クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ココの干物

2009-07-11 05:49:36 | Weblog
昨夜、寝返りを打とうとしたが、重たくて出来ない。上半身を起して足元を見ると、僕の両足の間に、ココが写真のように仰向けになって寝ていた。クーは殆んどこのような姿で寝る事は無いが、ココはソファーで昼寝をしている時も仰向けで寝る事の多いニャンコである。みなさんのブログを拝見していても、男の子は腹出しで寝ているのを良く見る。まるで魚の干物のようなポーズである。ココの干物は、油の乗りも良く、身も柔らかで美味しいだろう。
それはさて置き、昨夜はココのお腹を思いっ切り、モフモフと撫ぜると、彼は嬉しくなってしまい、僕の手首を両手で押さえ、甘噛みをして、お遊びモードに入ってしまったのだ。仕方なくココを抱えて布団の端に移し、改めて寝返りを打ち、2度寝をしたのである。
お遊びモードに入ったココが簡単に寝るはずも無く、寝室や廊下をウロウロし、僕の側に来ては、顔を舐め「お父さん起きてよ」と言う始末であった。お腹を撫ぜたのが僕の失敗だ。しかし、夜も暑いのに、このところココは冬の時のように、僕の布団で寝るようになってしまった。ネコでも板の間で寝るより、布団で寝る方が気持ちが良いのだろうか。

ネコってスゴイ!!

2009-07-10 05:51:59 | Weblog
先程クーにせがまれて、車庫側の窓を開けると、何時もの爽やかな朝の風とは違い、ムッとした生暖かい風が入って来た。それでもクーは、暫らく外を見ていたが、クーの様子を見に来たココは、この風にたまらなく、さっさとクーラーの効いている居間に引上げた。
さて、先日の朝、ご飯を食べ終えたクーは、調理台に飛び乗り、足元を見る事なく、スタスタと調理台の縁を歩き、流し台の渕で座り、洗い桶の水を暫らく見ていた。その幅は数センチしかない。時々見ているが、改めて見ると、良くマーこんな狭い場所に座っていられるのかと、驚いた次第である。本能とは言え、この平衡感覚はスゴイ。
また、跳躍力も驚かされる。150㎝位の高さなら、生後4~5ヵ月のチビニャンでも、一気に飛び上がれるだろう。但し、家ネコ爪が切られていたり、上がった場所がツルツルになっていると、時には墜落する。我家では無鉄砲のココが時々落ちるが、着地は足からで、怪我をする事は無い。そのネコの足は、ポーと呼ばれる先端部は小さいが、付け根の部分は幅も広く、頑丈に出来ている。これだから木の上で獲物を見付けても、直ちに襲撃し、捉える事が出来るのであろう。
本当にネコはスゴイ生き物である。

警戒中

2009-07-09 05:50:58 | Weblog
おはよう御座います。クーちゃんです。
一昨日は私のお誕生日に、多くのお祝いのコメントを頂戴し、ありがとうございます。これからも、お父さんとお母さんに迷惑が掛からぬように、弟のココと共に、健康に注意して、たっぷりお昼寝をし、モリモリとご飯を美味しく食べて過してまいります。寝て食べてばかりだと、デブニャンになる心配があるとの、ご意見もありましょうが、それは無用の心配です。毎日数回ココとバトルをしていれば、体の脂肪が溜まる事は決してありません。
今日の写真を見て、みなさんどう思われます?何時もこんな顔ばかりしている分けではありませんよ。一昨日の写真のような、優しい顔ですよ。この写真を撮られた時は、真下でココが廊下のマットでトンネルを作っていたんです。ココはトンネルが出来るとそこに隠れ、突然ダッシュして、3段飛びで、私の居る所へ上がって来ます。それで警戒していたの。この写真を撮られた後、私は机に下り、ココの来るのを待ち構えましたよ。ココが来たら、パンチで追い返すつもりでした。
私のパンチは強力ですよ。何年か前、お父さんが私の言う事を聞いてくれなかった時、テーブルの上に座って、連続パンチでお父さんの頭を叩いたんです。そしたら頭を擦りながら「痛いなクー。本気で叩くんじゃないよ」って叱られたわ。
今日もジメジメしていますね。ネコだってこんな日は苦手ですのよ。みなさんお体にご注意あそばせ。
ご免下さい。クー。

