抜根した茶畑跡にいよいよ植栽が始まった。まずは、ここのシンボルツリーになる予定の「枝垂れハナモモ」3本を植え付ける。送料を考えるとリーズナブルな「枝垂れハナモモ」はなかなかない。要するに送料をいれると1本2000円は軽く超えてしまう。
なんとかネットで良心的な店を発見して急遽送ってもらった。樹高50cmくらいだがなんとか跡地をあでやかにしてほしいものだ。イノシシやシカが侵入するおそれがあるのでまわりを網で囲む。とくに、シカは樹皮を食べたり枝を折ったりするので注意が必要だ。
ハナモモは、「立ち性」「枝垂れ性」「ほうき立ち性」の三種類がある。ほうき立ち性の「照手紅」は畑のはずれに3本あったが、今は強風に晒されながらも1本だけ生き残っている。こちらは背がどんどん高くなり電線などに触れてしまうのが心配となる。その意味で、枝垂れ性のハナモモは電線が行き交う中でもぴったりというわけだ。ただし、虫との闘いがあるようで、無事大きくなるかどうかは未知数だ。今は無事を祈願するしかない。