日記

日々のあれこれ
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機織りと写経の日

2023年02月28日 | 機織り

織り始めました。

一か所おかしいのでよく見たら、一本だけ隣の筬の目に入れていました。

たった1本でも間違いは歴然。幸いあまり織ってなかったので糸を抜いて、やり直す。

三枚を横につなげる予定。緯糸は先生にいただいたもの。撚りの甘いせいか縦横にとても縮むので、柄は初めから合わせない。

真ん中だけ一部、金銀を入れる予定。

45年くらい前、手編みのセーターに編み込んだ金糸、銀糸の残り。

足りそうにないので昨日、追加で買ってくる。

同じものは当然なかった。細い。目立たないかも。途中で足す。


出来るめどが立ったので、明日は外出予定。着物出してみる。

呉服屋、デパートへは行かない。貰い物、お下がり、その他、極貧着物生活。

大島に塩瀬。

蔦の柄。去年の秋に着ればよかったけど、なかなかその気にならなくて。

これは大学跡のフリマで仕付け付きで出ていた。着てないのかも。

一生のお願いと頼むと、500円OFFに。2,000円で連れ帰った。初めは解いて洋服にするつもりだったけど、御幸橋を自転車で渡って帰りながら、まずは着てみよう、切り刻むのはいつでもできると気が変わった。

フリマは100円、200円の攻防。電車で行くのは無駄遣い。フリマは自転車で、荷物も積めるし。

この時に一生のお願いをもう使ったので、使えませんが、他の業者さんならまた使ってもいいのかな。

フリマはコロナその他で消滅。残念です。

三月に蔦は色が暗いので却下。

ばあちゃん、話がくどい。次行きます。


染大島に染の帯。うーーーむ。

これは3月末なら大丈夫かも。桜も早く咲くようになって、昔人間は目をぱちくりです。

うーーーむ、白大島はサクラの頃はまだ白すぎるかも。

結局これに決めたのですが、天気予報は明日は雨。おとなしく家で機織りの続きをするということでしょうか。

バッグいろいろ出してみるけど、結局、葬式法事用を使うかも。

籠は明日はまだ寒そう。木をくりぬいたバッグは殆ど物が入らない。北海道産のシナの木だそうで。


小説「破船」では、春、伸び始めたシナの木の樹皮の内側の繊維を取り、布を織る話があった。

木綿が広く行き渡るまでは、各地、その土地で採れるもので布を織っていたことでしょう。

いくら柔らかな繊維と言ってもシナは木なので、粘り気、伸縮性がなく、たぶん、複数本合わせて撚りをかけるということはせず、一本の糸で織っていたのではないかと思う。繊維もせいぜい1mから2mくらいと思うのですが、これを綾結びで解けないようにつなぎ合わせて経糸と緯糸を作る。小説の中の話だけど、とてつもなく大変な作業です。

糸車で撚りをかけるとありましたが、うーーーむ、撚りをかけるのは紡錘型の他の道具かなと思ったのですが、違うのかな。

私は出来上がった糸を買うだけで、繊維から糸を作ったことがないのでよく分かりませんが。


午後から写経に行く。

会費無料。材料費実費。お土産付。年末にはカレンダーもいただく。

おやつにつられてお寺へ行く私。

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「山小屋の灯」「インターネット怖い話」「歴史の逆流」「破船」

2023年02月27日 | 読書

今年になって読んだ本は、この四冊に加えて黛まどかさんの四国遍路の本。

忙しくて感想をまとめる余裕がないので(遊んではいるけれど)、メモ代わりに写真撮りました。

インターネットは15年くらい前に読みましたが、今問題になっていることが、この時にはすでに出ている。

誹謗中傷はこの時よりもひどくなっている印象。その後命を絶つ人も出てきたし、面白半分にひどいこと言う人はスマホの普及でうんと増えた印象。

便利な道具は人類の幸せのため。蓋をしていたネガティブな感情が解き放たれるのは誰にとっても不幸。便利な道具の使い方、個人として発信するときのマナーなど改めて考えさせられた。

山小屋の本はどれも楽しい。ヤマケイの本はどれも楽しい。下界を忘れて、自然と向き合って素直になれるのが山。もう高い山には行けないけれど、45歳から60歳まで長野県の山のあちこち、楽しかった。低い山でもいいのでまた歩きたいものです。

歴史の逆流は憲法学、政治学、歴史学を専門にする三人の鼎談。2021年から2022年に4回にわたって朝日新聞に掲載、またはネットで配信されたもの。

今その時にしか語れない話題が臨場感いっぱいに展開され、スリリングだった。情緒に流されず、広い視野で歴史も勉強してこれからの日本の方向を考えることが大切と思った。

いろいろ新しいことを知ったけれど、特に印象に残っているのは「敵基地攻撃能力」と「アメリカ軍は日本を防衛するのか」という二点。

敵基地を攻撃するなら100%潰さないと直ちに反撃される。事実上不可能。先制攻撃になってしまう。また日本の戦争にアメリカ軍が参加するには議会の承認が要るそうです。そうなの?アメリカに守ってもらえるのはファンタジー?

