山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

樹皮剥ぎがひどくなってきた

2021-02-19 22:16:14 | できごと・事件

 最近はシカやイノシシの気配がなくなっていたので安心していたが、鳴き声や姿は確認できないものの畑の周りに野生化していた「タラノキ」の樹皮が食べられていた。こうした食害があると、形成層をやられ樹木が枯れてしまう危険性がある。

  今まで、柑橘類・桑の木・桜などがやられてきたが、やはりその結果は成長が遅くなるし、若い樹は見事に枯れてしまう。興味深いのは、タラノキやユズの樹は棘があるのに食べてしまうのが不思議だ。それほどに追い詰められているということなのかもしれない。また、芽が出てきた葉物野菜もきれいに食べられてしまう。個体数が増えてきて食べ物がないということなのだろうか。

               

 学者によっては、シカの上位にいた狼がいなくなったことが大きいので狼を復活すべきだと主張する人もいる。この対策としての妙案はなかなか見当たらない。せいぜい、網や柵を張ったりの弥縫策しか浮かばない。実際、柑橘類や枝垂れハナモモは網を張っているし、野菜も侵入しないよう柵をめぐらしたばかりだ。10年前には考えられないことだった。畑に柵をすることなんか景観が悪くなるばかりだ。ウィズコロナじゃないけど、経済効果と自然との共生の道を国家プロジェクトで根本策を示してもらいたいものだ。

コメント (2)
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