熟睡するはずだった。
深夜の午前1時半ごろ、隣接する道草山からドサドサという音がかすかに聞こえた。
これは栗を食べにきた犯人・イノシシに違いないと起き上がる。
雨戸をそっと開け、工事用ライトで道草山を照らしてみる。
すると、中ぐらいのイノシシがライトのなかに浮かび上がる。
ついに犯行現場のイノシシを初めて確認する。
先週からほぼ毎日来ていることは栗の皮の残骸からわかっていた。
さらには、ボコボコに斜面を掘り返していることでも明らかだった。
ライトに照らされたイノシシは、「邪魔するなよ」と舌打ちしながらかノソノソと暗い茂みに隠れていった。
ライトを消した後もゴソゴソしていたので、生命に危険がないとみたのだろう。
それでも、3本の栗の大木からきょうの収穫もイノシシと山分けとなる。
このイノシシを食べたらきっとうまいに違いない。
ドングリのイベリコじゃなくてマロンイノシシだからね。
深夜の午前1時半ごろ、隣接する道草山からドサドサという音がかすかに聞こえた。
これは栗を食べにきた犯人・イノシシに違いないと起き上がる。
雨戸をそっと開け、工事用ライトで道草山を照らしてみる。
すると、中ぐらいのイノシシがライトのなかに浮かび上がる。
ついに犯行現場のイノシシを初めて確認する。
先週からほぼ毎日来ていることは栗の皮の残骸からわかっていた。
さらには、ボコボコに斜面を掘り返していることでも明らかだった。
ライトに照らされたイノシシは、「邪魔するなよ」と舌打ちしながらかノソノソと暗い茂みに隠れていった。
ライトを消した後もゴソゴソしていたので、生命に危険がないとみたのだろう。
それでも、3本の栗の大木からきょうの収穫もイノシシと山分けとなる。
このイノシシを食べたらきっとうまいに違いない。
ドングリのイベリコじゃなくてマロンイノシシだからね。