ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

カルガモのお話

2010-06-18 15:46:12 | バードウォチング
水曜日の6時頃、たぬ吉から電話があった。

「カルガモの雛がハーバーランドにいる。ついに生まれたわ!」

「えぇー、ホンマァ!何羽生まれたの?」

「5羽いてるワァ!」

たぬ吉は会社帰りにカルガモが生まれていないか、たまに見に行っていたらしい。

昨日、ねこ吉は早速見に行った。
昼から洋裁の日だったからたくさんの道具を持って・・・。



10時半頃モザイクの運河に着いた。

「あれ?雛は2羽しかいないわ・・・。親が2羽いるのはオスかな?」

今年はカルガモの雛がいないという話をたぬ吉としていて、

カラスセンダイムシクイも夫婦で子育てしてるねんで!カルガモはいつもメスだけで
何羽も子育てしてるやん!オスは生ませっぱなしでずるいわ!メスは一人で子育て大変で
怒って卵生むの拒否してるんやわ!」

と勝手な持論を展開していた。

あちこち探し回ったけど雛は2羽しかいない。



今年も立派な家2軒。




体の割には足、いや水掻きが大きいね。

係りの人2人で、ホースで水をかけ家を綺麗に洗って、餌を新しく入れ替えてた。
至れり尽くせりやね。





一人前に立ち泳ぎ?

ねこ吉が写真を撮ってると、隣で心配そうに見ている人がいる。
話を聞いてみるとモザイクの人だった。
「昨日5羽いると聞いたのに今日は2羽しかいませんネェ。」
とねこ吉がいうと、

「先週11羽いたんです。今年はメスが二組が子育てしていて、
お互いが自分の子どもしか育てないから、相手の子どもをくわえて水面に
叩きつけて殺してしまったらしいんですよ。」

カルガモの世界もいよいよイクメンかと思ったらとんでもなかったわ!
マァ、動物の本能なのか知らないけど何と悲しい話なんだろう・・・。

その人は、「カルガモのページを立ち上げたので見てください。」
といって向こうに菜っ葉を取りに行った。

ショックな話を聞いて食欲は無いと言いつつ、何か食べて洋裁に行こうと帰りかけたら



スズメがカルガモの餌を食べていた。

「ちょっとアンタ、厚かましいね!」

新快速で芦屋に行って、洋裁をやったのか、喋りに行ったのか・・・。

家に帰って夕飯の支度をしていたら、たぬ吉から電話。

開口一番「そして、誰もいなくなった!」

「えぇー!アガサクリスティか?」

何ということ・・・。