ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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二部式きもの、作り方の本を見つけた

2015-04-21 09:02:51 | 手仕事 和裁

 

 先に紹介した二部式きもの。

先生のものを拝見して待ちきれず、ネットで作り方を検索しましたが、これがもうどこにも載っていないのよ。

たいていの情報、ネットで入手できるのに、これだけはない!

ようやく見つけたと思ったら、「作り方はこちらを購入してください」と有料なのね。

で、和裁の先生に電話で尋ねたところ、

「私は簡単にカットしただけで、和裁の本見て作ってもあまり変わらないわよ」とのこと。

でも、一度はちゃんと知りたい。その上で、省略できるところは省略したい、ですよね。

 

 

で、本の名前教えてもらい、古本でお取り寄せ。

「新しい和裁教室」(創元社)とありますが、決して新しくない。

で、作り方はですね。

 

やはり、5センチの前下がりになっています。

後ろより前のほうを長く取るのです。

出来上がり寸法、標準で上着の後ろの寸法は52センチ

前はそれプラス5センチの57センチです。

布の裁切り寸法は、

後ろ身丈・出来上がり寸法(52センチ)+折り返し(5~10センチ)=57~~62

前身丈はそれに前下がり分の5センチを足してください。ここだけがポイント。

本では着るときに、上着の裾で折り返しおはしょりを作る長さになっています。

 私の作ったものより上着丈が5センチ長くなっているのは、そのせい。

 私のは、そのまま着る長さになっています。

 着丈が短いので二部式きものにしてみる」

 布に余裕があるなら、折り返せるように作っておいたほうが調節はできますね。

本では布を断って作るようになっています。

ダブル(142センチ)で225~245、ヤール幅(91センチ)で4メートル前後の布が必要になります。

きものを洋服地で作る場合、5メートルは必要ですから、

短い布でも作れますね。

上と下、布を変えたりして~~(笑)。

まずは単衣や夏物の着丈の短いものを二部にします。

本によると、二部式のメリットとして、

1 おはしょりのところがかさばらないのですっきりする。

2 用布も短くて済む。

3 使う紐の数が少ないので、衛生的である(とありますが、楽ですよね)

私が感じたメリットは先に挙げた通りですが、これほど便利な二部式きものが普及しないのは、やはりきものは「メンドウを楽しむ」、あまり簡単に着られると面白くない、という心理からでしょうか。

女心って複雑ね。

待機中の着丈の短い単衣&夏物。

まずは単衣から。次は、縞の秋田八丈でやってみます。

八丈を自分で洗う」この八丈よ。

というわけで、本日は写真も地味ですが。

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コメント (4)
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