ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

雑誌を見て思い出したこと。

2016-11-03 21:44:43 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
この間中央図書館でもらったリサイクル図書「CREA」副題は食の本大特集

まだ全部読んでないけど、「懐かしい少女小説」の項目が・・・。
確かにねこ吉が読んだ少女小説は、美味しそうな食べ物が一杯出てきた。



若草物語、昔気質の一少女、あしながおじさんは、小学生高学年で読んで以来ずっと愛読書。
二人のロッテ、おちゃめなふたご、点子ちゃんとアントンは、大人になってから読んだ。

「若草物語」に出てくる「ブラマンジェっていったい何だろう。」って思ってた。

「昔気質の一少女」で、ポリーとトムが作る糖蜜菓子ってどんなん?

「あしながおじさん」のヒロインは孤児院育ちだから、「若草物語」を知らずに育って恥ずかしく思っていたんだって!

ねこ吉はいくつになっても少女小説を卒業できない。

たまに、読み返してみる。

「秘密の花園」「小公女」「小公子」も大好き。



懐かしくて何冊か引きずり出してきた。

「昔気質の一少女」上下巻は、昔の物があまりに字が小さいのでギンガムシリーズを買い足した。内容は同じ。
「美しいポリー」は、ねこ吉が従姉に借りて読んだ「昔気質の一少女」の子供用というか、抄本というのかなぁ・・・。
可愛い挿絵もあって大好きな本だった。

長い間借りて、従姉に返したときに「あげるわ。」ってくれたにもかかわらず、引っ越ししてる間に無くしてしまった。
10年ぐらい前、フリーマーケットで見つけて、あまりの懐かしさに買ってしまった。黄ばみを通り越して茶色になってる。
50円だった。
持ち主のサインがあって、1957年と書いてあった。どんなけ古いの!

真ん中の「リンバロストの乙女」のヒロインが学校に持って行ったお弁当のすばらしさ。
当時アルミの弁当箱しか知らないねこ吉には、想像の域を超えたお弁当箱だった。中身はもちろんのことです。

「あしながおじさん」だけ行方不明。

一番右の「子どもの本とごちそうの話」(赤木かん子著)は、子どもの本にでてくる食べ物を詳しく解説した本。
外国文学、日本文学両方が載ってる。

25年ぐらい前、赤木かん子さんの講演会を聞きに行った。

何冊か読んでいた本のイメージとは随分違う人だった。

講演終了後、質疑応答があって、「子どもに、ためになる本を読ませたいけど何がいいですか?」と質問した人がいた。

赤木かん子さんは、「お母さん、文学は毒ですよ。」と言い放ち、その場の空気が凍ったように思えた。

ねこ吉は、「そんな言い方をしなくてもいいのに。」と思ったけど、確かに本を読むことで知らずにいたら幸せだったのに知ってしまって悲しい思いをすることもあるなぁ。全てが勧善懲悪でもないし・・・。

だから、ねこ吉はいつまでも少女小説を読み返し、ハッピーエンドしか読まないことにしているのかも知れない。

知りとうなかった、知りとうなかった、知りとうなかったよ。ゴンゴン!である。


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