クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

和の祈り

2008-12-21 01:46:53 | Weblog
今日教会ではアトベント・クランツの4本目のロウソクに火が点される。礼拝後教会では、御子の御降誕を祝う、祝会が催される。今日のメニューは何だろうか。今から楽しみである。そして4日後、イエス様の誕生を祝う祈りと祭りが、世界中の街々で行われる。
しかし、その祭りに酔いしれるのは、一握りの人だけだろう。今なお命の危険にさらされている民衆。突然起こった大不況で、職場を追われ、住む場所も無くなった人々。連日の寒さの中、ブルーシート1枚に包まって、寒さをしのぐ、世界中の無名の人。年金生活になったが、家も日々の食事が出来るだけでも、神様に感謝したい。
人と一緒で無ければ生きて行けぬワン・ニャンも、人の身勝手で寒空に放り出され、命の危険にさらされている可哀想な子が多く居る。その中で、暖かな家庭に入れるのは、数百分の一である。捉えられ収容所に入れられ、アウスビッツのように、命を絶たれる子が絶対多数である。これが現実である。
今日も礼拝の中で、主の平和と唱えるが、和は輪であり、世界中の人々が目に見えぬ輪を作り手を握り合い、穏やかに、健康に過ごせる祈りであろう。クリスマスを前に、今日は神様に真の平和をと祈る。
我家のクーもココも温かい家の中で遊び、ねだれば食べ物が出て来る。幸せな子供達だ。その顔優しく、僕の心に癒しをくれる。彼らと過せる事にも感謝したい。