ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

終戦のエンペラーを見に行った。

2013-07-31 14:02:34 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
昨日突如思い立って、たぬ吉と「終戦のエンペラー」を見に行った。

予告編で、昭和天皇を片岡孝太郎が演じると知ってびっくりした。
コーヒーのCMでしか知らないけど、マッカーサーをトミー・リー・ジョーンズが演じるらしい。

マッカーサーと昭和天皇が並んだ写真は、教科書や史料集で何度も見ている。
それぞれに扮した二人は、どれぐらい写真に似ているんだろう・・・。興味がある。


映画館はレディスディのせいか混んでいた。
太平洋戦争関連の映画だからか、観客たちはずいぶん高齢者が多かった。
老夫婦(たぬ吉、ねこ吉も十分老夫婦だけど・・・。)がお互いの身を気遣いながら。
杖をついた人も支えあいながら・・・。

ねこ吉の前に座る人たちは、頭が禿げた人が多かった。

普段ねこ吉は一人で映画を見に行く。単館系の映画が多いので、ほとんどが空いている。
そして、同世代はいても高齢者は少ない。

たぬ吉も、ねこ吉も戦争を知らない世代だ。
ねこ吉は、歴史の勉強をしていないし、自分の親に戦時中の話をあまり聞いていないから、
映画を見てもわからないことが多かった。

内容はさておいて、片岡孝太郎の昭和天皇は特徴をよくとらえていたと思う。

お父さんは片岡仁左衛門。
ねこ吉も何度か舞台を見たけど、ため息が出るほど美しい。セクシーだ。

それに比べて、孝太郎は小柄で地味。女形しか見たことがない。
DNAとは残酷なものだと、ねこ吉は常々思っている。
立派な親を持つと、息子の悩みは大きいだろうと思っていた。

「自分は自分」孝太郎はしっかり自分の道を歩んでいる気がした。

奈良橋洋子は、この映画のプロデューサーでキャスティングもしている。
「ラストサムライ」や「SAYURI」のキャスティングも担当したと書いてある。
ハリウッド映画で日本を描くと何処か違和感がある。
今回の映画は、かなり改善されていると思う。

この映画のプロデューサーはあと二人いて、一人はを野村祐人がやっていることにびっくりした。
野村裕人は奈良橋洋子の長男だった。

昔千葉にいたころ、夕方15分程ディズニーランドの広報番組があった。

野村裕人と若き日の武田真治が出ていた。

武田真治は今も映画やテレビによく出ているけど、野村裕人を見ることはなかった。
ねこ吉は完全に忘れていたけど、ちゃんと力をつけて立派になっていたんだね。