クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

最後まで

2010-06-18 06:11:43 | Weblog
昨日昼のTBSテレビ「昼おびはてな」で、東京・神奈川の多摩川のタマゾン川化のレポートが放送された。タマゾン川化とは、自宅で飼育出来なくなった、外来種の魚や亀を多摩川に捨ててしまい、固有の魚等が生存の危機に曝されていると言う事である。折角鮎が戻り、めだかやクチボソと言う小さな魚達も生きて行ける環境が整ったと言うのにである。人の身勝手で捨てられ、迷惑がられる魚や亀こそ真の被害者であろう。放送の最後に多摩川の環境運動の先頭に立つかたが「最後迄面倒を見られないのなら、飼わない勇気を持って欲しい」と言われた言葉に納得したのは僕だけであろうか。
犬や猫だけでなく、魚や亀も街のペットショップで簡単に手に入る時代になった。子供の手の平より小さい草亀も数年後には、その数倍に成長する。その事を承知せずに簡単に買うと後々「子供が飽きたから、大きくなりすぎたから」と身勝手な理由を付けて、身近な川や池に遺棄してしまう。
猫や犬も同じ。避妊手術も受けさせず、生まれた子供を捨ててしまったり、仔猫の時のような可愛らしさがなくなったからと、公園に置いてきぼりにする。「最後迄命を見届ける」事こそ人の道であると僕は信ずるのである。
僕達位の還暦を過ぎると、クーやココの最後を看取れるか不安はある。幸い息子家族もねこ好きであり、いざと言う時は後を託せる。
動物を家に入れる時、最後迄面倒を見られるのかを自問自答して欲しいものである。