昨年亡くなった姑様は60歳代から10年以上、藍染を習っていて、たくさんの作品を残していました。
一部、義弟妹が四十九日に持って帰りましたが、残りは二回に分けて銀行ロビーで展示し、今は私が保存管理しています。
夏は藍染が涼しそう。大事にしまい込まず、使って姑様をしのびたいと思います。
先日の公募展、藍染は小さな作品、あれよりお母さんのが絶対にいい、出そうかしらと夫に言ったくらい。残念ながら出せませんが。
のれん。
姑様の家に、汚れたまま丸めて置いていた。危うく夫が捨てるところだった。洗って広げて遠くから見ると、くっきりと浮かび上がる2本の大樹。
深い森の中、葉擦れの音、鳥のさえずり、かすかな風・・・と物語を作る私。
我が夫は180㎝の大男、のれんは顔に当たるときつくご法度でしたが、先日、夫の服を全部別の部屋に移して、ここへは特に用事もなくなったので、今朝、のれんを吊るしました。
嬉しい。
夏は開け放すことも多いので目隠しも兼ねて。
整理ダンスも上下に分けて、上は夫に貸与。こちらも藍染で。
いろいろなものは切り溜に入れる。20年以上前、骨董市で。入れ子のセットもあるらしいけど、これは一つだけで安かった。
はい、木の容れ物が好きです。無垢板ならなお良し。
大きいのはテーブルかけに。
これも、掛けて遠くから見ると三角が見えてきた。
何度かに分けて染めるんでしょうが、生前は殆ど作品見たことなかったので、作り方も聞いていない。
残念。
テレビ台のホコリ除けに。
白をたくさん残すのが難しいと、藍染をする友達が言っていた。
これは板締めという技法らしい。
きょうはこれだけですが、家の中で使って、またいろいろ紹介したいと思います。
機織り、今日の作業。
要所をひもでくくって。
赤は綾、他は糸が乱れないため、黒で。
切って外して掛けておく。フックはダイソーで。便利。
本日、時間にしたら10分くらいの作業。
きょうは気が乗らないのでとりあえずこれだけ。
気が乗らなくても何か一行程進めると、次が見えてきます。
障子紙は板杼が当たって穴が開き、貼り変えずに応急処置。
狭い部屋の悲しさ。
次は緯糸を2本か3本一緒に織る予定なので、長い板杼で。
織機の場所を窓から離した方がよさそうです。
あせらず、弛まず、無理しない程度に頑張ります。