ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

「残念さん」

2017-10-12 22:23:52 | 思い出
昨日は、大物(だいもつ)にある「残念さん」に行ってきた。
大物は、阪神尼崎から各駅停車で一駅大阪寄り。

9月9日、尼崎史料館に行った日に、調べ物をしていたら残念さんの事が載っていた。


ねこ吉は、高校受験の時母に連れられて願掛けに来たことがある。
どうやって行ったかは全く覚えていないけど、寒い曇った日だったと思う。
懐かしくて、もう一度行ってみようと思った。

「残念さん」とは、幕末の蛤御門の変で敗れた長州兵、山本文之助のことで、捕えられ牢内で、「残念じゃ、残念じゃ。」と言いながら自害したそうだ。
哀れに思った里人が墓を建て、「残念さん」と言われ、お墓にお参りすれば一つだけ願いを叶えてくれると言われている。



大物で電車を降り、プリントしてきた地図を頼りに北上。
大物公園の近くらしい。

ユニチカ記念館に行った時も感じた事だけど、大物は古い町。
道がマス目になってない。
三叉路とか、五叉路まである。ねこ吉泣かせの町である。

見つかった!墓地の入り口に看板。
周りは二階建て住居に囲まれている。奥の方はマンションが建っている。
ひっそり、ひっそりぃ~。

ねこ吉一人。

残念さんに向かって祈る。

願い事、一つなんて!一杯あるんです。

しっかりお願いして、電車で尼崎に戻る。
もう1つの昨日の予定、尼崎史料館で住宅地図をコピーしてもらう事。

先日来た時に、自分の住んでいた地域の住宅地図を閲覧させてくれ、必要ならコピーさせてくれるって聞いた。
昭和32年以降、平成18年迄のものに限るらしいけど・・・。

今も尼崎に行けば、住んでいた家の近くには行くが、知っている人は茶道の先生の家族くらいしかいない。
当然、ねこ吉の住んでいた家もないし、隣も空き地になっている。

住宅地図は、昭和34年からしかなかった。ねこ吉は8歳かぁ・・・。
昭和38年、46年、51年、63年、平成5年、6年、7年のものをコピーさせてもらった。

住宅地図の名前を見れば、近所の人の顔が浮かんでくる。

家の隣に住んでいた西井さんの事を思い出した。母と仲のいい一人暮らしのお婆さんだった。
髪をアップに結い上げて、着物の衿に日本手拭いをかけ、きりっとした綺麗好きの人だった。

父は名古屋に単身赴任、母が夏休み中に手術入院したときは、ねこ吉は小学校2年生。
夏休み中は親戚に預けられてたけど、2学期が始まると家に帰って、西井さんにご飯を作ってもらって学校に通った。
でも、寝るのは家でたった一人。怖かった。

母が亡くなったとき、
「私が死ぬときは、アンタのお母さんにお世話になろうと思ってたのに、私より先に死にはって・・・。」と泣かれた。

本当に西井さんにはお世話になった。

昭和63年の住宅地図には、西井さんの名前は無かった。
ねこ吉が、千葉にいる間に亡くなられたのだろうな・・・。

昔の事をいろいろ思い出してしまって、寝られなくなってしまい時計を見れば4時。

懐かしい思い出は、辛かった思い出も連れてくる。

もう、昔を掘り返すのは止めよう。
コピーした住宅地図は、引き出し深くしまい込んだ。





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恐るべし、ランタナ。

2017-10-11 21:00:11 | 植物
昨日、ヨウシュヤマゴボウとランタナの話をブログに書いた。
買物に行く途中、ヨウシュヤマゴボウは実を摘み取られ、ランタナは花を摘み取られていたことは追記した。

今日は昼から尼崎に行って来た。その話はまた書くとして、帰り道余りのランタナの花盛りにびっくり!



県営住宅は補修中らしく、フェンスの向こうは車両がせわしなく出入りしているみたい。

そんな事ものともせず、延々と咲き誇るランタナ。

やっぱり、アンタは強い!


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アンタは強い!

