思っても、実現しないことが多い、とか、
願っても、失敗して傷ついた、とか、
様々な挫折(ざせつ)体験をして、
思いの継続を忘れていく人は少なくない。
いや、百人のうち、九十九人までがそうかもしれない。
希(ねが)ったことが叶(かな)わないので、
信仰心を放棄(ほうき)する人もいる。
まことに残念である。
そういう人たちは、
いったんは、門の前まで来たのだ。
しかし、門をくぐることができないで、
引き返していったのだ。
これを退転(たいてん)という。
青年の日に、失敗や挫折が多いのは、
単に知らないことだらけだからだ。
知識と経験が不足しているためだ。
願望実現の法則や、
信仰が間違っているからではない。
何事も、三日坊主では成し遂げることができない。
心で深く思ったことを実現するためには、
勉強でも、運動でも、仕事でも、
静かなる持続が必要なのだ。
まずは三年。
つぎに十年。
そして、二十年、三十年と励み続けよ。
あなたは、理想の大地を踏みしめているだろう。
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます