山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

桜の開花報道ばっかりはうんざり

2014-04-03 21:37:32 | 自然観察
 3月下旬からニュースの主役は桜の開花予想や現況をどこの局も報じている。
 春到来の象徴としては理解できるが、桜ばっかりしか念頭にないとしたら思考停止だ。
 近くの国道を歩く。
 足元を見たらなんと黄色い花が散乱していた。

                    
 上を見たら黄色い花がびっしり。
 季節的には「ダンコウバイ」か「アブラチャン」の花のようだ。
 近所の地元の人にそれを言ったら「そこに
それが植わっているとは初めて知ったよ」という。

    
 同じ木が何本か並んであったので、意味を持って植えつけたものに違いない。
 林縁でさえ杉ばっかりのなかでこの樹木の存在は意外に貴重に思える。
 春一番の花はこれだよ。

                 
 その隣に、「キブシ」も咲いていた。
 咲いていたというより垂れ下がっている、と言うほうがぴったり。
 これはきっと自然に成長したのだろうが、これこそ春を呼ぶ代表格だ。

 マスコミがこういうところに目を向ければ本物なんだけど。
 報道側と視聴者との共同謀議が桜報道ということだろうか。
 春爛漫を迎えるにあたって、多様な視点の報道が欲しいところだ。   
     
コメント (3)
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