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政治、経済、戦争の正邪を分けるために(前編)

2021年10月23日 | 政治・経済
(コロナ感染の今後の広がりをどう見るか)
「民主主義 対 専制国家」という言い方だけでは、おそらく、世界はまだ二分化していくだけで分からないと思います。ですから、トランプさんのとき以上の分断化が、今、進んでいるように見えてしかたがありません。

“バイデン兵法の弱点”はロシアと中国をまとめて敵に回してしまったところなのです。これは要するに、冷戦時代に戻っているのです。彼の頭のなかには「冷戦時代・東西冷戦の頭」が残っていると思うのです。ですから、「NATO(北大西洋条約機構)でロシアに対応する。あとは太平洋艦隊で今度は中国のほうを牽制(けんせい)する」というかたちなのだろうけれども、あまり賢い戦い方だとは思いません。

特に、今回のウィルスが、また「アジア人差別になる」という理由により、「中国発である」ということを、バイデンさんのほうは一生懸命“揉(も)み消し”に入っていますので、これは“敵に塩を送る”行為にも等しいとは思っているのです。原因を究明しないで済ますということで、結果だけをメンテナンスするようなことをやっていますので、「最終的には、この“弱さ”では無理かな」とは思っています。

今、感染者の数が幾(いく)らまで行ったかは知らないけれども、ちょっと前のもので、「アメリカ人でコロナウィルスに罹(かか)ったのは四千百万人」と出ていましたので、もうほぼ完全にアメリカ人の一割は行っています。一割まで行ったら、あとは、もっと広がるのも、もう簡単に広がります。

インドもものすごく広がってきています。先般は、「一日に二十万人以上、感染している」と言っていました。

少し前の記事でも、「世界で感染者数は毎日七十六万人以上増えている」と言っていました。この率で増えたらどうなるかということですけれども、今、世界で感染者は二億人を超えていると思いますが、五億人や十億人に行くのはもう時間の問題と見てよいと思います。

これはもう“世界レベルでの戦争状態”に実はなっているので、これに対して後手後手(ごてごて)で対応していてはいけないのではないかなと思います。

---owari---
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