

ヒルガオ

 梅雨時の花と言えば紫陽花、つゆ草などですがヒルガオ科の多年草「ヒルガオ」も今が旬の花だと思います。アサガオの花は朝開いて昼は萎みますがヒルガオは昼に咲いて夕方には萎みます。アサガオとの違いは葉っぱを見れば一目瞭然、アサガオの葉は丸く花の色も豊富ですがヒルガオは細長く花の色は薄いピンクです。上の写真の殆どの葉っぱはヤブガラシで黄緑で細長い葉っぱ(Photoの位置)がヒルガオの葉です。原産地は熱帯 亜熱帯 ヒマラヤ 高原ではないかとされていますがヨーロッパから日本まで広く自生しています。


安達太良山登山報告PART2 REV.1(イワカガミ) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-06-08 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。東京都の枡添知事、往生際が悪いですね。6月1日に知事職に有れば夏のボーナスおよそ375万円が頂けるらしいです。残された任期1年9ヶ月を務めた場合は約1億円の収入になると言います。馬の鼻先にニンジンをぶら下げられたようなもの、都民の「辞めろコール」など聞く耳は持たないと思います。恥ずかしい、とか都民の為などと言う意識は持ち合わせていないので検察が動かない限り、居座ると思われます。選挙って大事ですね。知事の逮捕などで欠員になった場合は補選などを行わず、次点の方が”繰り上げ当選”させるか副知事が努めれば問題は無いと思われます。最低でも都民税5000万円以上節約できると思います。選挙にお金がかからないのが一番なのですが。

 安達太良山登山報告PART2は「くろがね小屋」から峰の辻、矢筈森、鉄山を登り、折り返した後に安達太良山に登って安達太良高原スキー場に下ります。所要時間は5時間45分でした。標高差は370mで余裕の登山です。

安達太良、吾妻連峰

 安達太良山が火山である事は承知していましたが、夏場の暑い時期より初夏が安全だろうと考えて今回の登山となりました。現在のところ気象庁が発表した日本の危険火山は「噴火警報」が2、「火口周辺警報」が10有ります。前者は口永良部島と福徳岡ノ場(硫黄島の南50km)で後者は北から吾妻山、白根山、浅間山、御嶽山、阿蘇山、新燃岳、桜島、諏訪之瀬島(屋久島の南西100km)、西ノ島、硫黄島です。吾妻山は安達太良山の北10kmに有るので少々気にかかりました。W

くろがね小屋の紅葉

 春の花も良いのですが東北の秋も素晴らしい。ネットから拝借したくろがね小屋付近の紅葉、自然は何故こんな色を出せるのでしょう。赤はナナカマドです。

朝食


05:36 昨日の夕食は名物「くろがね小屋カレー」だったのですが、成駒フィレカツ丼後遺症でお代わりなしでした。W と言うよりも名物にして「具が見つからないカレー」1皿(福神漬けとらっきょ付)では食欲もわきません。1泊6320円では無理もないかー。しかし温泉卵と牛筋の煮込みが中心の朝食はまずまずでした。食後にブースに行って部屋に戻り「一分間息を止め、死にそうな思いをした。」と言うと周りの皆さんに大うけしました。この17文字を言っただけで理解できたようで、皆さん同じ思いをされたようでした。W 県立なのだからもう少し何とかして欲しいです。

源泉

06:30 小屋の西側上部に有る岳温泉用源泉の揚水場ですがガスが発生しているので立ち入り禁止になっています。白くなっている場所は硫黄分による変色と思われます。

ミネズオウ

06:35 登山道のあちこちで見られるツツジ科の常緑低木「ミネズオウ」(峰蘇芳)です。星型の花と葉の大きさは1cmほどです。

峰の辻

07:09 小屋の前の緩やかな尾根をジグザグに登り始めて40分、勢至平、安達太良山、矢筈森からの合流点「峰の辻」に到着、正面に安達太良山への登山道、右の尾根伝いに登ると牛の背へのルートです。

峰の辻からの稜線

07:10 前の写真の補足になりますが、左上の安達太良山は一旦谷に下ってから登ります。矢筈森へはこのまま右の尾根を登ります。尾根直下の白いものは雪渓です。夏までには消えると思います。

牛の背

07:35 登山開始後1時間で稜線(牛の背)に到達、西側の風景に息をのみました。今でも有毒ガスが噴き出していると見られ底部の「沼の平」は立ち入りが禁止されています。正面の湖が秋元湖です。その向こうに五色沼、檜原湖が有るのですが見えません。牛の背から撮影しました。

