京都に住む各界の著名人が、京都人しか行かないような静かな、古都らしさを堪能できる穴場を紹介している。ずいぶん前の本なので、故人になった人も。
ふむふむ、千年以上も都を張っていた京都は、歴史が積み重なり、独特の文化と職人技が栄え、汲めども尽きぬ楽しみと、廻りきれない隠れた名所があるらしい。
京都は二人で行くのも大勢で行くのも楽しいけれど、女一人で行っても全然大丈夫なところが私は嬉しい。歳とって海外旅行がきつくなったら、一週間くらい滞在してあちらの路地からこちらの寺へとフラフラと歩きたいもの。この本はそのいい手引きの一つになると思う。この本から、これから行きたいところを上げます。
一沢帆布 血で血を洗う相続争いの末、店は分裂。せっかくの老舗のイメージダウン。でものぞいてみたい。(今年四月六日より裁判に勝訴した三男が元の場所で再開するとのこと)
大文字山 銀閣寺から登るらしい。銀閣寺は京都観光の定番。何度か行った。
高校同級生のQくん、酔って夜友達と忍び込み、庭にいたずらしたけれど、あとで重要文化財か何かだったと焦っていた。たぶん修復されて文化財のままだと思うけど、いたずらはいけませんね。
今は年賀状だけのおつきあいになったけど、元気でいてください。
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このあとまだまだいろいろ引用したいけど、只今0:44もう寝る時間。残りはいずれまた。
原子力発電所はますます悪い方向へ行っているとしか思えない。プルトニウムが拡散する状況は原爆と同じ。唯一の被爆国なのにこんなことになって、ヒロシマ・ナガサキの多くの死者に対して、私は本当に申し訳ない気持ち。あの人たちの死を無駄にしない。それでこそやっと犠牲者も浮かばれるはずなのに。
連日テレビで繰り返される、「ただちに人体には影響がない」という言い方。広島でも、急性症状での死のあとに、さまざまな晩発性の疾患が起きている。。。。なんてことを書くと怖がって眠れなくなる人もいるだろうけれど、西日本では今のところそう慌てることはないと思う。
それだけに、避難地域になっている人は本当に気の毒。ドイツの気象庁のホームページでは福島第一原発付近の2日後までの風向きをシミュレーションしている。日本はなぜしない。断片的な数字を出して「安全の範囲」という大本営的情報操作はやめてもらいたい。
ヒロシマ、ナガサキ、第五福竜丸、チェルノブイリ…過去から学ぶことはたくさんあったはずなのに。