通勤電車で周りをそれとなく見回したら、もう冬のコートが見れず、ほとんどが背広姿。時々薄物のコートを見かけるだけ。かく言う私は冬のジャケットにさすがダウンは止めたが厚めのナイロンコート。おまけにカーデガンも羽織っていた。満員電車で汗のかきっぱなし。そろそろ冬のジャケットにさよならを言わなくてはと思わされた。もう一月もすると汗ばむほどの季節になるのに少しだけ冬の中に留まりたいと思った。
今朝は、灯台を遠くに見ながら紅茶を楽しんだ。この表現から素敵な場所を想像されるだろう。それは全く間違いでないが、そんな優雅な風景がある場所では無い。コーヒーは家ではあまり飲まない。時間があれば紅茶に砂糖を多めに入れて牛乳を加えて楽しんでいる。それにクッキーやラスクがあれば幸せを感じる。カステラがあればなおさらうれしい・・・。
桜の開花が4月1日くらいにになるらしい。今年は少し遅めかもしっかり寒かったのできれいな花になるかも。桜の季節はすぐ目の前だ。ここのところ忙しいことが続いている。少し落着いて花見ができればいいのに。この季節気づいたら花見が終わっていることが多い。
青い空には赤い花が映える。もうそろそろ冬も終わりに近づいた。やっと寒さから解放される。あれこれ考えているうちに桜の季節がやってくる。今日吉野の桜の話題が出た。一度は行きたいと思いながらまだ果たせない。この思いはいつか花咲くのだろうか・・・。
近くの植物園に出かけた。まだ春に遠い気がするが、植物の世界ではもう目の前に「春」が来ている。花たちが春を引っ張って冬を押しやる。一斉に花が咲き始める。春は変化の時期でもある。身の回りが変わり、世の様相が変わる。たくさんの花を見れ、触れることができた。小さな幸せに感謝したい。
やはりまんじゅうがあんぱんより先に出来たのだろう。その後パン生地にあんを入れたに違いない。パンにあんを入れる和漢洋才なる発想がおもしろい。キムラ屋があんぱんの元祖らしい。最近はフランスパンの生地にあんを入れたフランスあんぱんも売られている。何か甘いものがほしい時つい手が出るあんぱん。何だか憎めない存在。あんぱん。
冬の寒さにへきへきしていても時々訪れる春の兆しに心が和むことがある。新神戸が見える場所に来た。写真を撮ろうと思って来た訳でないが、自然にカバンからカメラを取り出していた。この風景が私を撮ってくれと微笑みかけてきたからに違いないと。後で思った。
今年の冬はことのほか寒かった。ダウンのコートのお世話になった。安物のコートなので黒いジャケットに白い羽根がついてしまい。時々ブラシをお持ちしましょうかと声がかかる。早く寒さが遠くに行って上着だけの季節になればと勝手に考えてしまう。時間があったのでスタバでコーヒーを飲み、外に出ると花が咲いていた。