矢筈森

07:44 矢筈森のピーク(1673m)を超え、鉄山を望みます。ここは砂岩で岩がもろく登山道はズルズル滑り、要注意です。参考程度に記しておきますが、矢筈森とはいったいどういう謂れが有るのでしょう。ネットにも記述が無いので私の見解を述べておきます。矢筈とは弓矢の後端の弦を挟む二俣になった部分を言います。その事から現在位置にある二つのピークの間を矢筈に見立てたと思われます。

矢筈と矢筈森

 如何でしょう。鉄山から見た「矢筈森の二つの岩稜」、矢筈に見えませんか? 摩利支天でも良かったような気がします。W

船明神山

07:46 矢筈森の悪場を下った所にある道標です。日本百名山の磐梯山(1819m)が見えています。磐梯山の噴火前の標高は2000mを超えていたと考えられています。

鉄山4等三角点

08:02 安達太良連峰の最高点、鉄山(1709m)に設置された四等三角点です。牛の背から安達太良山を目指す登山者が多く、こちらの頂上は静かでした。行き交った登山者は5名ほどでした。

鉄山から南方

08:03 鉄山から南方の安達太良山を望んでいます。この下は崖になっていて直登はせず、右下(西側)を巻いて登ってきました。

プロペラ

08:10 鉄山山頂直下の分岐から北方を望むと一番近い箕輪山の左手遠方に吾妻小富士など吾妻連峰が見えました。東北地方で唯一「火口周辺警報」が出ている山です。避難小屋の西方には昭和33年12月10日に付近に墜落した空自T-6練習機(操縦士2名殉職)の供養碑「シャクナゲの塔」があります。

T-6

左が「シャクナゲの塔」、右は墜落した当時宇都宮基地所属ノースアメリカン製「T-6高等練習機」(二人乗り)、古いです。戦後13年ですから太平洋戦争で戦った戦闘機としての面影を色濃く残しています。

朝日連峰

08:10 吾妻連峰から30度ほど視界を西にずらすと真っ白に雪をかぶった朝日連峰が見えました。福島県と山形県の県境になります。

牛の背から安達太良山

08:49 鉄山を後にして40分、安達太良山の岩峰がまじかに迫ってきました。アプローチの向きは90度異なりますが小槍ヶ岳と言う印象です。W この辺りから山頂の人影が確認できます。

岩登り

08:56 この岩峰は10mと書く人、30mと書く人がいて正解は判りません、筆者は20mとしておきます。結構楽しめる岩場(くさり場)です。

八紘一宇

08:58 安達太良山山頂です。石でできた祠が有りました。頂上標識は未確認です。下にはありました。「八紘一宇」の文字には深い意味が有ります。昨年国会で三原じゅん子さんが「八紘一 は大切にしてきた価値観」と発言して物議を醸しました。八紘一宇には「世界を一つの家にする」と言う意味が有り、先の大戦にあてはめ、戦争を肯定化するものだとの批判が有るからです。地球人が一つにまとまれば卑劣な戦争など無くなり皆が幸せに暮らせるのですが・・・・

下山道

09:05 山頂から東の太平洋側を望んでいます。阿武隈山脈の向うには東京電力福島第一原子力発電所が原子炉廃棄に向けてもがき苦しんでいます。あと30年? 早く元通りの生活が出来ますように!薬師様、お願いいたします。

安達太良山標識

09:35 下山して岩陰でコーヒーブレイク、安達太良山の標識はこんなところにありました。

シャクナゲ

09:52 登山道脇に咲いていたハクサンシャクナゲ、おしべが長くて奇麗です。この辺りは森林限界を超えているのでこれ以上高い木は有りません。

仙女平分岐

10:06 猪苗代、磐梯山方面に下る仙女平分岐です。少々登山道が狭い。標高は1470m

木道

10:22 植生保護のための平坦な木道を薬師岳に向かって歩きます。気が高くなってきました。標高は1360m

ロープウエイ駅分岐

10:29 ロープウエイ駅分岐を通過、標高1350m

薬師岳

10:33 薬師岳にて一服、国土地理院の地図ではここから南東に300m離れたところ(ロープウエイ駅の向う)が1322mの薬師岳と言う事になっています。登山者が駅付近をウロウロしないように山頂標識を移動したとも考えられます。標高表示も有りません。なんだか変です。

五葉松平

10:48 15分ほど下ると五葉松平です。今回の山歩きでは沢山の五葉松を見ましたが五葉松平の謂れは不明です。ただ、ここから安達太良山を臨んだ紅葉は素晴らしいと思います。標高は1300m 

