生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

狭山池

2016年02月22日 | 日記
狭山池は日本最古のため池と言われています。
西暦616年頃に築造されたと言う事なので、今年で築造1400年を迎えます。
日本最古と言うのが良い響きです。
景観です。

ツグミが枯れ枝にとまっています。

このため池から発見された埋蔵物他が展示されているのが、狭山池博物館です。
桜並木の向こうが博物館です。

遺構や遺物が色々展示されていますが、それはまたの機会にします。
今日は、展示の入口です。
狭山池の全体図と周辺で見られる生き物達が紹介されています。

灌漑用のため池だった狭山池は、平成に入り洪水を調整する治水ダムに大改修が行われました。
都市化により水田が減り、水を蓄える力が低下し、水害が度々発生する様になって来た事が原因です。
この事を紹介しています。

1986~2002年にかけての大工事でした。

狭山池博物館は2001年に開館しています。
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三内丸山遺跡

2016年02月21日 | 日記
このブログは「生物見遊散歩」で、「生き物を見ながら、楽しく遊び、散歩する」のが主旨です。
最近、歴史的な方に傾いていますが、言い訳しておきます。
遊ぶ中には、歴史的な人の営みなどにも興味を持ち、その時々の人と自然や生き物との関わりに思いを馳せる事も含まれると言う事です。

さて、今日は2/17の池上曽根(大阪府和泉市)の弥生遺跡から関連して、少し反則ですが、4年前に訪れた青森県の三内丸山(青森県青森市)の縄文遺跡を載せます。

池上曽根遺跡が約2300~1800年前に営まれたのに対して、三内丸山遺跡は約5500年前~4000年前に営まれたものです。
弥生時代に灌漑による稲作栽培が始まったとされますが、縄文時代にも堅果類(クリ・クルミ・トチなど)の殻、さらには一年草のエゴマ、ヒョウタン、ゴボウ、マメなどといった栽培植物も出土していると言います。

三内丸山遺跡の復元建物です。








池上曽根遺跡の全体は、60ha程で、その内11.5haが史跡に指定されています。
三内丸山遺跡も約40haの広範囲に広がっています。



一際目立つ、六本柱建物です。

住居の規模も大きいです。



三内丸山の人たちは、自然の恵みのみに依存した採取活動ではなく、集落の周辺に堅果類の樹木を多数植栽しており、一年草も栽培していたと見られています。

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紀州街道近く

2016年02月20日 | 日記
2日ばかり東京方面へ行っており、投稿が滞っていました。
2日前に投稿した池上曽根遺跡へはJR信太山駅から行ったのではなくて、旧の国道26号線の羽衣辺りから徒歩で向かいました。
紀州街道の一部を歩いた様です。
周辺の神社などに寄りましたので、それを載せておきます。
先ず、羽衣浜神社です。

羽衣浜神社は、今年の1/15に載せた大鳥大社の摂社の1つです。
他の3つの摂社と大鳥大社を合わせて、大鳥五社明神と称すそうです。
やはり式内社で古い神社です。

この神社一帯は、古代人の集落跡で6~8世紀の人々の生活が分かる土器や食べ物の跡が出土したそうです。

境内にはクロマツが多く見られます。

次に高石神社です。

ここも式内社で古い神社です。
正に紀州街道沿いにあります。

紀州街道の説明書きがありました。

街道っぽい民家も見られます。

助松神社です。
8世紀中頃に創建されたそうです。

神鶏「東天紅」が放し飼いされています。
天然記念物だそうです。

千早振る遠き神代、天の岩戸開きのみぎり、大神の出御を告げ奉りしは、この鶏なり。
鳴き声余韻ありて、天下一なり、故に長鳴きの称あり。
と書かれています。
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池上曽根遺跡

2016年02月17日 | 日記
昨年の2/24にも載せました。
この遺跡は、約2000年前の弥生時代のものです。
JR阪和線の信太山駅より歩いて行けます。
駅から遺跡までは、この様な歩道が続きます。

茶色い道です。

遺跡の入口です。

遺跡の南側には、弥生文化博物館があり、この中でも、池上曽根遺跡の紹介があります。

遺跡発掘の説明です。

遺跡の平面図です。

今回の一番紹介したいのは、この環境復元図です。

説明書きにある様に、川が何本も流れ、水田は少なく、たくさんの樹木が生えています。
海岸ヘリの砂丘にはクロマツ、砂丘と林の間には湿地があり、アシが生えています。
本来の自然に近い環境だと思われます。

遺跡の説明です。

クスの木をくり抜いた井戸枠の発掘状況です。

直径が約2mもあります。

ここからは、博物館を出て、遺跡に復元された建物です。

竪穴住居です。

その他の建物です。



大型掘立柱建物です。

手前にある井戸です。

大型掘立柱建物の側面です。

色々な装飾が施されています。

地域の歴史を辿る事ができる、こうした施設を楽しんで行きたいと思います。
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狭山福池オアシス公園

2016年02月15日 | 日記
狭山池の下(北側)にある狭山副池に沿って整備された公園です。
元々、自生していた植物が残されています。
池の西側です。
ボランティアの方々による手入れも入っています。

向こうに見えるのが副池です。

ここで見られた小鳥たちです。
シジュウカラです。

結構、何羽か見られました。

アオジです。

写している時は分かりませんでした。

こちらはジョウビタキです。

池の東側にも、一部遊歩道があります。
そこからの風景です。
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