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国家統治と国力維持の基本ルール ⑤

2022年05月25日 | 政治・経済
(“悪魔の誘惑”が入った耳に優しい言葉には気をつけよ)
耳に優しい言葉には気をつけてください。“悪魔の誘惑”があります。それは、政府が、“次の選挙に有利”だと思って言っているだけの可能性もあるのです。

国全体が沈まないようにしなければならないので、どうか、こうしたことには騙されず、「かっちりと仕事をしていく者が、最後には勝つ」ということを知っておいてほしいのです。

特に、技術力や人材力等の劣る会社においては、やはり、少しでも勤勉に、真面目に、良心的な仕事を積み重ねて、信用を増やし、そして、借金を減らしていくべきでしょう。

基本的には、借金を減らし、収入を増やす努力をしていくことです。例えば、営業ならば、訪問回数を増やしていく。製造関係ならば、毎日毎日、改良を加えていく。そして、サービスの悪いところは、お客様の声に耳を傾けて改良していく。こういうことをしていかないかぎり、未来はありえないと思ってください。

日銀がいくら金融緩和をして、お金を“ドバドバ”出してくれたところで、使いようがないのです。そのお金を有効に使えるものがあればよいのですけれども、やはり、それだけではいけないのです。

政府が考えているのは、「休みを増やすことによって、レジャーでお金を落としてもらうこと」、「タンス預金を引きずり出すこと」、また、「マフィアも一緒に呼び集めることになってしまうかもしれないが、カジノの類(たぐい)をつくり、外国の遊び人を集めて金を使わせること」、そんなことばかりを考えているのです。

そうではなく、きちんとした仕事をするべきでしょう。特に、目に見えるものをつくったり、サービスをつくったりして、しっかりとしたものを創造し、収入をあげることが極めて大事です。

今は、仮想通貨等、架空のものを操作するだけで儲かるような時代にもなっています。あるいは、コンピュータを上手に使えるような人たちが、人を騙してでも収入をあげる方法を、いろいろとつくれる時代にもなってきています。

そうであったとしても、「今までなかったものを実際につくり出すことによって、付加価値を生み出し、それが収入につながり、発展につながり、自分たちの生活につながる」という考え方を、どうか忘れないでください。ですから、もう一度、そうした健全なものの考え方をするようにしていただきたいと思っています。 ―この章は終わりです―

---owari---
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