INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2011年4月1日ダイヤ改正(17)

2011年04月06日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
・春が来た(その2)

70番台の再編により、「千代町」のこちらの乗り場に停車するのはついに「74番」のみとなってしまった。
バス停の行先案内の部分には「吉塚、多々良方面」とあるものの、多々良には行けなくなっている。
案内の修正や多々良方面へのバス乗り場変更の掲示が行われないのは、「74番」を運行しているのが「77番」「78番」のように西鉄本体ではないからなのだろうか。
「74番」は、西鉄本体ではなく、子会社の西鉄バス筑豊が運行していることから、ニュースリリースなどでは、“筑豊地区”の路線として案内されるというナンセンスなことがずっと行われているが、利用者からみれば全て「西鉄バス」なのだから、「会社の事情」が優先されてしまうのはちょっと考えものである。



「吉塚駅前」のこちらの乗り場(妙見方面行き)も、「72番」が去り、同じく「74番」のみとなってしまった。
つい先日までは箱崎ふ頭と博多駅を結ぶ「快速」や、さらに前は、吉塚営業所から来る「41番」なども停車していたが、「1系統だけ」というのはかなり寂しく見えてしまう。
なお、「昭和通り・天神方面」とあるが、何度も書いているように、昭和通りから明治通り経由に変更となっている。



「千代町」のこちらの乗り場には、これまでの「15番」の「博多駅~ゆめタウン博多線」以外に、「79番」も停車するようになった。
発車後すぐの「千代」交差点にて、呉服町方面に右折する必要があることから、かなり大胆な車線変更をしなければならなくなっている。

「79番」は、県庁に行くそぶりをしながら(?)県庁には行かないため、天神などでは誤乗が発生しそうな気がする。
昭和通り経由の「76番」の時代であれば、県庁を通らないからといって特に誤乗の原因にはならなかったと思うのだが、明治通り経由となり、「天神大和証券前」でバスを待つ人からすると、“博多駅行きと都市高速経由以外であれば県庁に行く”という時代がこれまで長く続いてきたため、「千代」交差点を直進して県庁方面に行かない「79番」(左折)や「74番」(右折)は、ちょっと“厄介な”存在といえるかもしれない。
「79番」については、「~千代町~県庁前~警察本部前馬出通り~(新道)~箱崎浜東区役所前~箱崎一丁目~」のようなルートでもよいのでは?などと考えたりする。

先日の記事で新70番台のバス前面の行先表示について書いたが、「平和台鴻臚館前」における「77番」の前面の行先表示も、「(経由地部分上段に)天神 博多座、(同下段に)多の津 多々良、(行先部分上段に大文字で)名子、(同下段に小文字で)県庁 土井団地」というこれまた無茶苦茶なものだった。
チラシやバス停の掲示でいくら丁寧に案内しても、肝心のバス自体の表示が利用者を戸惑わせるようなものだと困りものである。

行先表示といえば、これまで「特快」などの前面で行われていた上下二本の横線が、「2-1番」「3-1番」「152番」「161番」などの「快速」や「急行」でも入るようになっている。
ただ、「59番」のように快速区間がほんの少ししかない路線でも行われているかと思えば、「新宮急行」では行われていなかったりで、統一感はまだない。
(つづく)
コメント
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