ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

芭蕉観察日記(夏休みの宿題風)

2011-08-15 22:37:33 | 思い出
写真は今日の芭蕉の様子。花びらか葉っぱか定かではないけど、一枚、二枚と剥がれて
苞はずいぶん小さくなった。

最初に見た6月24日に比べたら、苞の大きさは2分の1くらいかな。

前に撮った写真と比べて、もっと変化が判りやすい写真が撮れればいいんだけど、
これが難しいんだな・・・。

何しろ理科系は苦手。
かといって文化科系が得意なわけではなく、理科系に比べてマシなだけ。


今頃、世の中の小中学生は夏休みの宿題に苦労してるのかな・・・。

ねこ吉も子育て中は苦労した。
子ども達も親に似て理科が苦手なので、どうしても自由研究が残ってしまう。
几帳面な子供たちじゃないので、計画を立てて毎日観察日記をつけるなんて
ことは出来ないタイプ。

娘が小学生頃、科学雑誌を毎月とっていて、付録にホウネンエビの乾燥した卵がついていた。
自由研究の宿題に、ホウネンエビの観察日記をつけることにした。

夏休みはすでに始まっていて、8月になっていたかも知れない。
乾燥した卵を水槽に入れたら、2,3日したら孵化して、ミジンコみたいになのが
蠢いているのが不思議だった。

やる気の無い娘は、観察日記をつけ忘れる。
いい加減な絵を描き、観察した様子は1行か2行で終わり。

細かいことは忘れたけど、
「もっと詳しく書きなさい。」と叱って喧嘩をしたように思う。

もともと成長しても1.5センチぐらいの大きさのエビだった。
水槽の中で何匹か泳ぎ回っていたけど、やがて少しずつ数が減っていった。

娘の観察日記は、毎日減ったホウネンエビの数が書かれていた。

多分夏休みが終わる10日前ぐらいだったと思う。

「全匹死んだ。」と娘は書いた。

ねこ吉はこんな観察日記を提出させるのは恥ずかしかった。

たぬ吉に、娘の観察日記を見せたら、

「アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった。』みたいやな。」と言った。
以来、家ではよく使われる比喩にだけど・・・。



今では、もう子ども達の夏休みもないし、宿題の心配も無い。
毎日の昼ごはんのメニューがほとんど同じで、早く学校が始まって給食を
食べてくれないかナァって思うこともない。
ずいぶん楽になったんだけど、昼ご飯に前の日の残りのチラシ寿司を食べていると
何か寂しさを感じてしまう。