電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

肌寒い晩秋の法事で役立ったもの

2023年11月05日 06時00分49秒 | 季節と行事
11月4日の土曜日は、午前中は曇り空だったものの、昼前頃から小雨が降り出し、前日とは打って変わった肌寒い陽気となりました。この日は母の一周忌で、家族と地域の一族のほか遠方の親戚も一部参列して法要を行いました。だいぶ前から準備を進めてきており、当日はお六供膳(りくぜん)も二の膳付きで、準備した妻の努力が光ります。また、書が堪能な叔父さんが心をこめて書いてくれた般若心経の額が素晴らしく、またそのお気持ちがありがたい。



住職を中心に読経と焼香、続いて徒歩で寺に移動し、本堂および位牌壇の前で読経と焼香、最後に先祖代々の墓の前に移って線香を手向け茶を注いで供養します。自宅に戻ってお弁当と心ばかりの返礼品を持ち帰ってもらい、会食はなし。いたって簡素に行った一周忌でしたが、これで私たち夫婦は双方の両親をみな見送ったことになり、遅かれ早かれ次は私たちの番が来るものと覚悟させられたところです。



ところで、施主の私にとって特に役立ったと感じられたのは、この日のために某密林に注文していたグンゼの「腹巻き」でした。白ワイシャツに黒フォーマルのスタイルでは、寺の本堂や墓前の肌寒さが身にしみますが、防寒アノラックを着込むわけにもいかず、痩せ我慢の辛い立場になります。そんなときに、ごく薄手の腹巻きのおかげで腹部や背中が暖かく感じられ、だいぶ楽でした。「縫い目ゼロ、カットオフ、ストレッチ」を謳い文句に、レーヨン45%、綿40%、ポリウレタン15%の混紡の日本製。立場上、外着を羽織るわけにはいかないが寒さはしのぎたい、しかし使い捨てカイロにはまだ早い、そんな状況の方にはかなりおすすめです。

写真の右側は、娘がお土産に持ってきてくれたゼブラの加圧式ボールペンです。これについては、また日をあらためて取り上げてみたいと思います。

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