ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

クロワッサンの「着物の時間。」が発売

2012-08-25 19:45:46 | きものの本&本

クロワッサンの着物のページは、欠かさず覗くページです。

いろんな人が自分のお気に入りのきものを披露。きものコーディネイトの面でもとても参考になります。

そのきものの時間をまとめて一冊の本にしたのが「クロワッサン・きものの時間」(マガジンハウス 1500円)です。

一号、二号と出て、新しい号が出ていました。

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このなかで圧巻?だったのは、内田春菊さんの「ジーンズ帯」

なんと、古いジーンズで「ミシンで直線縫いしただけで、一日で作った」そうです。

それを黒の絞りに合わせてらして、個性的なコーディ。

普通、ジーンズを絞りに合わせます?

紬や木綿、という方向にいくところ、絹の絞りという発想はさっすが!

それが見事にマッチしているのです。

真似したい、けど、これは春菊さんだからこそ着こなせるんですよね。

でも、よそゆききものに、こういう帯を合わせても素敵なんだと知るだけでも儲けもの?

そのほか、写真家の石内都さんのこれまた独創的なきもの、元ピンクレディーの増田恵子さんのグレイッシュ・ピンクに山吹色という合わせ方は新鮮でした。

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一号、二号も参考になるコーディがいっぱい。

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鶴田真由とイカット、布のパワー

2012-08-25 19:17:17 | きもの 美容

昨夜たまたまつけたテレビの画面に釘付けになってしまいました。

大好きなイカットが大写しになっていたからです。

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番組は、鶴田真由さんがインドネシアの島々をを回るNHKBSの

不思議の島々をゆく

単にインドネシアのイカットを紹介するだけだと思っていたら、そのイカットがどんな意味を持っているのかを、島々の歴史をたどりながら紹介していくのです。

このイカットも、よーく見ると、実は村の人々が首を切られ、その首を木に吊るしたものだそう。

うーん、そうなんだ。

イカットとはしばる、くくる、結ぶという言葉が語源で、琉球を経て日本に上陸。日本独特の模様を生み出しましたが、模様が「かすった」ようになっていることから、絣と呼ばれるようになったそうです。

スンバ島のイカットは、500万円もするものがあるそうですが、この首切りの木は業者に「37万円」で買われていきました。

安すぎるよね、鶴田さんも「本当にいいんですか」と心配そうでした。

その業者によると、イカットの善し悪しは

「模様がぼけていない」

「歴史が織り込まれている」

ことだそうです。

「模様の意味を話すと天罰が下る」とか、

「死への旅立ちの道しるべ」とかイカットには特別の意味があるようです。

BSで、再放送されるでしょうから、ぜひ見てください。

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鶴田さんのファッションもとても素敵だし、イカットがとてもお似合いでした。自分で作った詩も披露されて、今まであまり興味なかったけど、すっかりファンになってしまいました

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イカットの帯が好きです。いろんな色が入っていても「かすって」いるためにうるさく感じない。本物のイカットとは比べようもないけど、少しは布のパワーを感じるのかもしれません。

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「アジア・アフリカの古布=別冊太陽」(平凡社)

眺めているだけで元気になりそうです

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