2017-10-10 22:07:24 | 植物
写真は、上がランタナ、下がヨウシュヤマゴボウだ。

ランタナは、以前園芸店でよく見かけたけど、「世界の侵略的外来種ワースト100」に挙げられたとかで最近はあまり見かけなくなった。
驚異的な速さで増えるらしい。
スーパーマーケットの入り口にもいつの間にか一杯咲いている。
実は青くて光っていてなかなかユニーク。

多分スーパーのランタナの種が飛んできて、ここで発芽したらしい。
クスノキの並木の根元なら判るけど、何とアスファルトの割れ目から生えている。もうすぐ花も咲きそうだ。
驚異の繁殖力だ。

さすが、「世界の侵略的外来種ワースト100」というだけあるね。

そして、その下はヨウシュヤマゴボウが・・・。葡萄状の緑の実は、やがて濃い紫に熟す。
ブルーベリーに似ている。

息子の理科の宿題で色水を作るとき、ねこ吉は松戸の原っぱに探しに行った。見つけられなかった。
綺麗な綺麗な紫の色水が出来るらしい。レモンを入れると青色に変わったような遠い記憶。

根はゴボウに似ているので食べた人がいるらしい。中毒症状が出て救急搬送になったらしい。
実も根も有毒なんだって!

そんな超問題ありの植物だからこそ、アスファルトの割れ目から入り込み、根を張り、花を咲かすんだ。
しかし、駆除しなくていいのかな・・・。まぁ、食べなきゃ大丈夫だね。

ねこ吉は、それぞれの強さに感心する。
いつ引っこ抜かれるか、毎日のように見ている。

たとえ、誰かに引っこ抜かれても、きっと何処かで根を下ろし、しっかり生きて行くだろう。

追記

10月11日、買物の前に見に行ったら、咲いていたランタナの花は摘み取られ、ヨウシュヤマゴボウは葡萄状の実だけがとられていた。
根も葉も残っているから、まだまだしぶとく生きて行くだろう。






本日は晴天なり。

2017-10-09 21:46:18 | 植物
買い物に行った帰り、クスノキの並木の下を歩いていたら、ひときわ目立つ赤い落ち葉を見つけた。

ねこ吉は長い間、「クスノキは常緑樹だから、秋になっても落葉しない。」と思っていた。
葉っぱが古くなると、赤くなって葉が落ちるんだね。

ツルッとしていてワックスがかかっているみたい。
毎年秋に落葉するサクラやモミジとは、葉っぱの感じがちょっと違うね。

余りに青空だから、葉っぱをかざしてみた。

綺麗だねぇ・・・。

今日は、日差しもきつくて汗ばむぐらいのお天気。
ユーミンの「悲しいほどお天気」をBGMで・・・。

もうすぐ、サクラやケヤキ、モミジが紅葉して落ち葉になって、あっという間に季節が秋から冬に変わるよね。

追記

今日(10月10日)ベランダで洗濯物を干してたら金木犀の香り。
昨日はかすかに香っている程度だったのに・・・。

「金木犀でぇ~す。満開でぇ~す。」強烈な香りで凄いアピールです。

判ってます。ちょっと控えめにしてください。
ねこ吉は、強い香りは苦手です。




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落語を聞きに・・・。

2017-10-08 08:07:00 | 思い出


昨日は午後から、岡本公会堂で開かれた桂南光の落語会をたぬ吉と聞きに行った。
チケットはたぬ吉のおごりである。

行く前に、ユエシャン(漢字変換できない難しい字)で五目焼きそばを食べて腹ごしらえ。
あんかけ麺でねこ吉好みだけど、青菜の茎が固すぎた。
それから、得体の知れないキノコは入れないでください。

会場の岡本公会堂は、山の手閑静な高級住宅街の中にあった。
長年東灘区に住んでいても知りもしなかった場所である。

道に迷って人に聞き、1時過ぎに会場に着いたら長蛇の列だった。
老人が多かった。

前座が二人と、トリが桂南光だった。

一番目が「平林」で、気がついたら終わってた。
タイラバヤシかヒラリンか、イチハチジュウのモォークモクの有名な下りを聞いてないと思ったら、ねこ吉は寝てたらしい。
何ということ!失礼しました。

