ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

懐かしのミキプルーン

2005-10-08 23:00:01 | つれづれ日記

あーん

風邪引いちゃいました・・っていうかぶりかえしてしまいました

今回は微熱・・・で、とにかくだるくて体が重くて

明日は「四月の雪」二度目なのーーついでにコリアンタウンで

お食事会なのーー

なのに、まるで更年期のような不定愁訴

だれか何とかしてよーーうちには小さい子供がいるんだよーー

 

という事で話題が変わるのですが

私の元職場で、社長が「雑学寺子屋」っていうのを始めましてね

黒板1個と机と椅子がいくつか・・・で、地域の方々に色々な

講義をしてもらおう・・という試みなんです

 

私も社長も雑談が大好き・・・で、

政治や経済や歴史や・・そういうお話をばんばんしていた事があるんです。

そういう知識を披露する場があればいいなーーとか、

おしゃべりの延長でそういう事が出来て、みんなが「勉強になった」と

思ってくれればいいなーーという事だと思います

 

で、昨日の夜は目出度い第1回目。

職場がたまたま「ミキプルーン」の代理店になったものですから

そこから人が来て「食と健康」についてのお話がありました

やっぱり「健康」というのは体の健康もそうですが、心の健康も大事。

その心の健康を維持するためには「食の健康」が重要。

そこで・・日々摂取しなければならない栄養素の説明等が

行われたわけですねーー

私的には、以前福祉関係の講座で聞いた事があるのとほぼ同じ

内容だったので、まあ「おさらい」程度に聞いていたんですけど・・・

(資格試験講座みたいでしたよーー)

 

その講義が終って、ちょっと私だけ残り、ミキプルーンの会社の方と

お話するチャンスがあったのですが、

ミキプルーンをご存知ですか」と聞かれたので

「かれこれ30年前に母が飲んでいたので、よく知っていますし、

私も大好きでした」と言ったら大変驚かれました

三基商事の「ミキプルーン」は設立33年目なんですって

だから30年前というのは、まだ知名度も浅くて価格もかなり

高い頃だったようです

実はうちの母のミチコは血圧が高くて。

私が幼稚園の時に2度程脳卒中で倒れています。

彼女は手術ではなく、なんと東洋医学で復活したんですよ

その時、彼女のひろーい人脈が物を言ったというか・・・

要するに彼女の同窓生のおばさま達がこぞって

色々な健康食品を送ってくれたり、紹介してくれたりしたんですね。

その一つが「ミキプルーン」だったわけです

 

当時の我が家は(今でもですが)貧乏で火の車状態

それなのに、週に3回針灸の治療に通い、タクシーで往復するわけです。

(当時は鍼灸は保険が利きませんから針だけで3000円かな?

一回治療に行くと5000円くらいかかっていた筈。+交通費でしたね)

それに加えて、一缶3000円くらいする「ミキプロテイン」を飲んで、

さらにどろっとした「ミキプルーン」を食べていたんです

そのお陰なのか何なのか、ミチコは高血圧ながらも悪化する事なしに

80歳まで天寿を全うしちゃったわけですが・・・・

 

両親の形見の品がほとんどない私にとっては、こんな風に

両親ががやっていた事や飲んでいたもの、

好きだった食べ物に出会う事が

一種の「形見」のように感じ、懐かしさで一杯になるのですが、

夕べ見た「ミキプルーン」はそのパッケージも中身も昔のまんま

本当に懐かしく感じました。

いつも台所のテーブルのところに置いてあって、食事の時に

しっかりミキプルーンを食べていました

私が「プロテイン」が好きなので、いつも2杯くらい飲ませてくれました。

「すごく高いのよねーーこれ」って言いながら

結局、1年くらいしかもたなかったんですけど・・・・・

当時と価格もそのままだそうで・・・

自分の健康のためは勿論のことですが

懐かしみの為に飲んでみようかな・・・と思ったりしています

 

とはいうものの・・私はミチコみたいに家計を顧みずに

健康食品に手を出す勇気はありません

だけど、今思えばミチコの「浪費」が私の世界を広げているなら

それは無駄ではなかった・・・とも思うんですけどねーー

 

ちょっと前ですが、姑にも

ミキプルーンなんかどうですか」と

言ったことがありますけど、

だってあれは高いでしょう。

あなたのお母さんは贅沢だったのね

といわれたので、その後はそういう話はしない事にしました

 

何にお金を落として得だったか損だったかというのは

ずっと後になってからじゃないとわかりませんよね

だけど、柔軟な気持がないと興味を持つこともないと思うんです

「知らないことは受け入れらない」姿勢では何も出来ないし・・・

こんな事を書くのは、

やっぱり脳出血で倒れた友人のことを

思うからなんです

つい先週も「死にたい」ってメールが来て・・・・

とにかく、体が動かないことが許せないようです

長いスタンスで物事を考える余裕がなくなってしまって

自分みたいな役立たずはいない方がいい」と思っているようです。

で、今週は私の方から「どう?」ってメールしました。

別に・・普段と変わりないよ」とそっけない返事

「仙台の秋は綺麗だからいいね」って返したら

季節の移り変わりを感じる余裕はない」って返事が来ました

それはそうなんだろうと思います・・・・

でもねーー

こういう時だからこそ、季節の移り変わりに目を向けないで

どうするんですか

かれこれ倒れて半年以上経ってます。

少しずつだけどリハビリで回復しています

何年もかければきっと日常生活はきちんとできるように

なる筈だし、ならないと困るでしょう

でも、今の彼女は完全に心が閉じてしまっていて

「体の健康」よりも「心の病」の方が重いのではないかと

思うんです

今の彼女に「ミキプルーン」を勧めたところで

「お金の無駄」といわれるのは必至だし、

「私の為に(家族が)お金を使うのは申し訳ない」と

考え、骨折り損になりそうですよ

 

ほんの少し、前向きに興味を持って何かしたい・・・

一歩進みたいって思えれば、

きっと何とかなると思うんですけど。

こういう時だけは「浪費家・ミチコ」の柔軟性を

評価せずにはいられませんねーーー

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする