TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

亡くなった人と話しませんか

2020年01月31日 | 読書日記

亡くなった人と話しませんか サトミ 著 幻冬舎

新聞広告でこの本を知り、買って読んでみた本です。作者は、スピリチュアルテラーとして活動されておられる方でした。死者と交信できるという能力を持たれていて、普段は相談者から依頼があると、対面して、亡くなった人などから届く言葉やメッセージを伝える活動をされているそうです。小さいころから、普通の人には聞こえない声が聞こえたり、みえないものがみえたりされたそうで、この本では、死後の世界について説かれたり、ご自身がスピリチュアルテラーとして活動されるまでの経緯などについても書かれていました。人が亡くなるときに、今まで一番会いたかった人が迎えに来てくれるということは少ないらしいですが、安心して誰かが迎えに来てくれるということ、天国に行った人は80年から150年くらい川の側をずっと歩き続けているということ、その人が元気で一番輝いていたころのいでたちで歩いていたりすることもあるらしいということ、歩き続けて辿りついた関所のようなところで、現世で徳を積んだ人は生まれ変わりやすい人がいる反面、成仏できない人がいるということ、亡くなった人同士はあの世では会えることが少ないことなどなど、死後の世界のことがたくさん記載されていて興味深かったです。人が亡くなってからでも、その人の名前を呼んで、その思いを伝えるとその思いが届くということも記載されていて、読んだ後、即、実行してみました。個人的に、2か月前に母を亡くしたのですが、結果として、病院での長きに渡る入院生活を余儀なくさせてしまったのは私でした。母に謝りたいという思いがずっと心の奥深くに潜んでいました。ずっとくすぶっていた自己を責めていたかのようないろいろな思いを生きていたときに言葉にして謝ることができませんでした。この本を読んで、亡くなった後になってようやくやっと口に出して謝ることができました。この本の中で語られていたことは、作者が体験された多くの事例が語られていました。亡くなった人は、残された人のそばにいていつも見守ってくれているということ、残された人が生き生きと過ごす姿を見せてほしいし、幸せになってほしいと願っていてくれるということが書かれていました。この本の中に書かれていた文章を読むと、不思議と自然に救われた気持ちになりました。いろいろな辛かった思いがすっと飛んで行った気にもなりました。「残された人には幸せになる義務がある。」という言葉が自分の心に光を灯してくれた本でした。閉ざされた心を開放してくれるような本に出会ってよかったと思えた本でした。本の中でも言及されていましたが、大切な方が生きておられるときに、後悔を少しでも少なくするように思いを話しておくことや、コミュニケーションをしっかり取っておくことが一番大事、会えて話ができる間にできるだけのことをしておくことが大事かと思いました。まだ、大切な方と会えているという時間を大切に過ごして行くのが最も大切なことなのだと再認識した本でもありました。

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ペット2

2020年01月31日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画4本目は、アニメの『ペット2』でした。『ペット1』は観賞していませんでした。主人公のマックスの飼い主であるケイティ一家に小さな息子リアムが誕生。彼を可愛がるマックスたちがある農場に旅行に出かけ、そこでいろいろな事件が起こり、マックスを気に入っているギジェットや、うさぎのスノーボールたちのそれぞれの冒険ともリンクしながら、いろいろな恐怖を乗り越えながら活躍していく様が描かれているアニメでした。個性的なキャラクターたちのペットたちがとても勇敢でもあり、キュートでした。動物たちも可愛かったのですが、ネコをいっぱい飼っていたおばあさんが格好よかったです。

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町田くんの世界

2020年01月30日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画3本目は、『町田くんの世界』でした。勉強も運動も苦手な主人公の町田くんは、誰にでも優しく、気遣いが自然にできる高校生でした。家では、兄弟が多くて、身重なお母さんに変わって、料理を作ったり、兄弟の面倒をよく見るお兄ちゃんで、街中では、バスに乗っていると、見かけたお年寄りに席を率先して毎回席を譲るような今どきめったにいそうにないかもしれないと想像できるような奇特な高校生でもありました。そんな町田くんが、手を怪我したときに、保健室で、偶然居合わせたクラスメートの猪原さんと出会い、彼女との出会いを通して、今まで感じたことがなかった感情と向き合っていくといったストーリー。町田くんは人のことはよくわかるんだけれど、自分のことがほかの人にどう思われているのかに関してはすごく鈍感な人で、猪原さんが町田くんのことをどう思っていたかということにも全く気が付かなかったし、自分の気持ちにも気付かなかったという超鈍感というか純粋な人だったのです。でも、多くの人々に好かれていて、ほかの同級生やまわりの人をも、巻き込んで、町田くんの素敵な人柄に、影響を受けていく人々がたくさんいましたし、町田くんが見返りを求めずに、純な心で接して助けていた人達が、町田くんのピンチ時には助けてくれたという多くの人々に好かれていたというのがよくわかるシーンもほのぼのしていました。最後のほうは、ファンタジーぽい感じでしたが、映画だと思ったらこういうのもありかもしれません。走っていたシーンが多くて、走るシーンが多いのはやっぱり青春なんだなあと思いながら見終えた映画でした。脇役に主役をいつもされているようなたくさんの名優さんたちが出ておられたのも見逃せないですね。

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昨日の出来事

2020年01月30日 | ひとりごと

昨日、建物調査とかで夕方、職場のいつもいる部屋に換気扇などを中心に職場の環境を調べに来られていました。窓の側にある換気扇を調べるためにはブラインドを上げないといけないのですが、2年くらい前に来られた方が、ブラインドを思い切り上げようとされて、ひもがちぎれて以来、上げることができないままの状態が続いていました。修理してもらえない状態が続いていますね。水道はちょろちょろとしか水が出ないままですし、少し前には、私が利用している机の引き出しが勝手に鍵が掛かり、開けられなかった状態になりました。この机の鍵は最初からありませんでした。今、いる職場は、転勤を繰り返して、4回目の職場になります。働く職場環境としては、過去の職場に比べたら一番良くない環境の職場かなあと思います。一人一台あてがわれるパソコンもいつも常駐している部屋では使用できませんし、そこに毎日、連絡が記載されている掲示板を見るのも違う部屋まで見に行かないといけないので超不便です。掲示板に記載されている連絡事項は、大体は見なくてもやっていけることも多いのですが、提出物の期限とか会議の時間の変更とか、その日の予定とか知らないとちょっと困る場合も多々出て来ます。昨日もこの調査の連絡が掲示板に記載されていたのでしょうが、見なかったので突然来られてびっくりしました。ブラインドとか水道とか机の引き出しの不具合とかは私がいなくなって、次の方が見えるともっと手直しされるのかなあと思います。そんな職場に、もう6年になりましたが、後1年の辛抱になりました。

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今日も嫌がらせ弁当

2020年01月29日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画2本目は『今日も嫌がらせ弁当』でした。実話を基にした映画化作品です。原作は読んだことがありました。どんな映画になっているんだろうと興味があり観賞しました。八丈島で暮らす、母かおり(篠原涼子さん)とその娘で高校生の次女双葉(芳根京子さん)の親子が主人公です。父親が事故で亡くなってから、母が家計を切り盛りしながら、暮らしている家族のお話です。高校生の双葉は反抗期で母親と会話もしないという状況で、母親のかおりは得意の料理で逆襲することを思いつきます。それは、毎日、双葉に持たせる弁当に、彼女が嫌がる様なキャラ弁を毎回作ることでした。海苔で字を書いて、メッセージを盛り込んだり、手間と時間を掛けて、双葉の高校生活の3年間、ずっと弁当を作って行きます。ただ作るだけではもったいないということで、毎日、作った弁当のブログも立ちあげて、超人気ブログになっていきました。そんな母親と娘の親子愛がいっぱい詰まっていた映画でした。この映画の原作で、キャラ弁の写真が掲載されているのですが、映画の中でも、それと同じキャラ弁を作っておられました。禎子のお弁当はその発想もピカイチで素晴らしいなと思います。いろいろなバージョンの本当に素晴らしいお弁当が映画の中でもたくさん出てきてました。映画の中に出てきたキャラ弁も原作のまま作られたんですね。最後に、東京で働く双葉が船で旅立つときに、手を振って見送る母と姉に一生懸命それに答えて手を振る双葉のシーンで、母親と会える間が一番の宝物の時間だから何回も里帰りしないといけないよと思いました。この映画を観ている間、昔、母が作ってくれたお弁当のことを思い出しました。母は、キャラ弁は作ってくれたことはありませんが、キャラ弁でなくても、私にとっては一番美味しかったお弁当でした。誰でも、大切な人に作ってもらった愛情がたくさん詰まっているお弁当は、年を重ねても思い出深い記憶がいつまでも残っているのかもしれないと思いながらこの映画を観終えました。