次は、「池田の猪買い」。
特に面白いということもなく終わった。

さて、南光さん、出てきただけで会場がワァ〜と沸く。
やっぱり華がある。

花筏」で大いに笑ってお開き。

行きがけに降っていた雨も上がって、駅周辺に向かって坂道を下りてきた。



(知らない間にこんなお店が・・・。今流行りのお洒落な野菜を売っている。

母が亡くなった後、一人暮らしをしていた頃住んでいたアパートの辺りを通りがかった。
当然建て替えられていて、周りも当時とはずいぶん変わっていた。

40年以上前、学生が2人、働いている者が3人、女性ばかりが住むアパートだった。
一緒に遊びに行ったり、ゴハンを食べたり・・・。
女子寮の暮らしみたいだった。



(赤い牛?このバイクがトレードマークか・・・。

ねこ吉の部屋にムカデが出て大絶叫したら、隣の部屋の人がお箸を持ってとんで来てくれて処理してくれた。
今も忘れられない思い出です。
「ムカデはしぶといから焼かないと駄目!」といってベランダで焼いてくれた。
黒焦げのムカデの姿焼きが出来上った。
その姿は、40年以上経ってもしっかり脳内に保存されていて、思い出とともにファイルから画像が出てくる。

住んでいたアパート辺りから駅までの道を歩いてみた。会社帰りによく買っていたケーキ屋さんは今は無く・・・。
甲南そばは今も健在。

懐かしい道を通って、色々思い出しながら家に帰ってきた。


フライパンが身代わり?

2017-10-06 19:21:22 | 日常のこと

(ヒヨドリが、久しぶりにベランダの前で鳴いていた。

今週も気づけば週末だ。
あっという間に日が過ぎた。

月曜日雨が降っていたけど、御影のニトリまで阪神電車に乗ってフライパンを買いに行った。

今まで使っていたフライパンのテフロン加工が剥がれて来たので、食べ物を焼いたらくっつきやすくなってきた。
剥がれたテフロン加工は何処に行ったの?ねこ吉の体内に入ったか・・・。

そんなこんなで、新しいフライパンを探す。
余りに多くて迷いに迷い、テフロン加工は剥げるのでセラミックのフライパンにする。

他にもスライサーや、100均でも買い物して、大きな買い物袋を提げて電車に乗った。

阪神電車は、今高架にする工事中で、駅前がゴチャゴチャしている。

バッグを肩にかけ右手で傘をさし、左手に100均の買い物とフライパン etc...

靴は夏にブリューゲル展に行った帰り、ふらっと入った大丸で買った撥水加工がしてあるスニーカー。
まだ、2回しか履いてなくて、あまり足になじんでない。
しかし、撥水加工してあるから履いたのだ。

鉄板の格子状のマンホールの蓋のような所を歩いた途端、つるっと滑って派手に転んでしまった。
とっさの事で、ねこ吉自身にも何が起こったか判らない。

きっと叫んだと思う。向こうから歩いてくるオッサンが目に入った。

傘を持った右手が地面に着き、左足の膝小僧も地面に着いた。

「どうしよう!

老人の転倒は、大腿骨骨折とか、とかく大怪我になりやすい。
頭の中はパニックになった。

不思議、難なく立ち上がることが出来た。
右手も擦り傷も出来ていなかった。
左膝も大丈夫。ジーンズが濡れただけ。

何食わぬ顔をして、オッサンの横を通り過ぎた。

その日の夕飯のメニューは焼き餃子。

「さぁ、新しいフライパンを使うぞ!

ガスコンロにかけようとフライパンをとったら側面のブルーの部分に何やら擦り傷のようなものが・・・。

「あ、傷物や、交換してもらおうかなぁ。

そう思って、ふと考えた。

転んで左足の膝小僧をついた時、ガン!って大きな音がしたわ。
きっと、地面にフライパンぶつけてしまったんやわ。

身代わりフライパン?

交換なんて致しません。このまま大切に使わせて頂きます。

お礼を言います。大事に至らず有難うございました。


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中秋の名月です。

2017-10-04 20:20:31 | 日常のこと
今日は、中秋の名月だそうです。
上の写真は、我が家のベランダから写した名月です。

昼間はお天気が良く、爽やかな風が吹いて秋らしい一日だった。
午前中、芦屋に洋裁に行き、昼から先生に連れられて六甲道までブラウスのボタンホールに行った。

たぬ吉は、ジャズを聴きに行ったから夕飯はいらないって・・・。楽チン。
ねこ吉一人だから、駅前のパン屋で買ったキッシュとカレーパン、昨日の残りのミネストローネ、紅茶で夕飯を済ました。