その他にも示唆に富む話いろいろ。まとめきれません。

「破船」は恐ろしい小説でした。共同体と感染症のことが書かれています。再版されてブームになったのでしょうか。

カミュの「ペスト」、小林多喜二の「蟹工船」、そしてこの「破船」。危機の時代にどう生きるべきか、汲めども尽きぬ教訓が昔の文学に詰まっているのでした。

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二葉山へ登る

2023年02月26日 | 山歩き

午前中、紅茶飲みつつ、おやつ食べつつ、レシート整理していたら夫が車の掃除を始めたので手伝う。腰が痛くて曲がりにくく難儀しております。気の毒に。

本人は否定しますが、家で姑の介護したからと私は思っています。最後の頃は腰が痛くて辛そうでした。でも男なので弱音が吐けなかったのでしょう。

親孝行の結果がこうなら、私は息子たちに孝行させたくない。

今朝の地方紙、イタリアでは自分の親きょうだいは自分の家族、配偶者はまた別の家族。配偶者の家族は自分の家族ではないので、嫁と言う概念がない。それぞれの親族と付き合い、介護も自分の親だけ。割り切っているそうです。

日本でも大分そうなっていますが、やがてこの流れになって行くことでしょう。それには女性も経済的に自立していることが大前提。夫に頼り切っていては、夫の親に知らんふりは出来にくいと思う。

先日、親族があれこれ電話で愚痴を言うので、「**ちゃんは幸せだと思うよ」とたしなめた。何よりも、姑の下の世話をしていない。大変な姑だったそうですが、入院して、我儘すぎて追い出されて、転院してすぐに亡くなったらしい。なんという嫁孝行なお姑様でしょうか。えらい、嫁にオシメ替えさせず、姑の鑑と褒めたい気分です。

するとしないは大違い。私も夫がいないときはさせてもらいましたが、自分の中で折り合いつけないとできないことでした。でもまあ、どんな経験も無駄と言うことはありません。少しだけ視野が広がり、度胸もついたと思いたい。

夫の腰痛から話が長引きました。

私が残されたら、私は男の人と付き合うと言ってあります。でもお金は使わせない。コーヒー一杯だって自分のお金出す。すべて割り勘。お金出したからと先で介護を期待されても困る。

逆になったらどうする?

