電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

庭のクロッカスが咲いて、ようやく春に~老母の楽しみ

2011年04月14日 06時02分54秒 | 週末農業・定年農業
庭の一部に老母が植えたクロッカスは、今がちょうど見頃です。白、紫、黄色など、色とりどりの花がきれいに咲いているのを見ると、東北の遅い春もようやく本番になってきたな、という気がします。クロッカスは、我が家で一番先に春を告げる花です。







80代も半ばに入った老母は、畑で草花を育てるのが趣味で、寒い寒いと言いながら、今日も戸外で農作業です。こういう平穏な暮らしが、何よりの喜びなのでしょう。

そういえば、福島第一原発の避難地域内にも、庭にお花畑を作り、楽しみにしていた方もおられたはず。今ごろは、無人となった地域で、眺める人もなくひっそりと咲いているのかもしれません。いくら美しい花でも、愛でる人がいなければ、咲く張り合いもなかろうに、と思ってしまいます。

さて、週の後半、通勤の音楽はマルティヌーの交響曲第6番を聴いております。4月16日(土)19時からは、山形交響楽団の定期演奏会の予定。楽しみです。
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