ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

「折々のことば」を読んでたら・・・。

2016-11-14 16:13:22 | 思い出
(i padの万華鏡カメラで撮ってみた。幾何学模様⇒幾何学⇒数学 無理矢理こじつけてみた。

日曜日の朝日新聞の「折々のことば」を読んだ。


「いや~これは綺麗な解き方ですね、誰ですか これを解いたのは

                        高校の数学の先生」


この文章を読んで、娘の高3のときの数学の先生の話を思い出した。


娘は大学受験を文系私学に絞っていたから、理系の授業は単位さえ取れればいい、半ば捨てたようなものだった。
しかし、数学の授業はあるし宿題は出る。
苦手だから判らん!

娘の高校時代の部活は、茶道部と電子オルガン部を兼部。
弱小クラブで、部室に部員が集まってお喋りしているだけ。
高3の部員は3人。引退しても、ちょくちょく部室に出入りしていたようだ。

部員のYさんは、理数科在籍の超リケジョ。
茶道部と電子オルガン部の他にボランティアのクラブと自治会(生徒会)をも兼部するという「パーフェクトヒューマン」だった。

娘は判らない数学の宿題を部室でYさんに解いてもらっていた。

ある日、先生が板書した模範解答が、Yさんが解いたものと解き方が違うことに気がついた。

娘はノートを持って職員室に行き、
「先生、この解き方でもいいですか?」と聞いたらしい。

娘もYさんが解いたことは言い、先生も娘が解いたとは思ってなかっただろう。

「こっちの解き方の方がええなぁ。うん、この方がすっきりしてる。Yさんに言うといて。」と褒められたそうだ。

娘は「はぁ~い。」と言って職員室を出たって。

ねこ吉は、その話を聞いて「何て素敵な先生なんだ。」と思ったよ。

Yさんは当然のことながら、京大工学部に塾も何も行かずに見事現役合格されました!


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