夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』

2003年09月29日 | 映画(さ行)
『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』(原題:Sidewalks of New York)
監督:エドワード・バーンズ
出演:エドワード・バーンズ,ロザリオ・ドーソン,ヘザー・グラハム,スタンリー・トゥッチ,
   デヴィッド・クラムホルツ,ブリタニー・マーフィ,デニス・ファリナ他

ニューヨーク、マンハッタンのカップルを追いかける。

テレビ局に勤めるトミー。
恋人から突然別れを切りだされ、傷心。
レンタルビデオ屋で出会った女教師マリアに声をかける。

マリアの元夫ベンジャミンはホテルのドアマン。
夫の浮気癖が原因で離婚。
しかし、マリアに未練たっぷりのベンジャミンは
しょっちゅう彼女のもとへ押しかけている。

トミーは恋人から部屋を追いだされ、新しい部屋を探している。
彼に物件を案内するのは不動産屋のアニー。

アニーは歯科医の夫グリフィンの浮気を疑っている。
グリフィンの相手は大学生のアシュレー。
ホテルでしか会おうとしないグリフィンのことを
アシュレーは不満に思っている。

アシュレーがアルバイトするカフェにベンジャミンが訪れる。
にこにこ微笑みかけるアシュレーを
ベンジャミンは自分に気があると思い込む。

こうしてどこかで繋がっている6人のインタビューをはさみ、
その恋愛模様を描いたドキュメンタリー風フィクション。

ロバート・レッドフォード主催のサンダンス映画祭で
グランプリを受賞した『マクマレン兄弟』(1995)以降、
エドワード・バーンズの監督作は必ず観てしまいます。
都会に生きるカップルのラブストーリーは
会話も風景もオシャレで、それでいてスカしてない。
住んでみたいで、ニューヨーク!と思わせられます。

男前ゆえ、役者としても活躍。
『プライベート・ライアン』(1998)では8人の兵士のうちのひとりを。
『15ミニッツ』(2001)ではロバート・デ・ニーロの相棒役。
しかし、やはり彼自らの監督・主演作のほうが○。
ボン・ジョヴィを主役に抜擢した『ノー・ルッキング・バック』(1998)はイマイチだったけど、
キャメロン・ディアスとブラピの妻ジェニファー・アニストンが出演した『彼女は最高』(1996)は大好き。

わが家で夫婦喧嘩をしたとき、私は腹が立って寝られない。
それなのに隣でいびきをかいて豪快に寝るダンナを見て
「なんで寝られるね~ん!」と余計に腹が立つことが。
トミーに女の口説き方をアドバイスをする、デニス・ファリーナの台詞を聞いて大納得。
「女は(物事を)無視できない」。
そうだったのかぁぁ!(^^;

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