考えてないそうで。ならいっそう、身の回りのことは出来るようにしておくのが妻の務め。それで一人取り残されても、不便が少しは軽減されるかな。


なかなか話が山までたどり着きません。夫は午後から趣味の会で、車にいろいろ積んで出かけました。

午後から私も出かけます。いいお天気です。

新幹線口からよく見える二葉山へ。

広島テレビも移転してきて高層化してきました。

シェラトン。

尾長天満宮へ寄ります。

白梅。

紅梅。

山すそ急斜面。

天満宮からは15分くらい。登ってきました。

今日はお天気が良くて呉の灰が峰も見えました。

仏舎利塔。

駅付近。

宮島は木の陰で見えず。

駅からは30分くらい。

尾長山は尾根が長いところから。知り合いのマンションが見えます。

元気でしょうか。

いつか山根口からも登りたい。40代に一度、一人で登りましたが。

東照宮方面は山道。一人なので車道を引き返す。

尾長山への分岐。きょうは行かない。

お寺。

カーブミラー。

光町の店で。タンスのお細工物が楽しい。上は手鏡。

梅は、ピンクの無地でなくて柄ものでも楽しそう。

ああ、早く機織り仕上げて手芸したいなあ。。。。。

広島駅で。空き箱の中に花瓶入れたらお洒落になるかもしれない。参考に。

風はありましが、山を歩くと暖かかった。春はそこまで。

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春よ来い、早く来い~

2023年02月25日 | 機織り

なかなか進みません。

午後4時前、やっとできました。本日はここまで。

明日は遊んで、月曜日からまた始めます。

両端に明るい黄色を入れる。黄色と青は相性がいい。ウクライナの国旗みたいに。


先日行った芸術系の大学、石彫の作業室に神棚があった。

人智を尽くしてその先は神の領域かもしれない。神様が舞い降りて来て手助けしてくれればいいんだけど、とりあえず、明治時代に曾祖母が織ったという絵絣を見上げながら。

気の強いしっかり者で、おっとりした祖母は大変だった模様。実家地方では台女だいじょと言う家付き娘だったとのこと。

しっかりしている人の方が織りはうまくいくようです。いえ、のんびりした人はまた違った味わいで織れると思いますが。


作業→休憩→家事などの用事→休憩の繰り返し。遠くへ行けない。あーーーん、行きたいよう。

庭で。

白も咲く。

駿河弁天というアオキ。実がつかない。残念。もう花芽が着いている。

きのうお店で見たのと同じ箱を出してみる。

今の季節の箱ですね。

縮緬など、古布いろいろ。

お細工物は機織り終わってから。来月半ばになりそうです。

今年はひな人形も出してないし、いろんなことが停滞気味。

とは言え完成に向けて、頑張りましょう。

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古民家カフェで昼ご飯

2023年02月24日 | クッキング、ランチなど

昨日の記事ですが、私にはやっぱり施設はまだ早そうです。

今は、人にご飯作ってもらうより、下手でも自分の好きなものを作って食べたい。狭い部屋で一日過ごすのはきつい。高いところは平気でも狭くて閉じられたところは苦手な私です。

老後をどうするかは、もう少し先で考えたいと思います。


午前中、機織りを頑張ったので、一人でご飯を食べに行きました。一応夫も誘ったのですが、自分の好きなもの作るということで着いてきませんでした。

入口。

お細工物。

鯛と羽子板。お正月の続きのようです。

羽根。

お手玉は何で作るのでしょうか?

デンデン太鼓。

これは布に紙で裏打ちして折ればいいので簡単そうです。

兜にすれば5月の節句用。

絞りを生かした亀。かわいい。

羽子板の裏。黒い紙で裏打ち。

椿柄の箱は熊本の民芸品。

絞りの巾着も作ってみたいです。

ウサギ、針山、サルボボ?

右上は陶器の土鈴?

見て楽しく、なぜか懐かしい。

簡単なもの、私も作りたいなあ。

古布で手芸って年寄りぽいけど、もはや年に不足はなし。

飾りすぎはいけませんね。空間大切。

女性二人のお店。インテリアがとてもセンスが良くて癒されます。他のお客さんがいたので室内は遠慮しました。


テラス席ができていたので裏へ回ってみました。

裏には戦前か、戦後すぐに建てられたような立派な古民家があり、カフェは四軒長屋の貸店舗の一つだと分かりました。

庭の一部をテラス席にしたようです。右手に蔵があります。

この付近は原爆の被害を直接受けていないので、たまに古民家が残っています。暖かくなったら、今度はお茶を飲みに来たいものです。


息子からのラインによると、先日お別れした車は只今競りに掛けられて、飼い主が現れるのを待っているとか。

総合評価は4で案外いいそうです。

競りって・・・やっぱり牛みたい。

車が寂しそうに見えるのは感情移入しすぎ。

でも、寒くないのかな、お腹いっぱい食べさせてもらってるのかな、一人ぼっちで心細くないのかなと、手放した車に情の残る私でした。

もちろん、車は寒くないし、心細くないし、おなかもきっと空いてない筈。

私の中の欠落感の方が大きいのです。急に手放すことになったので。。。。

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老健施設と墓地

2023年02月23日 | 断想

時々拝見する・・・いえほぼ毎日読んでいる方のブログに老健施設へ見学に行った話があった。

立派な施設で、豪華な食堂もあり、元気なうちは出入り自由、楽に暮らせるように見える。

いいなあ~食事作らなくていいのは楽。部屋の掃除、洗濯などもオプションでしてもらえるのでしょうか。

入居費用とか毎月の支払いの情報はなかったけど、きっと高いんだろうなあ。

体が不自由になり、自宅を売って終の棲家と覚悟を決めれば落ち着いて暮らせると思うけど、今の私にはそこに住む自分のイメージがわかない。わかないけど、将来のあるかもしれない一つの選択として、参考になった。

・・・・自分はどうしたいかなあ。。。。。

今年の冬は二回も積雪して、昭和の低断熱、低気密の家は暖房駆使しても寒かった。

元々この土地は敷地が500坪くらいの広い倉庫があり、宅地として小分けにして売り出されたもの。義父が買っていた。わが家の南面半分は道路、半分は4階建てのアパートがあり、午後から日が陰る。夏は涼しいけど、冬は辛い。

あと何年元気でいられるか分からないので、日当たりのいい家に越したいなあと思ったりする。街中で庭付き、南側道路、そこそこ広い家というのは売り出されることがほぼないので、夫に、マンション買いたい、マンション買いたいと毎日呪文のように言っている。言えば叶うかのように。いえいえ、耳蛸になって、いざという時反対されない気がする。

施設でなく2LDKくらいのコンパクトなマンションなら、楽しく暮らせそう。自分が施設で暮らすイメージがまだわかない。その部屋を好きなインテリアでまとめて、楽しく暮らす。そのイメージならこんこんと沸いてくる。

