電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

なんでも携帯電話に頼るこわさ~いざというとき必要な情報を手帳に

2011年04月13日 06時03分06秒 | 手帳文具書斎
昔、ThinkPad220 というサブノートパソコンを入手したての頃に、スケジュールもパソコンに記録しようと試みたことがあります。実際には、電池切れになると予定の確認もままならないという現実に、紙の手帳のよさを再認識し、「スケジュールは手帳」派となりました。ところが、PHS を使い始めた頃から、手帳の厚さを減らすために、住所録を持たなくなりました。電池も案外長持ちするし、連絡先の電話番号はPHS に入っているから、住所録はパソコンに記録して年賀状に使えればよい、というわけです。

そこへ今回の大地震!情報収集は主としてラジオに頼りましたので、PHS の電池の消耗は最低限で抑えられたのですが、これで電池切れになれば、連絡先が皆目分からない状況になってしまいます。実際、大地震に伴う長時間の停電で携帯電話の充電ができなくなり、職場や知人、家族との連絡もできなくなった人が少なくなかったのでは。まずは携帯電話で情報を得ようとして電池を使い切ってしまい、かろうじて通じている公衆電話で連絡をしようにも、連絡先の電話番号が、携帯の電池切れで皆目わからない。泣くに泣けない事態です。

なんでも携帯電話に頼るこわさがここにあります。いざというときに必要な情報を、手帳にコンパクトに控えておくことが大切だと感じます。当方、これまでも意識してシステム手帳に集積してきましたが、今回さっそくいくつかの項目を追加し、整備しました。ただし、手帳紛失時の情報保護を考え、暗号化しているものもあります。

(1) 自宅住所、電話番号(私自身が意識不明状態というときのため)
(2) 家族の携帯電話番号とメールアドレス
(3) 職場の関係者の電話番号(緊急連絡網)
(4) 親戚・知人の自宅の電話番号
(5) 車のナンバーと自動車保険会社の連絡先
(6) 最寄り駅の発着時刻表
(7) 通院先の電話番号
(8) その他(ブログ等のプライベート・パスワードの控え)

こんなところでしょうか。

少々厚手の用紙に油性のインクで整理してありますので、多少水に濡れても判読できるはずです。いざというときに必要な情報を手帳に整理しておく。これも、重要な情報の二重化、バックアップの一種かもしれません。
コメント