タニウツギ

11:07 スキー場の縁に降りてきました。タニウツギがあちこちに咲いています。日当たりが良すぎて萎んでいます。残念ながら何もしてあげられません。

ワラビ

11:08 手にワラビを持ったおじさんが登って来たのでワラビを知らない方の為にパチリ、有難うございました。桶にワラビを入れ、上から灰を撒き沸騰したお湯をたっぷりかけて押蓋と重石を載せ、一晩放置すれば完了です。1分煮るとか重曹を加えるとか難しい事は解りません。W 都会には灰が無いので重曹になるのかも。

スキー場

 高木が多くなるとセミの合唱も大きくなります。1000mを超えるとエゾハルゼミが鳴きだすようです。グーー、グワッ、カナカナカナなど多彩な鳴き方をするようです。蝦夷地(北海道)は広いせいか蝦夷が付く動植物は大きめです。望遠レンズを担いで登り、生の写真を撮りたいものです。
セミの種類

 出発点に戻る

11:38 奥岳温泉前に戻ってきました。右手の坂を上りスキー場のレストランに向かいます。駐車場は90%が埋まり人気の程が伺えます。

昼はラーメン

11:52 昨日のフィレカツ丼が焼き付いていて重たいものは食べる気になれません。サラーっと味噌ラーメン750円で昼食は完了、後刻車中で行動食のアンパンを食べます。W

奥岳温泉

12:18 人目を避けて温泉内部をパチリ、後頭部が薄い同年代の方が多かったです。左隣りが女性用です。皆さんの視線の先に福島市になっていますが見えません。樹木の高さが丁度いい感じです。風雨の時は右前方の枠に内蔵されたガラス戸が左右3枚ずつ、計6枚でシャットアウトしてくれます。兎に角気分爽快でした。福島県の温泉恐るべし!W

向島からのスカイツリー

16:38 東京スカイツリーを左に見て首都高6号線箱崎ジャンクション経由で銀座方面に向かいます。右下には隅田川が流れています。

レインボウブリッジ

16:51 湾岸道路に乗るためにレインボウブリッジをお台場側に渡ります。

17:45ごろ帰宅、東北自動車道を使用した長旅でしたが、運転は友人任せ(運転手さん御免なさい)なので良い温泉と花、青い空とイオンに恵まれ最高の登山でした。ここまで読んで下さった方には有難うございました。2016.06.05記

イワカガミ

 葉に光沢が有り、やや赤みを帯びる事が多いイワウメ科の多年草「イワカガミ」です。高山の岩陰などに地面を這うように自生しています。花期は6月ごろで登山道脇などでも見られます。写真左上コーナーに8月中旬に撮影したと言う実の写真を張り付けました。


安達太良山登山報告PART1(ウラジロヨウラク) CMT APVL、JGG SUSPENDED

2016-06-04 00:01:00 | 登山&マラソン

 お早うございます。先日は北海道で小学年生の男児を山中に置き去りにする事件が発生しましたが、何事も”やり過ぎ”はいけません。そういう意味では私もやり過ぎないよう、”ゆったり登山”を心掛けたいと思います。先月28,29日の両日、高村幸太郎の代表的な詩集「智恵子抄」に出てくる安達太良山に登ってきました。空が大変奇麗でした。

智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。


 安達太良山は活火山であり、1997年には安達太良山火山ガス遭難事故が発生し4人が無くなっているので注意が必要です。稜線の西側に位置する「沼の平火口」への立ち入りは危険で稜線歩きも素早い通過を心掛けたい。また、日本百名山(深田久弥)、花の百名山(田中澄江)にも選出されている名山でも有ります。

 コースは奥岳登山口、くろがね小屋、矢筈森、鉄山往復、安達太良山、薬師岳そして出発地点の駐車場に戻る周回コースをセレクトしました。歩行時間は第一日目2時間15分、二日目は5時間45分、総行程12.0km、高低差750mの山行となりました。


マップ

28日08:00 横浜を出発し、首都高と東北自動車道を使い二本松I/Cまで移動、その後国道459号線、県道386号線を西走し岳温泉経由「安達太良高原スキー場」用駐車場に進出、ピンクのコースを登り、くろがね小屋に一泊、二日目に鉄山、安達太良山を制覇、ブルーのコースを下る”ゆったり登山”でした。

田園風景

12:18 昔懐かしい田園風景です。高齢者が耕作を放棄すればこの風景も見られなくなってしまうかもしれません。夜になるとこんな田圃でカエルの大合唱が聴ける季節です。蛍も舞いそうです。

