クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

『春』

2011-04-04 06:10:52 | Weblog
何時もの年よりは少々遅いが、神代植物公園へのバス通りの桜も、我が家の孫の誕生と健やかな成長を祈念して植えた花桃も、咲き始めた。これからは、鈴蘭やつつじが順番に咲き始め、春のど真ん中へと進む事だろう。
今年は、春の入口で大震災に見舞われ、腰砕けとなった日本だが、立て直す合間にも『春』を感じね心の余裕をと願うのは僕だけか。
上野公園や井の頭公園には、お花見自粛との看板が建てられたと言うが、今迄のようなドンチャン騒ぎをするのを止めようと言うのであって、夫婦や恋人通しが花を愛でながらの花見、公園のボートを漕ぎながらの語らいを止めようと言う訳ではない。
僕にとって春の味と言えば、父の故郷神戸・垂水の釘煮。イカナゴの新子を飴焚きにした一見何でもない佃煮のように見えるが、各家庭で微妙に味が違う。昨晩垂水のつとむ兄からプラスチック容器一杯の釘煮が届いた。つとむ兄ありがとう。いただきます。
春になってねこも一段と活発になり、我が家では昼寝から目覚めると、2ニャンが家中を駆け回り『春』を謳歌しているが、冬毛を脱ぎ捨てるので、所々に毛の塊りが落ちている。
沈みがちな日本だが、春は何故か心が浮き立つ。それを支えにしてこの難局を乗り越えよう。