山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

道草山の春爛漫

2014-04-25 16:10:42 | 植物
 わが道草山は、もともと茶畑のための草刈り場だったという。
 それが茶業の近代化とともに機能を失い、今では草木混淆の荒れた様相を見せている。
 そんななかでも、「ヤマツツジ」の見事な紅炎があちらこちらに存在を主張している。

     
 林縁でよく見かける「シャガ」の花がなんとか咲き出した。
 よく見ると、なかなか見事な花であるのがわかる。
 群生していることが多いが、一本でも充分見どころがある。

                     
 野イチゴの「クサイチゴ」がトゲをたてながらすっきりとした5弁の花を開いている。
 草花の図鑑をじっくり見ていても掲載されていない。
 それもそのはず、「クサイチゴ」は樹木だったのがわかった。
 野イチゴには、樹木と草本の両方にあるからややこしい。

          
 山の土砂が少しずつ崩れている。
 以前、植えてあった「モミジガサ」の行方がわからなくなっていたが、ちゃんと若葉を伸ばしている。
 量が少ないので山菜として食べる欲望をなんとか押し殺している。
 
 草刈り場が生物多様性の空間として見直されてきたが、道草山はすでにさまざまな山菜・昆虫・樹木に恵まれている。
 

  
コメント
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