ソースフィレカツ丼

12:51 岳温泉の中心部(安達太良スキー場分岐)にある行列のできるレストラン(成駒)で食べた「ソースフィレカツ丼」です。厚くて幅広のフィレカツが2枚載っています。下のご飯にはキャベツと汁がたっぷりかかっています。しかし、量が多すぎ、翌日の昼食ごろまで胃の具合が不調でした。農作業などをし、腹を空かせてから出かけるべきかもしれません。W ¥1,150

駐車場到着

13:34 あだたら高原スキー場(左手奥)の無料駐車場に到着、正面には鉄山(1709m)も見えています。右手の山の裏側に「くろがね小屋」が有ります。標高はおよそ950mです。

スキー場前

13:45 装備を整え出発です。奥岳温泉前のロータリーを直進して登山口に向かいます。

登山口

13:46 スキー場から横道に逸れ「安達太良渓谷自然遊歩道」を通って「くろがね小屋」に向かいます。ピストン登山は別にして、くろがね小屋経由は反時計回り(CCW)で五葉松平経由は時計回り(CW:右回り)になります・


安達太良渓谷自然遊歩道

13:48 左の小道を使っても良いのですが下山者の薦めも有って「安達太良溪谷」周りで登る事にしました。谷に架かる橋をジグザグに4回渡ります。

最初の橋

13:54 最初の木造の橋を渡ります。以後この川に架けられた橋を何度か渡りながら溪谷を楽しみます。

昇龍の滝

14:01 昇龍の滝が見れる橋を渡ります。橋はもう二つあります。

溪谷終り

14:14 4つ目の橋を渡り、上流に向かって左側に出ると階段が有り、林道に合流します。

溪谷上流の橋

14:15 軽自動車なら通れそうな幅の橋は「馬車道」と呼ばれる道路に架けられています。標高はおよそ1019m

旧道入り口(登山道)

14:23 馬車道をしばらく登ると登山口(旧道)が見えてきます。セミの声が聞こえる広葉樹の森に入ります。




オオカメノキ

15:12 尾根道に出るとオオカメノキの花が咲いていました。この辺りからドウダンツツジ、レンゲツツジ、ムラサキヤシオ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラクなどの落葉小低木に加えてイワカガミなどが見られます。

勢至平

15:14 勢至平への標識が有ります。勢至とは勢至菩薩の事で阿弥陀三尊の右脇侍として衆生が地獄餓鬼界へ落ちないように救う菩薩と言う事になっています。

ムラサキヤシオ

15:15 ミツバツツジに似ていますが、ツツジ科の落葉低木「ムラサキヤシオ」です。流石に「花の百名山」、次々に高山植物を見る事が出来ます。

峰の辻分岐

15:28 勢至平から続く尾根の最上部付近に有る「
峰の辻」へ通じる分岐です。矢筈森、安達太良山に登る場合はここから登ります。標高1305m


温泉送管

15:54 峰の辻を過ぎると下りになり、温泉水輸送管が埋設してある道(左)から分かれて一気にくろがね小屋に下ります。

馬の背

15:57 視線を上に向けると正面に矢筈森と鉄山の間に有る「馬の背」が迫ってきます。

くろがね小屋

16:03 「くろがね小屋」到着、1階の庇付近にはソーラーパネルが設置されていました。この小屋は福島県営で1泊2食付き6320円でした。標高1340m

石炭ストーブ

16:07 食堂兼サロン、山小屋ならではのアンティーク・ストーブですが石炭使用の通称「達磨ストーブ」です。

寝所

16:22 小屋のルール説明を聞いて2階に上がります。正面が我々に与えられた部屋で12名分の布団が敷いてありました(実際に6名)。布団は広めで普通サイズでした。各部屋は就寝前にカーテンで仕切ります。

白濁温泉風呂

16:35 食事は17:30からと言うのでひと風呂浴びる事にしました。この日の宿泊客は30名ほどで二人でゆっくり入れました。白濁した硫黄泉は久しぶりで最高でした。

募金箱

19:56 就寝前の歯磨きに下りた帰りに熊本地震への募金をしてきました。二日目は06:30に出発の予定です。

ウラジロヨウラク1

ウラジロヨウラク2

 稜線を除く安達太良山全域で見られるツツジ科の落葉低木「ウラジロヨウラク」です。花の様子が仏像の装身具である瓔珞ようらく)に似ていることから命名されています。葉の裏が緑と白を混ぜて青を加えたような不思議な色(上の写真)に見えます。安達太良山では6月中旬頃が見ごろで5月28日は少々早かったようです。右の写真はネットで拝借しましたが花の色はもう少し赤い。