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チューリップなど

2020年01月28日 | 

チューリップ数本とストックとスターチスと菜の花とガーベラを買ってきて、我が家の1階に飾りました。

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オンネリとアンネリのふゆ

2020年01月28日 | 映画鑑賞日記

日曜日にレンタル店で借りて観た映画1本目は、『オンネリとアンネリのふゆ』を観賞しました。『オンネリとアンネリのおうち』は以前に借りて観た映画でしたので、この映画はその続編の冬バージョンでした。北欧のフィンランドの人気児童文学の映画化作品です。かわいいきれいな家に仲良しの友達同士で住んでいるオンネリとアンネリの女の子とご近所の親切な大人たちと仲良く楽しく暮らしているほんわかしたお話です。今回は、彼女らの家にプティッチャネンという小人の家族がやってきて、家を失った彼らのために、ドールハウスの中でしばらくかくまうことになったお話でした。続編では、少しファンタジーぽい映画になっていました。この映画を観ていたら、誰もが持っているような子どものころのピュアな心や夢を思い出します。観ている間に、穏やかになってくるので不思議です。心も安らぎました。小さな隣人にも分け隔てなく優しく振る舞うオンネリとアンネリが、小さな訪問者の家族のために、甲斐甲斐しく世話をしたり、役に立ちたいとそれなりに頑張る姿を見ていると癒されていきました。大人でも楽しめる映画なので、オススメの映画です。

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愛がなんだ

2020年01月28日 | 映画鑑賞日記

大分前にレンタル店で借りて観た映画4本目は『愛がなんだ』でした。角田光代原作の映画化作品でした。原作は読んでいませんでした。主人公のテルコは猫背の青年マモちゃんに出会い、恋に落ちます。そんなマモちゃんは年上のすみれさんが好きだったようで、テルコは片思いというシチュエーションでした。テルコの友達の葉子、その葉子を好きなナカハラ、葉子はナカハラのことは好きでない、これもまた片思いの恋模様、一方通行の恋模様のいろいろバージョンがこの映画では描かれていました。恋する気持ちが受け入れられない状況はどんな人にもあったりするものですが、主人公のテルコはなぜあんな都合よく振り回しているマモちゃんに愛されていないと分かっても繋がりを求めて行こうとするんだろうかとか、マモちゃんは恋の相手としては苦手と思っているすみれさんを追っかけていて、客観的に見れば、これらの恋模様はやめたほうがいいんじゃないとわかったような気になりますが、当事者にしたら、わからないという片思いの感情や心の動きが微妙に描かれていました。やっぱり、理性と感情は別物なんかと思いながら見終えました。世界中の人々に、同じようなことが起こったりするかもしれないけれど、人それぞれであって、これが正解というシチュエーションはなく、当てはまらいことも多々あったり、全く違うこともあったりするような恋模様の永遠の謎を描いたような映画でした。

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代償は大きい

2020年01月28日 | ひとりごと

女優の杏さんの夫で俳優の東出昌大さんと女優の唐田えりかさんの不倫が発覚したという芸能ニュースには驚きました。東出昌大さんは素敵なお父さんのようなイメージだったので、超びっくりでした。東出昌大さんと唐田えりかさん主演作品の『寝ても覚めても』という映画でそのような関係になられたという成り行きが報道されていました。この『寝ても覚めても』の映画は昨年DVDで観賞しましたが、この映画では人としては絶対してはいけないこと、取り返しがつかないことをしてしまう人と人との関係を描いていた映画でした。この映画の主人公であったお二人がまさしく杏さんをとんでもなく傷つけていただろうと誰もが想像できるような類のことをされていたようで、映画さながらのように私には映ってしまいました。弁解の余地はほとんど残されていないのではないのだろうかと想像します。デヴィ夫人がツイッターで語っておられたのが放送されていましたが、デヴィさんのご意見に同調しました。理性と感情は少し違ったところにあって、理屈ではだめとわかっていることをしてしまうことは世間ではよくあることのようですが、その代償はたぶん大きいのではないのだろうかと思った一件でした。

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大阪国際女子マラソン

2020年01月27日 | ひとりごと

1月26日、大阪市内で開催された大阪国際女子マラソンを見に行きました。

復路のトップの選手の皆さんが走って来られたのを撮影

松田瑞生選手が2時間21分47秒で2年ぶりに優勝。おめでとうございます。このときもダントツで疾走されていました。五輪派遣設定タイムの2時間22分22秒を突破し、3人目の五輪代表の座に大きく近づかれたということでした。流行のナイキ製の「厚底シューズ」に逆行する「薄底シューズ」での優勝だったそうです。

この日は以前の予報では雨でしたが、マラソン中は晴れ間も見えたお天気で、雨でなくてよかったですね。皆さん、お疲れ様でした。

 

 

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