クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

幸せは可愛い仔と共に

2011-04-17 06:23:21 | ネコ
春本番。しかし、今の日本では両手を挙げて喜んではいられぬ。大震災発生の日を境に生活が激変した方々の苦悩は、1ヶ月が過ぎた今も続く。激変したのは、人間だけではなく、人と共に暮らして来たワン・ニャンも然り。多くの避難所では彼らとの生活は認めておらず、置いてきぼりとなり、野犬となって街を彷徨ったり、食べ物が無く餓死し、それが食べ物になったりと、正視出来ぬ状態だと言う。特に原発被害地に多い。置いてこられた方々の悲しみと苦しみは、察して余りある。少数ながら助けられ仮親に預けられたのを見聞すると、少しほっとする。
以前から書いているように、我が家は中年後期、子育てが終わってから仔猫と出会い、寂しくなった家のランプのように慰められている。この大震災でも怯えずに、たえず夫婦の側に居て暮れる。人生の最終幕になり、こんな可愛い仔と共に過ごせるのは幸せである。この幸せのお裾分けで、今回被災したワン・ニャンの保護活動をされておられる団体に、心ばかりの献金をさせて頂く夫婦である。