マイペースで

2009-07-08 05:53:10 | Weblog
昨日は、クーの6歳の誕生日に、お祝いのコメントを頂戴し、クーに代わって御礼申し上げます。ありがとうございます。クーもココも何時までも健康で居られるよう夫婦は願っております。
昨夜、夜食を食べ終わったクーは、ココと軽くバトルをし、自分の部屋に戻らず、廊下のベッドで寝てしまった。朝も、僕が起き、家内もココも居間に入って、話し声やココのご飯を催促する声が聞こえても、ベットで寝ていた。このブログを書く寸前、台所でタバコを吸っている、僕の足元に音も発てずに来て、正座をしていた。「クー、ご飯食べる?」と聞けば、僕の足に顔を摺り寄せた。この合図は「ご飯頂戴」と言う事である。
ココは朝ご飯の後、パソコンのコードにじゃれて遊び、飽きるとパソコンの奥に入り、朝寝の態勢だが、テーブルの上で座っているクーの様子が気になり、時々目を開けて見ているのだ。
彼らの1日を見ていると、自分のペースを崩さずに、生活している事が良く分かる。このペースを乱そうとする者が来れば、それを排除しようとする。我家では、クーにこの傾向が強く見られる。
今朝の1枚は、先日の夕方、ご飯の催促をしながら、大きな欠伸をしたココである。

娘6歳誕生日

2009-07-07 05:55:45 | Weblog
“クー6歳 番茶も出花のお年頃”今日7日は七夕。我が娘クーの誕生日でもある。何回も書くが、クーの正確な生まれた日は、母ネコの名前、生まれた場所と共に全く不明である。拾い上げた後、ドクター等に生後2ヵ月半位と言われ、逆算し、七夕を誕生日に決めたのだ。
昨夜、夜食を食べ終えたクーが、台所で箱座りをしていると、ココが近付き「お鼻チューン」をし「クーちゃんお誕生日おめでとう」とお祝いの挨拶をした。クーも嫌がらずにこれを受けたが、一瞬の出来事で、写真は撮れず、残念。
今朝のニャンズの朝ご飯は、しらすマグロのネコ缶をご馳走し、祝いのお膳とした。茶碗に入れると、日頃ダラ食いのクーも、珍しく一気に食べてしまった。そして、何度も口の周りを舐め、余韻を楽しんでいたのだ。
クーは野良暮らしになる寸前、車庫で北風を避けて居る所を、息子とネコ大好きな彼女(今は嫁)に抱かれ、遊んでもらったのが、切っ掛けで我家に来た。魚類しか食べなかったクーが野良生活に耐えられたのかは、甚だ疑問である。ブログを見ていると、拾われたニャンコさんの多くが、一寸の幸運を生かし、家ネコになっている。クーもココも僕達の愛情を感じ、僕達に慰めと癒しを示してくれる。
『神よ、クーが元気に6歳の誕生日を迎えられた事を感謝します。願わくは、これからも、健やかに日々を過す事が出来るように、見守りたまえ』

あれれ?!

2009-07-06 05:53:39 | Weblog
今朝のココはやけに大人しい。ご飯も3/1程残し、居間の床で寝ていた。側には大好きなマタタビの小枝も転がっているのに。あれれ、どうしたのだろうか。クーが入って来ても動こうとしなかった。体の具合が悪い様子も無い。
やはりこの梅雨の時期、体が湿気で重くなるのは、人もネコも同じなのか。ネコは砂漠で生まれ、乾燥した暑さにはめっぽう強いと言われている。日本には千年以上前に渡来し、改良されて、ジャポニカ種が生まれたようである。貴族達は、白黒毛模様で、尾っぽの比較的短いネコを好んだと言われる。欧米で改良されたネコ種が、日本に入って来たのは、高度経済成長期以後の、ペットブームが起きた頃以後ではないだろうか。
我々を癒してくれるネコ。多方面から「あれれ?!」と思う事が沢山出て来るのだ。


ゴロゴロって?

2009-07-05 06:41:15 | Weblog
写真のように、ニャンズが寛いでいるのを見ると、撫ぜたくなるのが僕の悪い癖である。クーは最初は背中を撫ぜると、仰向けに転がり、喉をゴロゴロと鳴らしながら、お腹も撫ぜさせてくれる。
クーは我家での最初の夜は、居間のソファーに置いた、特製ベッドで過した。翌朝僕が居間の明かりを点けると、彼女も目を覚まし、僕が前日の出来事を、ワードで綴り始めると、モニターに上がり、キーボードを打つ僕の手元を、珍しそうに眺めていた。この時、ブログと言うツールがあれば、始めていただろう。時々キーボードから手を離し、くーを撫ぜ「クーたん可愛い子だよ」と言うと、何処からか「ゴロゴロ」と言う音が聞こえ、僕は「この子どこか体でも悪いのではないか」と不安になった。出勤する車のハンドルを握っていても、この不安は大きくなるばかりであった。仕事の合間の一服の時、ネコ好きさんに、前日の事から話すと、皆はお腹を抱えて笑い出し、ネコ暦20年以上のFさんが「本当に何も知らないのネ。クーちゃん良いお家を見付け、撫ぜて貰って嬉しかったのよ。ネコは嬉しい時には、喉をゴロゴロと鳴らすの」と教えてくれ、僕も安堵したのだ。それ程にネコの事を何も知らなかった。
クーは嬉しくなると、直ぐに大きく喉を鳴らす。じゃれている時だけでなく、ご飯を食べている時に、頭を撫ぜても、喉をゴロゴロ言わせる。一方ココは、嬉しくても喉を鳴らす事が少ないし、音も小さい。しかし、嬉しい時のココは、待った無しに、手足にじゃれ付き、舐め始める。
1ニャン1ニャン嬉しさの表現方法も違うのである。

