山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

好奇心強いツマグロヒョウモンのオス

2014-10-17 21:56:58 | 生き物
 大小あわせて6枚の畝をなんとか作る。
 近所からキャベツをくださるというので緊急に急いだ。
 畝に石灰や糠を撒いていると「ツマグロヒョウモン」のオスがやってくる。

 食べるのか、臭いを嗅ぎに来るのか、作業を中断して汗をぬぐう。
 近づいてもすぐには逃げない。
 夏とはずいぶん違う気がする。
 このごろはメスの姿が見えないのが気になる。

                       
 体はモンシロチョウ並みだが、ヒョウモンチョウみたいな「キタテハ」がいた。
 すばしこくてなかなかカメラに収められない。
 ノハラアザミのなかでなんとかスクープ。
 成虫のまま冬を越すらしい。

    
 シシウドらしい茎に「キアゲハ」の幼虫がいた。
 相変わらずモダンでオシャレな蝶だ。

 これから成虫になるのだろうか。
 「遅くはないのかい!?」
 寒くなってきたのでみんな動作が緩慢になってきている。

 毎日のように食われていた「蚊」も少なくなってきた。
 土と緑、そして生き物、この世界の多様性が日本人のバランス感覚を育んできた。
 砂漠と石の文化は、おおむね一神教と排外主義を生み出して現在に至る。
 アニミズムのもつ多元主義がこれからの日本と世界を救う鍵であることを痛感する。
 
 
コメント
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