7時頃、写真を撮ろうとベランダに出たときは、お月様は生憎雲に隠れてた。

7時半ごろ再チャレンジ。

中秋の名月は煌々と輝いていた。

何度も月の写真は撮っているけど、毎回自分のカメラで図鑑のような月が写せることに感動する。
ねこ吉が上手なのではなくて、カメラが賢いことは判ってるよ。
ありがとね。

追記

今日は中秋の名月で、満月ではないそうです。
満月は明後日だそうです。


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何か変だよ、カラス君

2017-10-03 20:56:26 | バードウォチング
昨日はよく雨が降った。

まだ、どんよりした空だけど洗濯をした。
ベランダで干していると、左手の電線にカラスが2羽留まっている。

別に珍しいことではないので、気にもしなかったんだけどいつまでも飛んでいかないし、ずっと毛づくろいをしている。

久しぶりに写真を撮ろうとカメラを持ってきた。

カメラを持ってきた途端飛んで行ってしまうことはよくあることで・・・。

でも、カラスたちは相変わらず毛づくろいしてる。



「???」
カメラをズームしてみると、何かカラスの後頭部白くない?
羽の先端は黒いけど、根元は白い。



首周りは、特に白い。
羽には水滴がついている。
羽毛がフワッとしているから、まだ幼鳥だと思われる。



何となく、身体全体が茶色っぽい。
今まで見た幼鳥でも、こんなカラスは初めて見た。
2羽とも、白っぽい部分がある。

特に上のカラスが、白っぽくて頭がボサボサでみすぼらしい感が漂っていた。



最初カップルだと思っていたけど、2羽は兄弟かも知れない。



(この写真は一見水墨画のようにも見える。)

本来黒いカラスが、こんなにマダラだったら、仲間からイジメに遭っているかもしれない。
雨宿りしていた木から追い出されたのかも・・・。

ネット検索をしたら、真っ白なカラスが出てきた。「白いカラス」という奴だな。
マダラなカラスも検索したけど、やっぱりいじめられているらしい。

動物界では異端の者に対するイジメは容赦がないだろう。
何となく可哀想になってしまった。

ねこ吉は洗濯を干した後も、何度かベランダにカラスたちを見に行った。
ずっと毛づくろいをしていた。

いつもは、カラスに厳しいねこ吉だけど、今日は切ない気持ちになってしまった。

約1時間半ほど電線で毛づくろいをしてたけど、晴れ間も少し見えて来た頃2羽とも何処かに飛んで行った。

「強く生きるんだよ。」


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10月だ・・・。

2017-10-01 22:32:57 | 日常のこと
今日から10月。

いつも使い古した言葉だけど、怒涛のように9月が駆け抜けて行った。
中旬、シルバー人材センターの事務補助研修を受講しに県庁近くのビルまで通っていたのも、日が飛ぶように過ぎて行った一因だろう。

過ぎてみれば、あの日々は何だったのだろう。
もう習ったことは、すっかり忘れた感があるが・・・。

変わった人?今まで付き合ったことのないタイプの人に出会ったことは、ある意味人生勉強だったかな。

4月から見ていた「ひよっこ」も昨日最終回だった。

最後の方は、皆の話をまとめるためにちょっと雑になったけど、皆が幸せになってよかった、よかった。
朝ドラは、女性の半生や一生を描いたものがほとんどだから、誰かが死ぬことが多い。
「ひよっこ」は東京オリンピックから約4年間を描いただけだったので、誰も死ななかったのかも・・・。

昭和感満載で、懐かしい歌を一緒に口ずさんだり、当時のファッションに突っ込みを入れたり、
みね子のアパートの窓から見えたスナックの看板に、「当時スナックという物はまだ無かったはずだ。時代考証しっかりしろ!」と怒ってみたり・・・。

何事も初めがあれば終わりがある。判っていても寂しい。

明日からは、NHK大阪制作の「わろてんか」が放送される。
吉本興業を創業した吉本せいをモデルにしたドラマらしい。

今はあんまり興味のないドラマでも、時計代わりに結局見てしまうんだろうな。



朝晩はめっきり涼しくなった。昼間はちょっと暑いけど快晴。秋まっしぐらだ。

冬が来る前に、時間の許す限りあちこち出かけてみよう。

長い間行っていない香櫨園浜にも行ってみようかな。

きっと奴ら(ユリカモメ)は帰って来ているはず・・・。

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