そしてそこになぜか夫の姿はない。どうしたんでしょうねぇ。あちらへ旅立ったか、家で頑張っているか。たまに来たらお茶くらい出してもいいけど。話ししたくなったら私から夫の家に出向く。

だからあくまでもイメージですが。

機織り機はマンションのドアの幅が狭くて入らないので、家に置いておく。たまに戻って作業する。


昨日、一族の女性とラインの電話で話した。嫂が、50歳から油絵習い始めて今回、日展に入選したとか。年はもう80過ぎていると思います。

女性も元気で長生きする時代になって、年齢に捉われず好きなことをしていいのでしょう。先達として見習い、私も頑張りたい。

施設には慌てて入らない。今はそう思っています。


さて墓地ですが、我が家は舅の代の分家。墓地も相続した山を切り開いて、姑が整備、今は一基の墓が建って義父母が眠っている。

行くのが不便で、何よりも共同墓地でないので広く、草や木が生えるので、毎年掃除に一仕事。それが今は苦にならないけど、子供の世代にまで継承するのはどうかなと思っている。

いっそ街に近い霊園に移ろうかなと思うのは、私がその土地に思い入れがないから。

夫には言わない。いっそ昔から各地で行われていた両墓制はどうだろうか。ご遺骨は遠くの山の中の墓地、近くにお参りするためだけの墓を建てる。そこには葬儀で使った道具などを納めて、小さな家のように。

埋め墓はいつか草むし、木が生え場所も分からなくなる。骨壺は今は陶器製ですが、布製もあると聞きました。これならご遺骨も自然に帰っていく。

うーーーむ、無理なら樹木墓でもいいかな。やがて忘れられて、森と一体化する私。。。。というイメージ。

時々伺うブログでで、記事のリンクのことが話題になっていた。

断りなくリンクするのは法律的にはOKらしい。でも個人のサイトやブログなら、リンクフリーでない場合は、一言断った方が感じがいいと思う。どう扱われているか確認できるので、リンクする人もそんなにひどいことも書けない筈。

まあちょっとした挨拶ですね。すれ違って黙っているより、一言挨拶したら感じがいい。そんな話だと思う。

個人名を挙げて、HNもしかりですが、あーだこーだはいけませんね。言い出すと双方ヒートアップしてこじれがち。黙って離れていく。

戦いに勝つ唯一の方法は戦わないこと。相手にしないこと。現実の世界ではこうはいかないかもしれませんが、少なくもネットの中では。そんなことを思います。

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引き続き綜絖通し

2023年02月22日 | 機織り

先日、息子が花をくれました。

母の日でもないのになんで??

car nation・・・車の国だそうで。

はあ??ますます訳わからん。分からんけど、深くは考えない。

赤がきれい。ありがとね。


引き続き綜絖通し。

一本ずつ。時間がかかる。

4本足りないので追加。全部解くと糸の列が乱れるので、重りを作って別に結ぶことにした。

織り進めるときは一緒に解いて、糸のテンションをそろえる。


最近は、買い物とゴミ出し以外、殆ど外出しない。昼ご飯は、夫は自分の好きなもの作るようになったので楽になった。今のところスパゲッティかラーメンです。私のも作ってほしいけど、袋入りのパスタソースや袋緬は、私は好みでないので、私もあるもので済ます。

昼食つくりから解放されると、夕方まで時間が一続きで心に余裕ができる。

機織り頑張って、二時間くらいすると飽きるので、その時は買い物などの外出。家事を少し。その繰り返し。


ものは増やさない、あるもので済ませる。

40年くらい前、鉢植から庭に下ろした棕櫚竹が茂ったので、整理を兼ねて少し抜き、鉢植えを作りました。

姑の残した鉢で。鉢も買わない。

寒い間の移植がストレス掛からないように思うのですが、どうでしょうか。

これは7年前に移植。古い欄の鉢で。ほとんど室内で、今はこんな感じ。

そう大きくもならず、たまに水やりだけ。


はやく機織り仕上げて、春になったらいっぱい遊びたいものです。

それまでは我慢、我慢。

機織り、頑張ります。

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機織り、千巻から綜絖通しへ

2023年02月22日 | 機織り

膝がほぼ治って正座できるようになったので、一年半ぶりくらいに床巻をしました。

280㎝と短いので、糸の端は椅子の脚に括り付け、糸は全長を伸ばしたままで巻いて行きます。

綾棒を手前に移して今から筬を抜きます。

ついでに綾棒まで抜かないように。

糸の順番が分からなくなって織れません。

うっかり抜いたこともあります。命落としても綾は落とすなですが、何とか綾も復活し、命も長らえています。

53×6×4+8+8・・・でいくら?

