ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

ひそかな目論み。

2010-05-28 21:11:41 | 植物
この写真は娘が4月の初めに甲子園で写した。
気に入ったのでもらった。

このときは駅前に一輪ひっそり咲いていた。
その後、ねこ吉の家の近所の駐車場でもたくさん咲いて、
今は盛りを過ぎて円筒形の実がなっている。

すぐ散るのは判っているけど、毎年摘んで花瓶に生けてみる。
案の定すぐ散る。

5月23日「身近な野の花のふしぎ」という図鑑のような本を買った。
そして、ねこ吉が今まで「モネのヒナゲシ」と呼んでいた花が「ナガミヒナゲシ」だと判った。
P66の解説を抜粋すると、19661年世田谷区で地中海生まれのヒナゲシが見つかり
育てる人がいたらしい。
このナガミヒナゲシは数年でねずみ算のようにふえるとか・・・。
円筒形の実は枯れると中に無数の黒い種が入っている。いわゆる芥子粒だ。
それはまるで小さな手榴弾だと書いてあった。
炸裂危険、取り扱い注意だって!
爆発的な繁殖力で「特定外来生物」に指定されるのも時間の問題であろうとも書いてあった。

早速、駐車場に行ってみた。
花はあまり咲いてなかったけど、円筒形の実は手榴弾になっていた。
中には炸裂した奴も・・・。

ねこ吉は、手榴弾をいくつも摘み取り、てっぺんについている蓋を開けると
中から種が出るわ、出るわ!

ねこ吉は、そこら中に手榴弾を炸裂させた。
来年の春にはそこら中にナガミヒナゲシで一杯になったら綺麗だろうな・・・。
モネの絵のようにならないかなぁと考えて、ここ当分ねこ吉は「種まく人」になる。