ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

山口晃先生の講演会を聞きに行った。

2015-11-09 14:29:47 | 旅行 お出かけ
写真は、講演会でもらったハガキ。

10月23日、娘からLINEがきて、

「こんなんあった。」と本願寺日曜レクチャーのアドレスが載ってた。

繋げて見ると、な、なんと、山口晃先生が本願寺の聞法会館で講演をなさるらしい。


五木寛之の小説「親鸞」に挿絵を描かれたご縁だろう。

ねこ吉は、先生のファンである。
芸術、絵画の事はほとんど判ってないけど、先生の描かれるものは大好きである。
細密画のような絵も、ユーモアあふれる漫画チックなものも、武士がオートバイに乗っているような
アンバランスさも・・・。最高!

先生の展覧会はなかなか関西で開催されない。
まして、先生の実物が見れるなんてそんな機会はめったにあるものではない。

「行きたい。アンタ一緒に行ってくれへん?」とLINEを返すと、

「行くなら一緒に行ってもいいけど。」と返事が帰って来た。

顎、足をつけるので、方向音痴の母を連れて行っておくれ。

11月5日、

「混雑が予想されるので9時15分に整理券を配るらしい。9時には聞法会館に着いとかなアカン。
お母さんみたいな人がたくさん来るんやわ。」

というLANEが来た。

エライこっちゃ!
家を7時過ぎに出た。
昨日は生憎の雨だった。
駅で待ち合わせた娘は、「眠い!」とすこぶる機嫌が悪い。


JR京都に着いたら、神戸以上に激しく降っている。

急ぎ足で、雨に濡れながら聞法会館まで歩き・・・。
畳敷きの大広間の前で並んだ。整理券は15番、16番だった。

お蔭で1列目の左端、先生をかぶりつきで見た。 ナマ山口先生やわ!

ダンディで軽妙洒脱な話しぶり。見た目ホンワリとした方でした。
スライドで挿絵を写しだし、ホワイトボードで追加の説明。あっという間に時間が過ぎて行った。

先生は自らを「アズマヱビス」と何度もおっしゃった。

最近読んだ「京都ぎらい」では、京都人とは洛中に住む人を指すらしい。
作者の井上章一さんは嵯峨生まれ。嵯峨とは洛外らしい。

「アズマヱビス」とへりくだられながらも、ちょっと皮肉られてる気もする。

作家と挿絵画家との間もいろいろ難しいようだ。
決して直球ではおっしゃらないところが、何ともおかしく・・・。

アンケートを書いて、記念品に写真のポストカードをもらった。

凄い雨で、紅葉を楽しむ余裕も無く、ランチに入った伊勢丹も満員で、8階のカフェでラザニアを食べた。

水戸芸術館で開かれた「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」

何とか関西で開催してくれませんか?お願いしますわ。




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