ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

読みたいのになかなか読めない本

2016-01-09 22:26:04 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
(本山プラザに行く途中見つけた水仙)

昨年の秋ごろ、元東灘図書館だった建物が「本山プラザ」というミニ図書館になっていることにに気付いた。

12月20日、ラザニアを食べた時も、本山プラザに本を返却に来た時だった。
そして、借りていた本をいったん返して、同じ本をまた借りた。

本の名前は、早坂暁の「天下御免

1971年10月から1年間、NHKで放送された時代劇の脚本がそのまま本になっている。
ねこ吉はこの時代劇が大好きで毎週楽しみに見ていた。何という大昔の話・・・。

平賀源内役が山口崇、小野右京之介役が今は亡き林隆三、杉田玄白役が日航機事故で亡くなった坂本九。
中野良子、津坂匡章、今は笑点で座布団を誇んでいる山田隆夫も出ていた。

およそ、NHKの番組とは思えない、パロディ、批判精神一杯の番組だった。
まだビデオテープが貴重な時代。天下のNHKもテープを使いまわしをしていて何も残っていないらしい。

本を見つけた時は懐かしさと嬉しさで、完結編まで3冊借りて帰った。

たぬ吉も「天下御免」を見ていたらしく、懐かしさ一杯でさっさと3巻読み上げて、図書館で番外編を予約して読んでいた。
しきりに、面白い、懐かしいを連発しながら・・・。

喜んで借りてきたねこ吉は全然読み進まない。
ねこ吉は、脚本、戯曲といった類の本を読むのが苦手。
当時のことが書いてある「あとがき」ばかり読んで、思い出して涙が出るほど懐かしいんだけど本文が読めない。

やっと年末、読み方のコツが判ったというか、慣れたというか、読めるようになり、返却日にいったん返してまた借りた。

やっと今日一巻を読み終え返却した。

あと二巻、頑張って読み終え、番外編を東灘図書館で借りて読むつもり。

何度借り直しても、全巻読むのが今年の目標、課題である。