まずは8本通して(端なので補強で2本ずつ通した)暫時休憩。

この調子ではいつ終わるか分からないけれど、いつかは終わる(筈)。終わったらいっぱい遊ぶ。キッパリ。

織り間違いは少し手前ならそこまで解く。

大分手前なら、間違った緯糸を抜き、針に糸を通して正しい織り目を辿って行くってものの本にはあるけれど、難しそうです。それもまた間違いそう。

また盛大に間違えることでしょう。間違いとの闘い、間違う自分の老いとの闘い。

 

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さよなら~、車が売られて行った

2023年02月20日 | 日記

本日、業者が取りに来ました。

カメラ持って出ていくと、もう道路へ出ていました。

そしてすぐに停まります。

それからゆっくり上がります。

これが牛なら異変を察知して、暴れたり、抵抗したりするのですが、車なのでおとなしく、ドライバーさんのなすがまま載せられます。

載りました。いよいよお別れです。

今から、三男の付き合いのある京都の業者さんまでの長旅です。

積載車に乗って遠ざかる車。都市高速、もよりランプ方面へ曲がって、視界から消えてしまった。。。。。

一緒に過ごした7年間、楽しかったよ。有難う~。

次のところでも可愛がってもらうんだよ~。

夫が自動車保険の手続きをしたので、息子から買った車は明日から乗れるらしい。

新しい車、慣れるまでが億劫。


本日、粗筬まで。結局1,000本近い糸。

大きい織り機ですればいいけど、試し織りして調子を確かめてないので、今まで通りで。

織れるかなあ。実際に始めてみないと分からない。今月末は無理そうです。

でも頑張りましょう。


ヒボーチューショーと言ってますが、伊藤詩織さんと眞子さんへの発言は本当にひどかった。あれをヒボーと言わずチューショーと言わずに何という?

ましてや一般人に向かっての暴言の数々。と、ここまで書くと踏み込まれるのかな。

怖い))))

刺激しないのがまずは上策。

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お別れドライブは「南薫造記念館」と「大芝島」へ

2023年02月20日 | お出かけ

車を手放して息子の車に乗ることになりました。

日曜日は車とのお別れドライブ、呉市の南薫造記念館

安浦歴史民俗資料館(南薫造記念館)|文化施設 - 呉市ホームページ (kure.lg.jp)

南薫造記念館(@minami_kunzo) / Twitter

と安芸津の大芝島へ行きます。

山、海、少しずつ春が萌し、雨も上がっていいドライブになりました。

10時40分自宅発。まずは呉市安浦へ。呉市内を通らず矢野から熊野を経由すると約一時間で。

着きました。

入口。現在は孫にあたる人が所有、管理は呉市で。江戸末期の建物だそうです。

蔵の中は昔の民具、農具など。

糸車と綛繰機。

生家は医院だったそうで、ここで診察していたのでしょうか。

玄関から裏口へ続く土間(通り庭)の天井。

ガラス障子。

庭。

台所。

ガラス障子で囲った部分は中庭だそうです。

通風、採光のための工夫かと思います。

展示室。

東京美術学校の卒業証書。廣嶋縣平民とあります。

父親は開業医、長男の薫造が後を継ぐことを期待し、絵の道へ進むことは反対。しかし最後は折れて、美術学校卒業後の留学費用も出している。

したいことを必死で訴えたら、たいていの親は折れます。18の私にはそれがなかったですね。

薫造はイギリス留学前、医学部へ行き直し医者になって親孝行しようかと、揺れる心を日記に残しているそうです。なんて親思いな人。

薬ダンス。

パレット。


家の後ろは増設された展示室。

庭先の孫娘たち。

薫造は戦争末期、東京から生家へ引き上げて来て安浦で絵を描きます。

瀬戸内の穏やかな風景に人々の暮らしなど。

田植え。

農村風景。


母屋の隣に離れとして建てられたアトリエがあります。

学芸員の方から説明を受けます。

絵を描くときのガウンは母屋の二階にあったそうです。

留学時のトランク、あつらえの道具入れなど。

右は自分でデザインして織らせたカーペット。

休憩、接客用?の和室があります。

これは呉市が用意したものでしょうか?

器などは南家のもの。

扇型のお盆、欲しい。


続いてお昼ご飯に。海沿いの道を走ります。

波の穏やかなこの付近はカキの養殖が盛ん。目の前に牡蠣筏がたくさん。直売所もあります。

牡蠣筏の見えるレストランで「カキのバター焼き定食」を食べました。

大きな牡蠣が12個もついてます。量とおいしさに感動。目の前の海から水揚げされて、おいしいに決まっているけど。

夫はシーフードカレー?シーフードったって冷凍ものに決まっている。ここまできてなぜに????

