ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

ウリ坊ぉ~!

2014-07-09 16:34:34 | 動物、昆虫
(1匹だけ、ポツンといるウリ坊)

昨日、友人と天上川沿いを歩いていると、大きな雌イノシシが2匹、それぞれ1匹ずつ子供を連れて、寝ているのが見えた。

かなり大きな親イノシシは、子がオッパイをねだってても起きようともしない。
子に背中の縞模様は、もう無かった。

それを見た友人は、

「このイノシシ達は、ママ友やね。」と言っていた。

そうやね。ねこ吉もそう思う。
カルガモのお母さんも、イノシシのお母さんも、人間のお母さんの子育てを見て学んでるんだろうか・・・。
結構、手を抜けるところは手を抜いて、自分を生活を大事にしているように見える。

高いところから、イノシシ達を見ていただけで、写真は撮らなかった。
つまり、親はあまりにふてぶてしく、子は、かなり大きくなって可愛くなかったからだ。



川を下って行くと、一人ぼっちのウリ坊がいた。

友人は、2,3日前にもこのウリ坊を見たそうで、どうも孤児らしい。
元気がなかったそうで心配してたんだって。

「親とはぐれたんやろか?可哀想やねぇ。」と言いながら見てたら、対岸に袋を持ったお爺さんがやって来た。

フェンス越しに、パラパラとドッグフードを撒いている。
ウリ坊は嬉しそうに食べている。

お爺さん、餌付けしたらダメなんよ。東灘の条例で決まってるんですよ。
先日、天上川の近くで4,5日続けてイノシシに襲われてけが人が出たんです。
各局のローカルニュースで放送してたでしょ。

「餌付け禁止」の幟をもって、ボランティアがパトロールしてたよ。
ねこ吉もイノシシに追突されて怪我をしたから、イノシシは嫌いだ。

でも、やっぱりウリ坊は可愛い。
親がいなくて、餓死しそうになってたら、お爺さんはほっておけずに餌をやりに来ているんだろうな。
そんな可愛いウリ坊もすぐ大きくなって、ふてぶてしくなって、やがて人を襲うようになる。

お爺さんが撒いた餌は、ウリ坊が食べ残した分を、他のイノシシが食べる。
袋を持った人を見たら、餌が入っていると思って襲って取りに来る。

買い物帰りのスーパーの袋を持った人が襲われる。

難しい問題やわ~。
ウリ坊を見て、「餌はやらない!」と意を決して実行するのは、心の中の葛藤と戦わないといけません。