京都のお寺など紅葉を誇る場所は多い。私のお勧めの場所は奈良の當麻寺(たいまでら)。當麻寺は東西にある三重塔で知られている。静かな山間にあり、風景の中に静かに建っているがその荘厳さに圧倒される。そこの紅葉はまさに息をのむ美しさ・・・。続く
神戸の須磨は海辺の景勝地。須磨離宮も海を背景に美しさを誇っている。今日は地下鉄総合運動公園で下車。奥須磨公園、横尾山を目指し、紅葉と一言で表現できない世界を堪能した。紅葉やプラタナスやハゼ科の植物がこれでもかと色を染めて待っていた。ただ人が愛でる紅葉も赤くなりやがて散っていく悲しさを持っている。
今年は釣り始め元年。好きな海を眺めてゆったりとした時間を過ごしたいとの思いで釣りを始めた。この目論見は見事に外れ、海を眺めるなどの余裕がないことが分かった。何度か行くうちに釣りの面白さに嵌り楽しみとなった。まだ自分のスタイルは決まっていないが山とも共通なところがあり楽しんでいる。
この時期の風物詩になった感がある。ボージョレ・ヌーヴォーの季節がやってきた。確かにこの季節の新酒はフルーティで飲みやすい。私もここ数年あやかっている。考えてみると日本の葡萄酒も新酒の季節でもある。わざわざフランスのワインを飲まなくても美味しいワインはたくさんある。まずは「乾杯」といこう・・・。
賀川豊彦の孫にあたる賀川督明さんがこの9月に逝去された。昨日、神戸の賀川記念館礼拝堂で記念会が行われた。200名近い出席があり遠くは東京、九州の宮崎からも駆けつけた。私は、趣味のカメラについて何度か話した。「フイルムカメラを上げますよ」と言われたがまだ手元にない。今さら「あの約束は・・・・」とも言えない。督明さんの神戸とのかかわりはほぼ10年と短い。その間の働きは大きい。出席者一人一人にその思いが伝わった心に残る記念会であった。
宮島航路や昔あった宇高連絡船には乗船したが、今日の写真の様な船は縁がない。もっとも一泊二日といったコースもお手軽に用意されているが乗ったらすぐ降りるのは忙し過ぎる。少なくともひと月は乗ってみたい。それもバルコニーは要らないがせめて窓はほしい。時々家から大きな船が通るのを見える。願っていれば叶えられると信じていよう・・・。