電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

果樹農家の冬支度〜動力噴霧機を修理し来年の稼働に備える

2023年11月26日 06時00分41秒 | 週末農業・定年農業
昨日、11月25日に当地では初雪が降りました。とは言うものの、予報とは裏腹にちらほら粉雪が舞う程度で、降った中には入らないくらい。むしろ、風が強く吹き荒れた寒い一日でした。

そんな中で、農協の農機センターに依頼していた動力噴霧機、丸山製作所の MS-410 の点検修理が完了したとの連絡が入り、軽トラックで受け取りに行ってきました。エンジン部は大丈夫ですが、調圧ダイヤルの横、余水切り替えレバーの軸が折損していて、圧力がうまく伝わらない状態だったようです。




中央の上向きの赤いレバーがそれで、部品を交換し、保守点検、冷却水 LLC を交換して完了とのこと。これで、来年も安心して使えます。むしろ、今年の夏以降のサクランボや桃の防除の際に、樹のてっぺんまで噴霧できなかった理由がようやくわかりました。なんだかずいぶん早く落葉したなあと思っていましたが、たぶん収穫後の褐色穿孔病対策等の薬液が高い枝の葉まで届いていなかったということでしょう。

亡父の残した農業機械が作動するうちは修理して使い、年齢相応に少しずつ規模を縮小しながらもなんとか果樹園を維持し、親戚友人知人に我が家の果物を届けたいものです。動力噴霧機、乗用草刈機、高所作業台車、それに軽トラック、これが我が家の果樹園管理の四点セットですが、軽トラックは車検整備でまずは大丈夫、乗用草刈機はまだ新しいし、動噴が快調であれば果樹園管理はできる。高所作業台車は、これから足腰が弱くなることを思えば安全確保の点で重要になってくるでしょう。高所作業台車も作業小屋に格納し、地下水組み上げポンプも水抜きをして、冬支度の一つが完了しました。

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