【 枕大刀( まくらたし ) 腰に取り佩( は )き まかなしき 背( せ )ろがまき来( こ )む 月( つく )の知らなく 】 大伴部真足女 ょる ねむるときも
はなさなぃ かたな   . . . 本文を読む
【 朝( あさ )な朝( さ )な 上がるひばりに なりてしか 都に行( ゆ )きて はや帰り来( こ )む 】 安倍沙美麻呂 朝ごとに いっきに高く 舞い上がる ひばりになりたいょ
あなたのもとへ
すぐゆけるからね . . . 本文を読む
【 草枕( くさまくら ) 旅行( ゆ )く背( せ )なが 丸寝( まるね )せば 家( いは )なる我( われ )は 紐解( ひもと )かず寝( ね )む 】 鯨椅部刀自売 旅ゅかれます ぃとしぃぁなたさま 草枕して
ねられるのでしょぅ &n . . . 本文を読む
【 難波道( なにはぢ )を 行( ゆ )きて来( く )までと 我妹子( わぎもこ )が 付( つ )けし紐( ひも )が緒( を ) 絶えにけるかも 】 上毛野牛甘 難波道を 行って帰ってくるまではと いとしいあなたが つけてくれたひも ぼろぼろになったょ . . . 本文を読む
【 我( わ )が妹子( いもこ )が 偲( しぬ )ひにせよと 付けし紐 糸になるとも 我( わ )は解( と )かじとよ 】 朝倉益人 いとしいあなたが 私を想ってぃてねと 縫い付けてくれた ひも 糸になっても . . . 本文を読む
【 難波津( なにはつ )に み船下( ふねお )ろ据( す )ゑ 八十梶貫( やそかぬ )き 今は漕( こ )ぎぬと 妹( いも )に告( つ )げこそ 】 若舎人部広足 母なる海 難波津に 大船をおろし浮かべ 梶をいっぱいとおし . . . 本文を読む
【 筑波嶺( つくばね )の さ百合( ゆる )の花の 夜床( ゆとこ )にも かなしけ妹( いも )そ 昼もかなしけ 】 舎人部千文 筑波嶺の さ百合の 花のように 夜寝るときでも 昼もあなたがいとしいょ ぁんっ . . . 本文を読む
【 大君( おほきみ )の 命恐( みことかしこ )み 出( い )で来( く )れば 我( わぬ )取り付きて 言ひし児( こ )なはも 】 大君の おおせのまま でてきたとき 私にとりすがって
なきついたあなたょ
はぃ . . . 本文を読む
【 国々( くにぐに )の 社( やしろ )の神に 幣奉( ぬさまつ )り 我( あ )が恋( こひ )すなむ 妹( いも )がかなしさ 】 忍海部五百麻呂 諸国のお社 神々さま . . . 本文を読む
【 群玉( むらたま )の くるにくぎ刺( さ )し 固めとし 妹( いも )が心は 動( あよ )くなめかも 】 刑部志加麻呂 珠玉の心に くぎをさして しっかり かためたょ あな . . . 本文を読む
【 朝夕( あさよひ )に 音( ね )のみし泣けば 焼( や )き大刀( たち )の 利心( とごころ )も我( あれ )は 思ひかねつも 】 ぃとしぃぁなたさま ぉもぃ すき わぁぁぁんっ ぅぐっ なんども
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【 秋されば 霧( きり )立ち渡る 天の川 石並( いしな )み置かば 継( つ )ぎて見むかも 】
大伴家持 ぁしたは
立秋2012.8.7(火) 秋の風さま
ふかれ 霧につつまれた
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