ウエットなココ

2009-07-04 06:02:25 | Weblog
我家のニャンズと家族の関係を、一言で表すならば、クーはドライであり、ココはウエットである。クーは常に自分のポジションを保ち、自分が必要な時だけ甘えて来る。それ故、必要以上に構うと嫌な顔をし、逃げ出したり、威嚇する。もし人間語が話せたら「クーちゃんの気持ちを考えてよ」と言うだろう。それは、同じニャンのココにも示す。ココがクーにくっ付こうとすれば「ココは煩いのよ」と怒り、手を挙げてパンチを出すのだ。
ココはクーとは全く逆で、常に人やクーの傍に居たいのである。バトルをする2ニャンの声が聞こえなくなったので、廊下を見ると、箱座りをし外を見ているクーの2m程離れてココも同じように、箱座りで外を眺めている。今日の写真は、先日ブログを書いている時に写したものである。僕の顔が見える場所に居るのだ。家内が仕事に出掛け、ソファーに朝刊を広げると、写真の場所からソファーに移って来る。新聞を読む邪魔はせず、そこで朝寝を始めるのだ。
日中もクーは出窓のある自室で寝ている事が多いが、ココは、僕と家内が過す居間で、チョロチョロしおもちゃになりそうな物を探したりと、人の傍に居たがるのだ。朝も僕が手洗いに起き、そのまま居間に居続けると、ココは襖を揺らし大声で「ぼくも広いお部屋に行くの。ここを開けてよ」と騒ぎ出す。
同じネコなのにこんなにも、性格が違うのには驚くばかりだ。

朝の歌

2009-07-03 05:55:01 | Weblog
朝ご飯を食べ終えたクーは、急いで自室に戻っていった。外では、だみ声のカラスを含め、鳥達の大合唱が聞こえている。クーも出窓から一緒に歌いたいのだ。僕が出窓のカーテンを開けると、クーの歌声が聞こえて来た。我家に来る鳥達のねぐらは、深大寺や植物公園の森だろう。東八道路沿いには、木々に囲まれた、国の各種研究施設と天文台、野川公園とICUと森や林が続いている。
ネコが口を震わせて音を出すのは、獲物となる小鳥を誘き寄せる行為だと物の本には書いてある。
クーが歌を歌っているのを最初に見たのは、我家の子供になって1ヶ月目の頃だった。オチビのクーは今日と同じように、直ぐ前の電線に止まってさえずっている小鳥に合わせて、自分も唇を震わせて歌っていたのである。思わず「クーたんお上手」と言い、頭を撫ぜてしまった。その後も抱いて玄関を出た時、小鳥のさえずりを聞くと、自分も一生懸命に歌うのであった。間もなく6歳になる今も、鳥達に合わせて歌うのが大好きである。
勿論、やんちゃ坊主のココも、昼間庭の木に止まって歌っている小鳥の姿を、廊下で見付けると、カーテンの中に潜り、一緒に歌っているのだ。

夕方の台所

2009-07-02 05:54:59 | Weblog
夕方6時前、僕はシャワーを浴び終えて、冷やした水を飲みに台所に入る。流しの前では、家内が夫婦の夕食の準備をしている。これは、何処のお宅でも同じ風景だろう。違うのは、冷蔵庫の上でクーが引っ繰り返って家内の手元を見詰め、ダイニング・チェァーではココが寝そべって、やはり家内の様子を眺めている事だ。僕はこの引っ繰り返っているクーに、チョコチョコとするのが大好きである。クーも嫌がらないし、嬉しそうな表情を見せるのだ。
この1時間程前には、クーかココのどちらかが、ソファーでテレビを見ている家内に向って「ゴァーン」と催促をし、パソコンの奥でマッタリしているココも、家内の「ご飯にしますか」の一言で、駆け足で台所に。晩御飯を食べ終わったココは、食後の運動にクーを無理矢理誘い、家中を駆け回る。時には家内から「ココ君、良い加減にしなさい」との声が飛ぶ事も。
食事が居間のテーブルに並ぶと、僕は再び冷蔵庫に。「クーごめんよ」と言いながら、冷凍庫を開け氷をジョッキに入れる。不用意に冷凍庫を開ければ、頭の上から「シッァー」の声と共にクーパンチが飛んで来る。丁重に垂れている手や足を退け氷を出すのである。そうすればクーは怒らない。夫婦が食事を始めると、ニャンズも居間に来て「美味しいのはないのかなー」と眺めているのだ。