気の毒なので牡蠣を分けてあげる。本人もいたく後悔。

もう残された時間は長くない。好きなことして自由に生きる。そう宣言したら、恐ろしいこと言わんでくれと言っている。

いえいえ、取りあえずは好きなもの食べるということですかね。


橋を渡って大芝島へ。

橋は無料。

小芝島の見える丘まで行きます。

ハート形に見える島。

説明版。

写真撮る人もちらほら。河津桜が咲きかけ。ミカンもたくさん。帰り、デコポン(不知火)を買って帰る。


夕方息子が車持ってくる。すったもんだにあれこれ。

お菓子など持たせる。もう人のことはどうでもいい。自分が人に面倒掛けないよう努力するだけ。と言うと、息子、親が年取るのが寂しいという。年取るのは当たり前。自分たち世代が社会の主軸。頑張ってもらいたい。

でもまあ、話はいつも通り。一時間くらいいて、妻子の待つ家に帰って行った。

新しい車に慣れるまでが億劫。来月は水彩画に行くというので、夫に運転してもらう予定。

この車に7年乗りました。やっと慣れたのに。

さようなら。次のところでもかわいがってもらうんだよ。

三男が自分の知り合いの業者に頼んでくれて、近々引き取りに来るそうです。

名残惜しい~

フォルダには大きい写真もあるけど、これは後で探し出すための目印。

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整経終わる

2023年02月18日 | 機織り

朝、ちょっと、と思って始めてとうとう最後まで。

約4時間かかる。

今日はもうしない。明日も遊ぶ。

月曜日再開。外して粗筬と千巻。そのあと綜絖通しに3日、週末から織り始めて月末までに終わればまた遊ぶ。終わらなくても遊ぶ。

12番手2本撚りの糸。色は9色。白は4本、あとは2本ずつ糸巻きに巻いて合計20本の糸巻き。

自作の整経台だし、糸巻きは貰ったのや落札したので不揃いなので、空き箱に1本ずつ入れ絡まないように糸を引き出す。

階段は通れないくらいの糸の箱。早くしないと掃除も出来ないし、何はともあれ片付いてよかった。

3月末をめどに業者に依頼。搬入は東京へ。入選はまさかしないと思うけど、一度体験すると、次の応募が心理的にしやすくなるかなと思っている。

次はもう少しましなものが織れたらいいなあと思う。

近ければ、折りたたんで自分で持ち込むのもありだけど、展示用の棒は飛行機ももしかしたら新幹線も、ちょっとまずいかもしれない。

でもこの年で新しい経験に今からワクワクしています。何歳になってもワクワク大切。

先日、大学で会った人に「自分で段ボール箱作りなさい」とアドバイスしてもらった。その方は業者が箱を作ってあとで請求されたとか。かなり高額だった模様。

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整経、半分終わる

2023年02月17日 | 機織り

2/13日(月)からから始める予定でしたが、糸が足りない恐れが出て来てその日は注文だけ。

2/14 糸が届いた。大学の美術展に出かけて全然していない。

2/15 デザイン考えたり糸を巻いたり。整経はわずかに4回転分(16本)だけ。

2/16 午前中少しする。午後から水彩画に行く。

2/17 半分終える。

今回は53×18+8+8=978本、幅は約40㎝。今月中にできればいいけど、まあ焦らずに。

途中で遊びにも行きたい。

昨日、長男の家に行った夫は嫁ちゃんからチョコレート、その他を貰う。

お土産物ではないチョコは濃厚でおいしかった。つい食べ過ぎて夜中に胸やけで目を覚まし、胃薬呑んでまた寝た。

自制心のない私。

こちらは14日にバスセンター隣接のそごうで買う。

食べてしまって今は空き箱だけ。


今朝は思いがけないコメントがあって、いろいろ考えさせられました。

ブログをつづっていると、写真や文章から人となりはおのずと出てきてしまう。気の合う人、趣味の似た人と語り合うのは楽しいけど、思いがけずに人と揉めることもある。嫌な思いをすることも。

直接何か言われると精神的にとてもきついけれど、自分に非があると思ったら速やかに謝る。言い訳しているとこじれるのは現実生活でも同じ。

相手に理不尽な言いがかりをつけられ場合は、幸いそういう場面はありませんでしたが、私は相手にしないことにしています。徹底して無視するつもり。

私のこと悪く書いているのを見たこともありますが、これも無視。めちゃくちゃにアクセス数が増えたのは何だったのか。。。。今はもう気にしない。今は一つのエピソードと思っています。

