駅長バスが本に

福島県の会津地方を走る第３セクターの鉄道、会津鉄道は震災後いち早く復旧し、東北新幹線と東北本線が不通となっている現在、東京と会津地方を直線的に結ぶ貴重な足となっている。
この会津鉄道の列車が起点としている、会津若松駅から７つ目の駅が芦ノ牧温泉。会津若松から２０分程の乗車時間だ。この駅を女性職員と共に守っているのが、御年１６歳のおば様ねこのバス。長毛のチンチラ系の雑種。現在は会津鉄道から、芦ノ牧温泉駅の名誉駅長に任ぜられている。当ブログでも、2009年４月５日６日の２回に分けて紹介している。
そのバスの姿が１冊の本にまとめられ、この程出版された。バス駅長に付いては、会津鉄道が「ネコ駅長バスの日記」として頻繁に更新され、ぼくもブログで知って注文し、昨日届いたので、今は読み始めたばかり。フォトブックとあり、写真も一杯の楽しそうな１冊。ねこ好きも鉄道ファンも楽しめる。僕のように両方好きな方にはなおさらである。
会津の春は遅い。この芦ノ牧温泉駅には線路の両側に桜が並木のように植えられ、４月末から５月の初めが見頃となる。その頃には新宿発の東武線直通特急も運転再開となるだろう。僕のお勧めのコースである。この本にはお勧めコースも載せられている。
書名:ネコ駅長ばす
出版元:エイ出版　定価:1260円
通信販売各社でも扱っている。