ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

寺町Ⅵ

2007-02-09 05:23:50 | 大阪にて
紹介した6ヶ所のお寺は南の筋に一列に並んでいるのでしたが、その北の筋に善通寺という時宗のお寺がありました。

香川県とは関係なさそうです。時宗もふと「ときむね」と読んでしまったりしてややこしい。

          

戦国時代も末期の頃に建てられています。
つまりこの一角を寺町として機能させたのは、戦国武将たちだったのでしょう。

善通寺の中に南天でしょうか、実っています。
今は鳥がついばんで、道に赤い実や汁が落ちていることが多い。

          

ここまで来て、道に大きな地図があるのを見つけました。
それで判ったのですが、最初に紹介した如来院が一番西にある寺ではなかったんですね。
もう1本道を隔てて、専念寺というお寺があるようです。

     

尼崎市役所に行くと、この寺町を含め江戸時代の尼崎の城下町の模型が展示されていますが、寺町は当時城下町の北限でした。この北側は今でこそ阪神電車・尼崎駅をはじめ国道2号線・JR尼崎駅・・・と大きな街ですが、当時はだだっ広い田畑や野原だったのです。