闘ってはいけない。私はそう思っています。

実生活で、他人様の理不尽な言動に抗議したことが、この10年間に2度ばかり。結果は散々でした。人は真正面から指摘されると意固地になって一層こじれる。

そこから得た結論は、気の合わない人には近寄らない。できれば逃げる。自分から話しかけない。相手を否定しない。要するに距離を置くということです。

ブログで自慢ばかりするのは嫌われる元。それも普段の生活態度の反映。顔や実際の暮らしが見えない分、その人の本当の姿が怖いくらいに映し出される。考えてみれば大変に怖いアイテムです。

私が心掛けているのは何か一つ笑いを入れて、せっかく来てくれた方に楽しく帰っていただく。また覗いてみたいと思ってもらう。そのくらいでしょうか。

介護のただなかにいるときは、いろいろと納得できない思いを縷々綴ることもありましたが、それで何とかめげずに介護を続けられました。後で読むと嫌になったのは保留にしています。初めから保留でもいいのですが、それでは心が開放されないのです。そういう使い方は邪道かもしれないけど、それで私はずいぶん救われました。

でもまあ愚痴はほどほどに。品がなくなりますから。

疎遠になった方も、初めはいろいろ話したいこともあり、コロナが収まったら一度お会いしましょうという話になっていました。コロナはいまだ収束せず、いろいろな経緯から果たせなさそうで、残念です。

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水彩画教室でした

2023年02月16日 | 水彩画
本日、水彩画教室。モチーフ持参しました。
 
 
近所の八百屋て買ったウメと葉ボタンです。
ウメは部屋の暖かさで二時間の間にだいぶ咲きました。
 
 
葉ボタンはバラみたいで難しいし、ウメは蕾がたくさんで難しい。
 
 
バラがたくさん。こちらは描きませんでした。
本日、事情があって夫に送り迎えしてもらう。
お稽古後のお茶に夫も呼ばれ、しばし歓談。
木曜午後は仕事がないので、来月一緒に行こうと誘ったら、ちょっとその気になったみたい。
元美術部部長、頑張ってください。
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大学の美術展に行く

2023年02月15日 | お出かけ

昨日は寒空の下、郊外にある芸術系大学の美術展に行きました。

学部と修士課程の卒業、終了記念の美術展です。

バスセンターからは20分くらい。30年くらい前にできた新しい大学です。

早速作品のお出迎え。

流木にシーグラスなどで。

手をつなぐ。

バタ足。


織りの作品を見るつもりでしたが、布や糸を使った造形。芸術的です。

シルクに染色。アクリル板の絵を重ねる。

染色。すっきりといいデザイン。欲しい~。

葛糸と天然染料で。葛は大学周辺の山で調達したそうです。

葛の繊維は細くて短く切れやすいと、ものの本にあります。

両手幅くらいの長さの繊維を次々と繋ぎ合わせ、撚りをかけずにそのまま織り上げるそうで。ものすごく手間がかかります。織る道具も特殊。

出来上がりは柔らかく、絹と木綿の間のような風合い。今は殆ど織る人がいないそうです。

縁の始末。結んで垂らすだけ。簡単。

会場でたまたま、染色をする知り合いの人に会ったので、染料のことを聞きましたが、分からないとのこと。

何でしょうね。

この自然そのもののような風合い。まとって良し、飾って良し。


金工

金属の色をそのまま生かしているそうです。

絡みつくヒルガオ。花が咲くのは何の木?

日本画。修士課程修了の作品。

これはアクリル画だったでしょうか。

光と影。

油絵・・・だったかな。質感を大切に、色味は極力抑えている。

石彫。

上半身はワニ、下半身はシーラカンス。

材料は大理石?

実習室。どこか匠の工房の面影。

外に放置された作品の数々。

庭のオブジェに欲しい。

キャンパスは山の斜面にあり、校舎の6階も外と通じている。

石を加工する場所らしい。


再び校舎に戻ります。

こちらも織りの作品だそうですが、布で作った笠の大小が浮遊しています。

向こうにとても立派な織り機が30台くらい並んでいます。

2mくらいの布が織れる織り機も何台かあります。綜絖は5つくらいの部分に分かれていて、横に移動しながら織るそううです。

本当はそちらに興味があったけど、撮影は遠慮しました。


続いて漆芸です。

木の皿に漆を掛けています。

ろくろは自分で引くそうです。

木目いろいろ。

楕円に見えますが、本物は真円です。

レストランからの引き合いもあるそうで、近々、展示即売会も開催されるとか。

こちら、アニメの下絵。

絵をもとに動画を作成。背景も大切。一枚ずつ、大変な作業のようです。

これは木彫。と、若い人の作品の数々、楽しく拝見しました。


おや、こんなところに。

サモトラケのニケ。ルーブルにある本物の複製品だけど、本物は見ていません。

2014年4月。修復中でした。

ルーブル美術館エンドレス

帰ります。広島市街地からは山一つ越え、寒いです。時折みぞれが。

けれども若い人の創作のいろいろに触れ、刺激をいただきました。次もぜひ行きたいものです。

織りのもう少し複雑なのも見たかったので、次に期待しましょう。

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京都日帰り旅・京都国立博物館

2023年02月14日 | 旅行

さて、哲学の道から京都国立博物館へ行くのに手間取って着いたのは15時になっていました。

あの時は素直に東大路までいってバスに乗れば近かったのに。でもいつか、ものすごく混んでいたのでそれもよかったかどうか。街のキャパシティに対して観光客が多すぎる気がする。そういう私も観光客ですが。

はい、こちらですね。明治時代に作られたフレンチルネッサンス様式の、京都の近代建築を代表する建物。開国以来何年目か不勉強で知りませんが、こんなものが建てられる時代の熱気と言いますか。

今は使われていないんでしょうか。三男が小学生の時、ここで東寺展を見せてそのあと大覚寺へ連れて行ったら「下らんもんばっかり見せる」と激怒されたことが。それ以来行ってません。

後に京都に遊学し、6年もいたのに神社仏閣、美術館に博物館など一切行かなかったとか。

「百万遍の手作り市は行った」そうなので、何を買ったのでしょう。


最近の展示は平成新館の方でするらしい。こちらは初めて。

お目当てはひな人形の展示です。

特集展示 雛まつりと人形 - 京都国立博物館 (kyohaku.go.jp)

チケット売り場で70歳以上は無料ですと案内され、免許証見せて入れてもらった。

けど、なんで私が70歳以上って分かった???

展示は本当に素晴らしかった。収蔵品と特別展で構成されています。

仏像、陶器、書、掛け軸、屏風、着物、そして特別展のひな人形各種。

各地ひな巡りがあり、その土地土地の旧家に残る人形を展示していますが、京都の旧家の人形はとてつもなく豪華で迫力がありました。借りているのでしょうか。一部コレクターとか寺院などのは出所が表示していますが、ないのもあります。

個人像でしょうか。

中でも見ごたえあったのは明治宮廷を模した人形。男雛は洋装、女雛は十二単。馬車行列の御者も洋装、馬車の中には皇子らしい二体の人形。

その他にも大きな享保雛に御所人形。

やはり地方の雛のコレクションとはスケールが違うのでした。

その他にも仏像には特に感動しました。ただの彫刻ではなく、長い間人々に信仰され、仏性が宿っているように感じます。仏師も無心に、木の中の仏様を彫り出す、その心がとても尊いように思いました。

こんな感想、祖父に言ったらとても喜んだと思う。仏さん大好きだったので。

なんやかんやの感動を無料で味わえて、年取るのも全然悪くないなと思います。それにしても同世代の女性が一人で歩いているのにとんと出会わない。皆さんどこでどうされているんでしょうか。どうもこの私、立ち回り先がずれてきているようで。。。。

三階の北側から、隣接する豊国神社が見えます。元は方広寺の境内だったようですが、明治なってから秀吉をまつる神社が付け加えられたんだったかな。

天下を統一したけど幕府を開かずに天皇を敬って偉かったと称揚されたのに加えて、江戸時代を脱却する、否定する風潮も働いていたのかな。

この先には方広寺、耳塚などがあり、京都でちょっと独特な所です。

以前、国立博物館の守衛さんに方広寺への道を聞いたら知らないので驚きました。

もう一人の方が「豊国さんの向こうかな」とあやふやな答え。知名度は低そうです。観光客もほとんど見ないし。

あとで池の傍に立つ説明版で、この石垣のことがありました。

方広寺創建当時の石垣だったそうです。驚きました。17世紀初め16世紀終わりですね。

間に小石を挟んで、当時としては新しい積み方。立派な寺院だったことでしょう。

池のあの部分に南大門の礎石があったそうです。今よりもうんと広いお寺だったんですね。いゃあ、知らんかった。驚きました。京に歴史あり。

方広寺の前の御前通は徳川の世になって、西本願寺、東本願寺、枳殻邸などが作られ、分断されて辿りにくくなっています。秀頼秀吉が寺を作ったころはきらびやかで、豪壮な眺めだったことでしょう。当時の絵図など見たことないけど、どこかにあるのでしょうか。

この年になっても知らないことだらけ。いろいろ勉強になりました。

京都駅前で食事して、

改札口へ向かいます。いつ来ても不思議な空間。屋内のようで完全な屋内でなく、屋外かと言えばそうでもない。

どのようにも解釈できて、どのようにも楽しめるのが建築の持つ力。

いつかは歩きにくくなる。それまで頑張って出歩くことにして出かけた京都では千年以上も都を張っていた都市の底力を感じたのでした。

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団塊の世代

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